マスターデュエルにおいて8月10日に
新パックである「レイジ・オブ・カオス」が登場しました。
今回紹介するのはそちらに収録されたOCG未実装のこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
炎属性/サイバース族/攻1500/LINK-2
【リンクマーカー:右上/右】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
効果モンスター2体
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードのリンク先のモンスターが効果を発動した時、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が0になり、効果は無効化される。
②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
炎属性サイバース族のLINK-2リンクモンスターです。
トロフィー型の剣とホイール型の盾を構えた金髪の女剣士です。
レーシングスーツにローラーを取り付けたような独特なスーツが特徴的です。
「ピット」とは穴や窪みの事でありレーシング用語としては
サーキットにおける車両の整備を行う場所です。
レーシングチームの前線基地としての役割も担っており
このカードはそのピットを守る騎士なのかもしれません。
リンク先が効果を発動すれば相手モンスターを無力化
効果モンスター2体
リンク素材には効果モンスター2体を指定しています。
緩い素材指定でありトークンを使う場合でも
リンク・スパイダーなどを経由すれば問題ありません。
リンクマーカーは右上と右にあります。
①の効果にリンクマーカーが関係しており
相手モンスターをトリガーとする場合にはEXモンスターゾーンに、
自分モンスターをトリガーにする場合にはメインモンスターゾーンに出したい所です。
①:このカードのリンク先のモンスターが効果を発動した時、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が0になり、効果は無効化される。
①の効果は1ターンに1度、リンク先のモンスターが効果を発動した時に
相手の場の効果モンスター1体を選択、
その相手モンスターを1ターンの間攻撃力0、効果無効にするというものです。
もし自身の真正面の相手モンスターが効果を発動した場合、
それを無効にできる妨害効果として発動します。
メインモンスターゾーンに出している場合、
自身の右隣りのモンスターの効果をトリガーに発動する事になります。
相手の攻撃力を0にできるので戦闘補助にできます。
②:このカードが戦闘・効果で破壊され墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、戦闘破壊や効果破壊されたターンのエンドフェイズに
自身を墓地から特殊召喚できる自己蘇生効果です。
蘇生されるのがそのターンのエンドフェイズとやや遅いですが
その分1ターンに何度も破壊するというのが難しく場に居座りやすくなっています。
自己蘇生した場合、必然的にメインモンスターゾーンに移動する事になるので
①の効果は自分モンスターをトリガーにして発動する事になります。
汎用のLINK-2の中でも連続リンクに繋げるのではなく
そのまま場に居座る事に意義のあるカードとなっています。
エクストラモンスターゾーンで妨害手段として使う場合、
このカードの真正面に相手モンスターがいないといけませんが
相手が2列目や4列目にフリーチェーン効果持ちのモンスターを出した場合に
その真正面に後出しで出す、みたいな状況を狙える場面はあるでしょう。
とはいえ上記はあくまで狙えたらという形で
メインの使い方はこのカードの右側にモンスターを置いて
そちらをトリガーに相手を無力化する形になるでしょうか。
特にフリーチェーンで効果を発動出来るモンスターを右側に置く事で
妨害手段として積極的に使っていけます。
ちなみに同じく汎用のLINK-2に
真ん中と右端のモンスターを奪える転晶のコーディネラルがおり
組み合わせると左端以外のモンスターに対して何かしら干渉できます。
使われる側で意識するのであれば
フリーチェーン効果持ちは2列目や4列目を避けて
それ以外は逆に2列目や4列目に置くのがいいでしょう。
マスターデュエルでのレアリティがNなのでとっても入手しやすいです。
割と使いどころのあるカードなので
とりあえず生成しておいて損はないと思います。