今回紹介するのは8月26日発売の
デッキビルドパック ヴァリアント・スマッシャーズよりこのカードです。
目次
カード説明
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/天使族/攻1200/守2100
【Pスケール:青3/赤3】
①:もう片方の自分のPゾーンに悪魔族モンスターカードが存在する限り、
自分のLPが回復する度に、このカードに響鳴カウンターを1つ置く。
②:1ターンに1度、相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
「ヴァルモニカ」Lモンスター1体のL召喚を行う。
【モンスター効果】
このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札に存在する場合、手札から他のカード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「悪魔の聲」1体を選び、このカードとそのカードを自分のPゾーンに置く。
②:このカードが召喚・特殊召喚したターンの自分メインフェイズに、
自分の墓地から「ヴァルモニカ」通常魔法・通常罠カード1枚を除外して発動できる。
その魔法・罠カード発動時のLPを回復する方の効果を適用する。
【ヴァルモニカ】に属する闇属性天使族のレベル4ペンデュラムモンスターです。
ひそひそと囁きかけるような仕草の淡い紫髪を持つ天使の少女です。
天使と悪魔の囁きにおける天使側をモチーフにしているモンスターですが
こちらの方が闇属性なので天使の囁きの方も少々不穏な可能性がありますね。
ライフを回復する度にカウンターが乗っていく
①:もう片方の自分のPゾーンに悪魔族モンスターカードが存在する限り、
自分のLPが回復する度に、このカードに響鳴カウンターを1つ置く。
ペンデュラム効果の①はもう片方のスケールに悪魔族がセッティングされている場合、
自分がライフを回復する度にカウンターを1つ置くというものです。
モンスター効果で悪魔の聲をデッキから引っ張りつつペンデュラムゾーンに置けるので
条件を満たす事自体は難しくありません。
このカウンターが【ヴァルモニカ】における核となる存在であり
3つカウンターを溜める事がヴァルモニカの異神-ジュラルメをリンク召喚する条件となります。
「ヴァルモニカ」Lモンスター1体のL召喚を行う。
②の効果は1ターンに1度、相手が攻撃宣言した時に
ヴァルモニカリンクのリンク召喚を行えるというものです。
ヴァルモニカの異神-ジュラルメはリンク召喚時に相手モンスターを破壊できるので
攻撃してきたモンスターの返り討ちを狙う事が可能です。
ただリンク召喚にはカウンターが3つ揃っている事が条件であり
分かっている相手は3つ揃っている時に迂闊に攻撃してきてはこないでしょう。
その為に攻撃の抑制の意味合いが強い効果となっています。
①:このカードが手札に存在する場合、手札から他のカード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「悪魔の聲」1体を選び、このカードとそのカードを自分のPゾーンに置く。
モンスター効果の①は1ターンに1度、
他のカード1枚と共に自身を手札から捨てる事で
デッキの悪魔の聲と自身を自分のペンデュラムゾーンに置くというものです。
手札コストこそ必要ですがこの効果により一気にスケールのセッティングが可能であり
悪魔の聲と合わせて①のペンデュラム効果の発動条件を満たせます。
②:このカードが召喚・特殊召喚したターンの自分メインフェイズに、
自分の墓地から「ヴァルモニカ」通常魔法・通常罠カード1枚を除外して発動できる。
その魔法・罠カード発動時のLPを回復する方の効果を適用する。
②の効果は召喚や特殊召喚したターンのメインフェイズに1度、
墓地からヴァルモニカ通常魔法や通常罠を除外する事で
その通常魔法や通常罠のライフポイントを回復する方の効果をコピーして適用できます。
例えば律導のヴァルモニカを除外すれば魔法罠の除去が、
ヴァルモニカ・イントナーレを除外すれば墓地のモンスターの蘇生が可能です。
ライフ回復も同時に行えるので
Pゾーンにもう1枚の天使の聲があればそちらのカウンターを溜める意味にも繋がります。
悪魔の聲と合わせてこのテーマの核となる存在であり
まず悪魔の聲と合わせてペンデュラムゾーンにセットするのが
【ヴァルモニカ】における基本となります。
カウンターを溜めるには悪魔族と一緒にスケールをセッティングする必要がありますが
その悪魔族は悪魔の聲に限定されているわけではありません。
例えば覇王門無限と一緒にスケールをセッティングする事で
より高レベルのペンデュラム召喚に対応しつつ
ライフ回復をトリガーにカウンターを溜めていく事も可能です。
【アロマ】のようなライフ回復を積極的に行うようなデッキに
このカードをフィールド魔法である天魔の聲選器-『ヴァルモニカ』や
悪魔族ペンデュラムと一緒に出張させてみるのも1つの手です。
天使と悪魔の囁きは様々なアニメや漫画で見られる手法ですが
天使の方も何かエグい提案をしているというケースも割とあります。
このカードの場合はどうなんでしょうね。