今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
目次
カード説明
チューナー・効果モンスター
星3/地属性/魔法使い族/攻 0/守2100
①:このカードをドローした時、このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを特殊召喚する。
②:自分・相手のバトルフェイズ開始時に発動する。
自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合、このカードの攻撃力は
ターン終了時まで、その差の数×300アップする。
③:このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードをデッキの一番上に戻す。
wiki
地属性魔法使い族のレベル3チューナーです。
青い禍々しいオーラを全身から発している花嫁人形です。
すぐそばには寝ているである人形の持ち主が存在しており
いかにもこれから寝こみを襲いますと言わんばかりです。
相手よりデッキが多ければ多いほどパワーアップ
このカードを特殊召喚する。
①の効果はこのカードをドローした時に
それを相手に見せる事で特殊召喚できる自己展開効果です。
確実に発動をするのであればこのカードをデッキトップに移動させた上で
ドローするという形になるでしょう。
③の効果で自分でデッキトップに移動する事が可能なので
このカードを墓地へ送る手段があればそれが間接的にデッキトップに移動させる手段となります。
八汰烏の骸など相手ターンにドローする効果があれば相手ターンでの特殊召喚も狙えます。
自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合、このカードの攻撃力は
ターン終了時まで、その差の数×300アップする。
②の効果はお互いのバトルフェイズ開始時に
「自分のデッキ枚数>相手のデッキ枚数」であれば
1ターンの間、その差×300だけアップさせる自己強化効果です。
強化の割合はかなり高く例えばこちらの方がデッキ枚数が20多ければ
攻撃力はなんと6000にも到達します。
このカードをデッキの一番上に戻す。
③の効果は墓地へ送られたターンのエンドフェイズに
自身をデッキトップに戻すというものです。
強制効果であり捨てても捨てても戻ってくる呪いの人形という事なのでしょう。
そのままドローできれば①の効果による特殊召喚が狙えますし
デッキ枚数を減らさずに攻撃力を維持する役割も果たします。
上記の通り相手よりもデッキ枚数が多ければ多いほど強烈な攻撃力を確保可能であり
単純に60枚デッキで40枚デッキを相手にするだけでも高い攻撃力を確保しやすく
隣の芝刈りに続くデッキ枚数を意図的に増やす大きな意味となります。
それ以外にも能動的に相手のデッキを減らす事でも攻撃力を高める事が可能であり
デッキ破壊戦術ともシナジーがあります。
デッキ枚数に30枚ほどの差をつける事が出来れば
1ターンキルも充分に視野に入ってくるでしょう。
ただしそれは逆に「自分からデッキ枚数を減らすと十全に効果を発揮できない」という事でもあります。
その為に墓地を積極的に肥やす戦術とは相性が悪く
墓地に依存しないデッキでこそ真価を発揮すると言えるでしょう。
それは同じくデッキ枚数が多いほど真価を発揮する隣の芝刈りと相性が悪い事を意味し
あちらとはトレードオフの関係となります。
逆に相手も墓地肥やしをすればするほどこのカードの攻撃力を高める結果となるので
お互いに墓地肥やしをする事が自分の首を絞める形となる面白いカードです。
攻撃力0、チューナー、相手ターンに手札から発動出来ると
手札誘発娘と共通点がいくつかあります。
こちらは守備力2100なので
もしかしたら新たなシリーズになるかもしれませんね。