今回紹介するのは6月24日発売のストラクチャーデッキ-王者の鼓動-よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名の①②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
「クリムゾン・ヘルガイア」を除く、「レッド・デーモンズ・ドラゴン」または
そのカード名が記されたカード1枚を自分のデッキ・墓地から手札に加える。
②:自分の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。
③:フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を特殊召喚する。
レッド・デーモンズ・ドラゴン用のサポートとなる永続魔法です。
レッド・デーモンズ・ドラゴンのシルエットが咆哮をあげ
周囲の岩盤が砕け炎が巻き上がっています。
ポーズや状況的には遊戯王ARC-Vの3期OPにおいて
レッド・デーモンズ・ドラゴン・スカーライトが咆哮を挙げてる場面に似ており
そちらを意識したイラストかもしれません。
カード名はクリムゾン・ヘルフレアを意識したものとなっています。
今回新たに登場したスカーレット・デーモンの攻撃名なのかもしれませんね。
我が魂が攻撃すれば相手モンスターを全て裏守備に
①:自分メインフェイズに発動できる。
「クリムゾン・ヘルガイア」を除く、「レッド・デーモンズ・ドラゴン」または
そのカード名が記されたカード1枚を自分のデッキ・墓地から手札に加える。
①の効果は1ターンに1度、
同名カード以外の効果テキストに「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の単語が記載されたカード、
もしくはレッド・デーモンズ・ドラゴン本体をデッキや手札から手札に加えられます。
同様のサーチ効果を持つヴィジョン・リゾネーターと違い墓地からも手札に加えられ
またモンスターもサーチ可能です。
展開の要となるソウル・リゾネーターや優秀な蘇生及び妨害効果を持つスカーレット・ゾーンなどが
手札に加える有力な候補となってくるでしょう。
②:自分の「レッド・デーモンズ・ドラゴン」の攻撃宣言時に発動できる。
相手フィールドのモンスターを全て裏側守備表示にする。
②の効果は1ターンに1度、レッド・デーモンズ・ドラゴンが攻撃宣言した時に
相手モンスターを全て裏側守備表示にしてしまうというものです。
レッド・デーモンズ・ドラゴンは守備表示モンスターを攻撃した際に
相手守備モンスターを全て破壊可能でありこの効果によって
相手モンスターの一掃が可能です。
対象を取らずに裏側にするというのもポイントで相手が破壊耐性を持っていても
それを無視して破壊してしまう事ができます。
③:フィールドのモンスターが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から「レッド・デーモンズ・ドラゴン」1体を特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、場のモンスターが戦闘破壊や効果破壊された場合に
墓地からレッド・デーモンズ・ドラゴン1体を蘇生できるというものです。
破壊されるのは自分モンスターと相手モンスターどちらでもよく
相手モンスターを破壊出来なければ自爆特攻を仕掛ける事でも蘇生に繋げられます。
そしてそのままレッド・デーモンズ・ドラゴンで攻撃を仕掛けて
②の効果に繋げるといった芸当が可能です。
加減しろ莫迦!ってぐらいに強烈なカードです。
まず①の効果の時点で毎ターン関連カードのサーチが出来るという優秀さで
これだけでも3枚積みする価値があるレベルです。
その上で②の効果によって素のレッド・デーモンズ・ドラゴンを強烈にサポートしており
あちらの守備表示に対する効果を最大限活かせるようになっています。
そのレッド・デーモンズ・ドラゴンも蘇生制限さえ満たせば
③の効果で簡単に蘇生できるので至れり尽くせりといっていいカードです。
当然ながら相手としては放置なんてしておけない可能な限り素早く除去したいカードですが
①の効果でサーチや墓地回収ができれば最低限の仕事は果たせるというのも大きいです。
それでいてヴィジョン・リゾネーターによってサーチもしやすいので
除去されても毎ターン発動するという事は充分に狙えるでしょう。
ヴィジョン・リゾネーターでサーチできる魔法罠としては
このカードが一気に最有力候補になりましたね。
そのヴィジョン・リゾネーターとはお互いをサーチし合えるので
あちらを別のデッキに出張させる手段としても使えます。