遊戯王ゴーラッシュ67話の感想です。
前回の感想はこちらです。
目次
スタディ総帥・・・一体何者なんだ
ユウディアス達はエポックを連れてカードショップに来ていました。
どうやらエポックにデッキを作ってあげている所のようです。
口では興味ないわボケと相変わらず辛辣なもののカードを見て目を輝かせているエポック、
着実にデュエルの沼へとはまりはじめている様子です。
初心者にはどのカードがいいのか議論している所にユウディアスが一言、
「一目でピキーンとくるカードを選んだ方がいい」とのアドバイス。
その方が愛着も沸くとの事である種のカード選びの真理と言えるでしょう。
さてそんな中であるデュエリストの話題が上ります。
その名はNEO MIKスタディ総帥。
子供や老人、体調の悪いデュエリストばかりを選んで勝負を申し込んでは
ポイントを荒稼ぎしつつ、更に負けた相手を強制的にNEO MIKの隊員にして
自分を崇めさせているというはた迷惑な存在です。
勿論その正体は蒼月マナブ、彼の暴走にいい加減勘弁してほしいとニャンデスターも呆れてます。
なおミューダも何か巻き込まれてこの茶番に付き合わされています。
まあこんな感じで仮面をつけてても明らかに正体がバレバレなのですが
気付いているのは遊歩ぐらいで他の皆は「スタディ総帥・・・一体何者なのだ」って感じで
その正体にまったく気付いていません。これは結局マナブが仮面取るまで続いて
遊歩が「いや何で気付かないんだよ!」と終始ツッコミを続けます。
そんな中、エポックのカードが風に飛ばされてしまいます。
それを追いかけて路地裏までやってきたエポックにマナブが襲い掛かります。
が、エポックが悲鳴、それもかなりガチな奴をあげて皆が無事かけつけます。
悪行を働くマナブに対して誰がデュエルをするかもめていた所で
謎の虚無僧が現れます。その虚無僧が笠を取るとそこにいるのはなんとマグロ、
彼は蒼月流の跡取り蒼月マグトと名乗ります。
蒼月流の跡取りと聞くとさすがに本来跡取りであったマナブも黙ってはいられません。
マグトは本来の跡取りであったマナブが家を飛び出してしまった後、
その代わりとしてセリに出されていたところを迎え入れられた様子です。
跡取りの代わりを探すのは分かりますがそこでマグロを選ぶあたり
蒼月流の現当主は相当にアバンギャルドな発想の持ち主のようです。
魚類の癖に跡取りだと、と馬鹿にするマナブですが
マグトはじゃあ貴様は霊長類の癖に何故弱い者いじめをしているのかと返します。
ならばスタディ総帥の力を見せてやるとこうして2人のラッシュデュエルが開始されました。
デュエルが開始されるという事でミスMIKのランランはしっかりとカメラを回しています。
対マキシマムの戦術
先行はマグト、ドロー。
波導刀五虎タイと波導刀吉光クリザメを召喚、
まあ見た目通りといいますか魚族デッキの使い手のようです。
マグトはこのモンスター達を蒼月流の技を身に着けた武士たちと称しています。
そして2体リリースで波導刀鬼丸クニツナをアドバンス召喚、
ターンエンドです。
マナブのターン、ドロー。
ケミストニャードローと思わず口にしてしまったせいでバレかけています。
いやそもそもバレてないのがおかしいのですが。
いきなりヴォルカライズ・フェニックスをマキシマム召喚です。
なおランランの説明によると
マキシマムの素材となった人達は無事カードから元に戻ったそうですが
マキシマムカード自体が消滅したわけではなくその後も普通に存在しているようです。
それはそれとしてマナブのカードであるヴォルカライズ・フェニックスを使っているわけですが
これでもまだスタディ総帥の正体に皆気付いていません。これには遊歩も呆れ気味です。
まあそれはそれとしてヴォルカライズ・フェニックスの効果で1000ダメージを与えた後に
魔法「ケミカライズ・セントリフュージ」を発動してカードを墓地に送りつつドローします。
そしてヴォルカライズ・フェニックスの2つ目の効果で
墓地の電導精ボルトをデッキに戻してクニツナを破壊しようとしますが
クニツナは永続効果で破壊されません。
ですが畳みかけるように魔法「ケミカライズ・デビルバースト」を発動、
500ダメージを与えつつクニツナの攻撃力を1500下げます。
このまま攻撃が通ればマグトのライフが0になりますが
