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《幻惑の眼(げんわくのまなこ)》遊戯王OCGカード考察 漫画でも初期の初期にあったカード、25年ぶりのOCG化

今回紹介するのは6月10日発売の

ANIMATION CHRONICLE 2023(アニメーションクロニクル2023)よりこのカードです。

 

カード説明

幻惑の眼(げんわくのまなこ)
速攻魔法
①:自分フィールドに幻想魔族か魔法使い族のモンスターが存在する場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このターン中、自分の幻想魔族・魔法使い族モンスターは戦闘では破壊されない。
●相手ターンに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。
●相手モンスターの攻撃宣言時に、
攻撃モンスター以外の相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。

wiki

 

幻想魔族及び魔法使い族用のサポートとなる速攻魔法です。

遊戯王デュエルモンスターズにおいてペガサス・J・クロフォードが使用し

その効果で闇遊戯のブラック・マジシャンを操りエルフの剣士に攻撃させました。

 

原作での王国編における初期の初期に登場したカードであり

「この眼に魅入られた者は1ターンのみ幻想師の虜となる」

というとってもあいまいなテキストの効果となっていましたが

OCG化に伴いしっかりとした効果が作られました。

 

千年アイテムの眼から波のようなものが漂っています。

催眠術的なものを意識したイラストなのでしょうね。

幻想魔族か魔法使い族がいる時に発動出来る3つの効果

①:自分フィールドに幻想魔族か魔法使い族のモンスターが存在する場合、
以下の効果から1つを選択して発動できる。

その効果は自分の場に幻想魔族か魔法使い族がいる場合に

3つある効果から1つを選択して発動します。

 

●このターン中、自分の幻想魔族・魔法使い族モンスターは戦闘では破壊されない。

1つ目の効果は発動したターンの間、

自分の幻想魔族、魔法使い族に戦闘破壊耐性を付与するというものです。

現状幻想魔族はいずれも実質的な戦闘破壊耐性を持っているので

もっぱら魔法使い族用の効果となるでしょう。

 

●相手ターンに、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

2つ目の効果は相手ターンに相手の表側モンスター1体のコントロールを

エンドフェイズまで奪うというものです。

ノーコストでコントロール奪取が行えるものの相手ターン限定であり

奪ったモンスターを相手に返したくないのであれば

星遺物からの目醒めで相手ターンにリンク素材にするといった手段などが必要になります。

 

●相手モンスターの攻撃宣言時に、
攻撃モンスター以外の相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
攻撃対象をそのモンスターに移し替えてダメージ計算を行う。

3つ目の効果は相手が攻撃宣言してきた時に

攻撃モンスター以外の表側モンスターに攻撃対象を差し替えるというものです。

攻撃誘導アーマーの2つ目の効果に近い効果ですが相手モンスターの攻撃時に限定され

攻撃対象を移し替えるのも相手モンスター限定となっています。

高い攻撃力を持つモンスターに対して発動できれば

相手に大ダメージを押し付ける事が狙えます。

 

 

どの効果も相手ターンに発動する事が前提といった感じの効果であり

半ば罠カードと同じような感覚で使っていく事になります。

特に狙い目となるのは2つ目のコントロール奪取であり

単体でも素材となる相手モンスターのコントロールを奪う事で展開の妨害となりますし

相手ターンに奪ったモンスターを何かしらの素材にできればよりお得です。

2つ目の効果を中心に活用しつつ大ダメージが狙えそうな状態であれば

3つ目の効果の発動も狙っていくといいでしょう。

 

 

原作漫画の登場から25年かけてのOCG化を果たしています。

これは現時点で最長記録です。

それにしてもこの時代のカードは本当にテキストがアドリブ感ありますね。

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