今回紹介するのは8月11日発売の轟炎のフェニックスよりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/光属性/爬虫類族/攻2500/守1500
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、
その攻撃力をターン終了時まで、
[自分フィールドの表側表示モンスター(光属性)]の数×600ダウンする。
自分フィールドの表側表示モンスターが3体の場合、さらに自分は1枚ドローする。
光属性爬虫類族のレベル7モンスターです。
淡い青髪をたなびかせる下半身が蛇となっている和風のお姫様です。
モチーフは紀州道成寺にまつわる伝、「安珍・清姫伝説」からでしょう。
大変な美形である安珍という僧に清姫が恋をして夜這いをかけるのですが
安珍はそれを断り、必ず帰りに立ち寄ると嘘をついてそのまま去ってしまいます。
清姫はそれを怒り逃げる安珍を蛇の体となりながらも追い続け最終的に焼き殺し
その後清姫本人も入水自殺を果たします。
まさに「あなたを殺して私も死ぬ」を体現したようなお姫様です。
自分の光属性の数に応じて相手モンスター弱体化
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、
その攻撃力をターン終了時まで、
[自分フィールドの表側表示モンスター(光属性)]の数×600ダウンする。
その効果は1ターンに1度、デッキトップのカードを墓地へ送る事で
相手の表側モンスターの攻撃力を1ターンの間、
自分の場の表側モンスターの数×600だけダウンさせる弱体化効果です。
このカード自身も光属性であり単体でも攻撃力600ダウンと
元々の攻撃力2500と合わせて3100打点まで戦闘破壊が可能となります。
これは大抵のフュージョンモンスターを戦闘破壊できる数値であり
上級モンスター単体でこなせる仕事としては充分に優秀です。
さらにもう2体、自分の場に光属性を2体用意する事が出来れば1800ダウンと
4300打点まで戦闘破壊圏内に入ります。
ここまでくればマキシマムモンスターの戦闘破壊も狙っていけます。
更に自分の場に表側モンスターが3体いる状態で発動していれば1枚のドローが可能です。
弱体化効果だけでも十二分に優秀な中で更にアドバンテージ面も確保する事ができます。
単体でも3100打点、光属性を並べれば4300打点に1枚ドロー、
さらにおまけで墓地肥やしのおまけもついたとってもハイスペックなカードです。
最上級モンスターの中でも頭1つ抜けた性能をしており
光属性爬虫類族メインのデッキは勿論の事、
光属性を中心とする様々なデッキで採用出来るポテンシャルを秘めています。
単体でも優秀ですが最大限に活かすのであれば
やはり場に光属性を3体並べた上で効果を発動できるのが理想的です。
光属性を中心にしつつこのカードを出した後もモンスターを展開できるように
アドバンテージ面を重視したデッキ構築をしたい所です。
一緒に収録される秘密捜査官ミスマッチは光属性かつこのカードを墓地から蘇生できるので
特に相性がよくオススメです。
儚げな表情をしたお姫様ですが
元ネタを考えると内心かなりヤバいお人かもしれません。
光属性爬虫類族って平森みつ子が使うカードグループですしね。