マスターデュエルにおいて8月10日に
新パックである「レイジ・オブ・カオス」が登場しました。
今回紹介するのはそちらに収録されたOCG未実装のこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
その後、そのカードの同名カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。
汎用の通常魔法です。
メイド服を着たツインテールの少女が何かしらのカタログを確認しています。
横にはゴスロリ風の服がかけられており隣には同じくゴスロリ風のタコのぬいぐるみがあります。
またこの少女のメイド服、全体的に貝やヒトデといった水棲生物の要素が色濃くあり
海外のカード名を考えるとマーメイドのメイドという事なのでしょう。
海外でのカード名は「Made to Order Mermaid Outfit Outfitter
(メイド・トゥ・オーダー・マーメイド・アウトフィット・アウトフィッター)」
メイド・トゥ・オーダーは受注生産、マーメイドは人魚、
メイド・アウトフィットはメイド服、アウトフィッターは洋服店を指す言葉です。
様々な韻を踏んだ独特なカード名であり訳するなら
「メイド服の人魚が営むオーダーメイドの洋服屋」といった感じでしょうか。
日本語のカード名が「かなり魅湧な受注水産」とこれまた独特な翻訳がなされています。
「魅惑な受注生産」に水の要素を足して人魚を表しています。
相手の墓地のカードを除外して同じカードをサーチ
①:相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
その後、そのカードの同名カード1枚をデッキから手札に加える事ができる。
その効果は1ターンに1度、相手の墓地のカード1枚を除外して
その同名カードをデッキから手札に加えるサーチ効果です。
上手くいけば相手の墓地アドバンテージを奪いつつサーチが行えますが
実際にそれが上手くいくのはミラーマッチの時くらいでしょう。
その為基本的には汎用性の高いカードのサーチ手段として活用する事になります。
「増殖するG」「灰流うらら」「墓穴の指名者」などはマスターデュエルでも採用率がとても高く
このカードでサーチする有力な候補となります。
制限カードですが「ハーピィの羽根帚」あたりも墓地に落ちてたら狙い目となるでしょう。
それ以外にも採用率の高い汎用性の高いカードは大体が狙い目であり
それらのカードを多く採用しているほどこのカードの発動も狙いやすくなります。
そこから考えると
「必要な専用パーツが少なく汎用的なカードを大量に積めるデッキ」
に向いたカードといった感じです。召喚獣などが代表例でしょう。
またデッキにサーチ先となるカードが多いほど使いやすくなるカードでもあるので
デッキ枚数を増やして汎用カードの種類を増やす形でも使い勝手をあげる事が可能です。
ただどちらにせよ相手がそのカードを墓地に落としてくれないと発動できません。
デュエルが長引くほど墓地に落ちるカードの数も多くなるので
ある程度長期戦を想定したデッキの方がより腐らせずに運用できるでしょう。
ちなみにサーチ効果が発動できない状態でも
墓地のカードを除外する事は可能です。
いざという時は墓地メタとして活用するのも1つの手です。