《冥骸合竜－メメントラル・テクトリカ》遊戯王ＯＣＧカード考察　５０００打点の全体攻撃ができるメメントのエース！

今回紹介するのは８月２６日発売の

デッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズよりこのカードです。

 

 

カード説明

wiki

 

【メメントモリ】に属する地属性幻竜族のレベル１１特殊召喚モンスターです。

 

骨の体で出来上がった２足歩行のドラゴンです。

両腕が髑髏になっておりそこから光弾を発射しようとしています。

いかにもアンデットのような姿でありつつも体の各所に色とりどりな宝石が輝いており

グロテスクさと煌びやかさが両立している特異なモンスターです。

 

カード名は「ミクトランテクートリ」から来ているものと思われます。

血濡れの頭蓋骨の姿をしたアステカ神話における冥府の神であり

全滅した過去の人類の骨を所有していると言われています。

 

 

５種類のメメントをデッキに戻して特殊召喚

特殊召喚モンスターであり手札や墓地からメメントモンスター５種類を

１体ずつデッキやエクストラデッキに戻す事で手札や墓地から特殊召喚が可能です。

５体ではなく５種類なので基本的にはこのカードを除く５種類のメメント、

すなわちメメント・ゴブリン、メメント・メイス、メメント・エンウィッチ、

メメント・シーホース、メメント・ホーン・ドラゴンの５体をコストに特殊召喚する事になるでしょう。

５体もの墓地コストが必要ではあるもののの

メメント・シーホースは自身を含めて最大４種類の墓地肥やしが可能であり

メメント・ゴブリンも計３体の墓地肥やしができるので意外と条件は満たせます。

 

①の効果は自分の場に他のモンスターがいなければ

相手モンスター全てに１回ずつ攻撃できる全体攻撃効果です。

攻撃力５０００から繰り出される全体攻撃は強烈無比であり

戦闘破壊耐性が無ければ相手モンスターを一掃する事も十分狙えます。

ただモンスターにしか攻撃できないので相手の場にモンスターが少ない場合などは

この効果を無視してでも他のカードを展開して追い打ちをかけた方がいい場面もあります。

 

②の効果は１ターンに１度、相手がモンスター効果や魔法罠を発動した場合に

手札や墓地からメメント１体を特殊召喚できるというものです。

蘇生した場合①の効果が適用されなくなってしまうものの

各種メメントは自身を破壊して効果を発動できるのでそれほど問題にはならないでしょう。

相手ターンであれば特殊召喚時に効果を発動できるメメント・エンウィッチが有力な候補となります。

 

相手依存ながらも相手が何かしら効果を発動すればいいので発動条件は緩いのですが

発動タイミングは相手が効果を発動してその効果が適用された後になります。

つまり相手の効果でこのカードが除去されてしまった場合効果を発動できない点に注意が必要です。

相手もこのカードの除去を積極的に狙ってくると思うので

メメント・クレニアム・バーストなどの防御手段は欲しい所です。

 

 

【メメント】におけるエースカードであり本体の攻撃能力もさる事ながら

罠カードであるメメント・フラクチャー・ダンスやメメント・クレニアム・バーストは

このカードを場に出してはじめて真価を発揮できるようになります。

その為にいかに迅速に墓地を肥やしこのカードの特殊召喚に繋げるかというのが

【メメント】における目標であり課題の１つとなります。

その上で②の効果を使う場合にも蘇生するメメントが墓地に欲しいので

まさにどれだけ墓地を肥やせるかというのが大事になってくるでしょう。

 

また大型モンスターでありつつも耐性の類は存在していません。

幸い、メメント・クレニアム・バーストがあれば相手のモンスター効果を無効にできますし

メメント・ゴブリンで対象耐性を付与する事もできるので

これらを駆使してうまくこのカードを守っていきたい所です。