マグトは罠「波導活魚剣(はどうかつぎょけん)」を発動、
相手に500ダメージを与えつつ戦闘ダメージを受けなくします。
それでもマナブはモンスターを破壊する為にヴォルカライズ・フェニックスで攻撃、
「だが切れ味は受けてもらう」の逆ですね。
戦闘破壊そのものは無事行いつつマナブはターンエンドです。
マグトのターン、ドロー。
魔法「サルベージ」によって水属性2体を墓地から回収しつつモンスター3体を召喚、
そして2体リリースで波導砲ビッグ・マグロムをアドバンス召喚した後に
魔法「フュージョン」を発動、ビッグ・マグロムと波導刀タネガシマグロを素材に
暗黒波導砲(ダークハイドロキャノン)ニュートロン・マグロムをフュージョン召喚します。
その効果は相手マキシマムモンスターの効果を無効にしつつ
自分の場にモンスターが1体しかいない場合直接攻撃できるというものです。
更にフィールド魔法「荒波」を発動、
これはモンスターが1体しかいない場合魚族以外はモンスターに攻撃できなくなるというものです。
つまりマナブはマキシマムモンスターを出している限りモンスターに攻撃できません。
そしてニュートロン・マグナムで直接攻撃をしかけてマナブのライフを残り600にまで削ります。
NEO MIKなど初戦は荒波に飲まれた小魚と同じといいマグトはこれでターンエンド。
伝統の力と新しい力と
追い詰められたマナブ。
そんなに本当の力が見たいんだなと仮面を取り正体を晒します。
マナブのターン、ドロー。
魔法「ケミカライズ・インパクト」によってヴォルカライズ・フェニックスの攻撃力を2000上げて
続けて魔法「ブルー・バーニング」によってお互いのモンスターの数×700攻撃力を下げます。
何故攻撃力を下げるのか疑問に思うエポック。
それに対してユウディアスは見ていれば分かるとデュエルの様子を見守ります。
更に装備魔法「ケミカライズ・トロポスレイピア」をヴォルカライズ・フェニックスに装備、
これは装備モンスターの攻撃力を1000下げる代わりに
マキシマムモンスターであれば直接攻撃が可能になるというもの。
フィールド魔法「荒波」はあくまでモンスターに攻撃できなくなるというロックをかけるカードであり
直接攻撃そのものは無効にしません。
これによりヴォルカライズ・フェニックスで直接攻撃をしかけて
マグトのライフは0となりました。マナブの勝利です。
なおライフが0になった際にマグトが体が飛び出してマグロとしての姿をさらしています。
え?その体って結局どう動かしてたの?
デュエルで負けて潔く見事であったとマナブを称賛するマグト。
ですがそんなマナブが何故あんな邪悪な事をしていたのかと問いただします。
それに対するマナブの答えは「誰かに叱ってもらいたかったから」というもの。
自暴自棄になっており喝を入れてもらいたかったと。
この言葉にニャンデスターは相棒として真意に気付かず少し落ち込んでいます。
そして素直にすみませんでしたと頭を下げるマナブ。
マグトは事情は分かったといいマキシマムという伝統を生かしつつ
そこに新しい力を取り入れたマナブを改めて称賛します。
そしてマナブはまだ道半ば、まだ家には帰らないという事を蒼月流に伝えるといい
そのまま立ち去りました。スタディ総帥関連の騒動はこれにて一件落着と言った感じですね。
まあ無理矢理付き合わされた人達は納得してない感じですが。
と言うわけで蒼月流対決でした。
マナブは所々暴走しがちなキャラクターですが
なんだかんだ根は真面目でも子供っぽい所もある感じなんでしょうね。
所で蒼月マグトのキャラ紹介が
戦国時代から続く由緒正しき武道の流派、蒼月家の跡取り。
魚市場で競りにかけられてたところを蒼月家に救われた。
なのですが・・・もしかしてマグト、宇宙人ですらない?
地球の魚って恐ろしいんですね。
次回予告 第68話『はじめてのラッシュデュエル』
というわけでエポックがはじめてラッシュデュエルをします。
その初戦の相手は遊飛の模様。
エポックのモンスターですがダイスを使用している描写があります。
ダイスに関連する効果を持ったモンスターなのでしょう。
というかよく見ると悪魔のサイコロのイラストに似ており
同時に天使のサイコロによく似たモンスターの姿もあります。
遊飛もコイントスをしている描写があるのでギャンブルデッキ対決になるのでしょうか。