今回紹介するのは7月22日発売の
AGE OF OVERLORD(エイジ・オブ・オーバーロード)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星12/地属性/機械族/攻4000/守4000
Sモンスターのチューナー+チューナー以外のSモンスター2体以上
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
①:自分・相手ターンに、
EXデッキから特殊召喚されたフィールドのモンスター1体を対象として発動できる
(この効果は1ターン中に、
このカードのS素材としたチューナー以外のSモンスターの数まで使用できる)。
そのモンスターを除外する。
②:1ターンに1度、モンスターが表側で除外された場合、その内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して自分フィールドに特殊召喚する。
リミッター開放レベルマックス!
レギュレーターオープン!ナビゲーション・オールクリアー!
次元を打ち破る無限の力!光を超え未来を切り拓け!
GO!デルタアクセル!カモン!TG グレイヴ・ブラスター!!
【テックジーナス】の新規となる地属性機械族のレベル12シンクロモンスターです。
オレンジ色のヒロイックなスマートボディを持つ人型ロボットです。
その名の通りに両手でグレイブを構えています。
OCGオリジナルのモンスターですが
明らかにデルタアクセルシンクロを意識したタイプのシンクロモンスターであり
OCGタイムズにおいてアンチノミー役の田中宏樹氏が専用の召喚口上を述べています。
グレイブとは槍の穂先を剣状にしたタイプの武器で日本で言えば薙刀が該当します。
ブラスターとはSF作品などに登場する熱線銃の事であり
TG ハルバード・キャノンやTG トライデント・ランチャーと合わせて
「槍系の武器+重火器系の武器」というネーミングになっています。
エクストラデッキのモンスターをフリーチェーンで除外
このカードはS召喚でしか特殊召喚できない。
シンクロ素材にはシンクロチューナーとチューナー以外のシンクロ2体を指定しています。
いわゆるデルタアクセルシンクロとなるシンクロ条件であり極めて重い素材指定ですが
一緒に収録されるTG オーバー・ドラグナーが豪快な蘇生効果を持っており
こちらやTG トライデント・ランチャーなどを活用する事で充分にシンクロ召喚が狙えます。
EXデッキから特殊召喚されたフィールドのモンスター1体を対象として発動できる
(この効果は1ターン中に、
このカードのS素材としたチューナー以外のSモンスターの数まで使用できる)。
そのモンスターを除外する。
①の効果はお互いのターンにエクストラデッキから特殊召喚されたモンスターを除外できるというものです。
このカードのシンクロ召喚に使ったチューナー以外のシンクロ素材の数まで使用可能であり
素材指定から最低でも1ターンに2回は効果を発動可能です。
除外できるのはエクストラデッキのモンスターに限定されるものの
1ターンに複数回発動出来るフリーチェーン除去として活用できます。
そのモンスターを召喚条件を無視して自分フィールドに特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、モンスターが表側で除外された場合に
その内1体を召喚条件無視で特殊召喚できるというものです。
①の効果で除外したモンスターをそのまま特殊召喚できるので
実質的なコントロール奪取としてに活用できます。
またTG スクリュー・サーペントのように墓地からして発動する効果を持つカードの場合、
それを再利用する手段としても活用できます。
召喚条件無視で特殊召喚できるので特殊召喚に指定があるようなモンスターも奪いやすいですが
蘇生制限を満たせていないモンスターは特殊召喚できない点には注意です。
例えば浮幽さくらで相手のエクストラデッキを除外して
それを特殊召喚するとかいった事はできません。
エクストラデッキに依存する相手であれば強力な妨害性能を持ち
攻撃力も4000あると重い素材指定に見合ったまさに切り札的な存在です。
ただ耐性の類はなく魔法罠の除去などに対しては簡単にやられてしまうので
TG-クローズなどこのカードを守る手段は別途欲しい所です。
①の効果は自分モンスターに除外する事も可能でありその場合②の効果に繋げられます。
相手の除去に対するリリース・エスケープやモンスターゾーンの移動、
TG スター・ガーディアンなどが持つ特殊召喚した場合の効果発動と様々な活用法があります。
自分と相手ターン合わせると最低でも4回は除外ができるので
自分のモンスターを除外する機会も多いでしょう。
このカードと同じ条件でTG ハルバード・キャノンが出せます。
あちらはエクストラデッキ以外のモンスターに対しても妨害として活用できるので
相手に合わせてどちらを出すか判断していきましょう。