6月21日にVジャンプ8月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
①:以下の効果から1つを選択して発動できる
(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●EXデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記された融合素材モンスター1体をデッキから墓地へ送る。
このターン、自分はこの効果で墓地へ送ったモンスター及びその同名モンスターを特殊召喚できず、
そのモンスター効果を発動できない。
●自分の墓地のモンスターを融合素材として除外し、
機械族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚する。
闇属性機械族用の融合手段となる永続魔法です。
未来融合-フューチャー・フュージョンのイラストに描かれていた都市の空が暗くなり
赤紫色の放電が発生しています。
まさに未来融合-フューチャー・フュージョンとオーバーロード・フュージョンを
組み合わせたようなイラストですね。
「かつての環境トップデッキで活躍した2枚のキーカードが融合」と公式のうたい文句があり
いわゆる「未来オーバー」を1つのカードにまとめたような代物となっています。
墓地肥やしをしつつ闇属性機械族を墓地融合
(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
その効果は2つある効果を1ターンにそれぞれ1度ずつ発動できるというものです。
そのモンスターにカード名が記された融合素材モンスター1体をデッキから墓地へ送る。
このターン、自分はこの効果で墓地へ送ったモンスター及びその同名モンスターを特殊召喚できず、
そのモンスター効果を発動できない。
1つ目の効果はエクストラデッキから融合モンスターを見せて
そこにカード名の指定された融合モンスター1体をデッキから墓地へ送る墓地肥やし効果です。
丁度融合徴兵のサーチではなく墓地送り版といった感じの効果であり
あちらと同じように墓地へ送ったモンスターの特殊召喚や効果発動ができなくなっています。
機械族・闇属性の融合モンスター1体を融合召喚する。
2つ目の効果は墓地のモンスターを融合素材にして
闇属性機械族の融合モンスターを融合召喚するというものです。
オーバーロード・フュージョンによく似た効果ですが
こちらはフィールドのモンスターを素材にできない、
永続魔法故に発動前に除去をされる可能性があるといったデメリットこそあるものの、
場に残っていれば毎ターン発動が可能になっています。
未来融合-フューチャー・フュージョンとオーバーロード・フュージョンの2つを
マイルドな性能にしながらもミックスさせたような効果となっており
1体だけながらも融合素材を1体墓地へ送れるようになっています。
場のモンスターを融合素材にできない点を加味しても
デッキからモンスターを1体墓地へ送る事ができるようになっている点で
通常のオーバーロード・フュージョンよりも使い勝手では増しているといっていいでしょう。
基本的に1つ目の効果で融合素材を墓地へ送って
2つ目の効果で融合召喚をするという使い方になると思いますが
融合素材とまったく関係ないカードの墓地肥やしとして利用してもいいでしょう。
タイムラグを受け入れられるのであれば様々なカードの墓地肥やし手段として機能します。
どちらの効果も場に残っていれば毎ターン発動できるというのもポイントです。
相手としても場にこのカードが残っていると厄介なので
効果を使い終わった後にも相手に魔法罠除去を強要させやすくなっています。
改めて確認してみると闇属性機械族って思ったより数が少ないですね。
今後闇属性機械族の融合モンスターが増えてくれば
さらに評価が上がるカードだと思います。