今回紹介するのは6月10日発売の
ANIMATION CHRONICLE 2023(アニメーションクロニクル2023)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/光属性/天使族/攻2500/守2500
①:このカードを手札から捨てて発動できる。
自分のデッキ・墓地から「光の結界」1枚を手札に加える。
②:このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚した場合に発動する。
コイントスを1回行い、その裏表によってこのカードは以下の効果を得る。
●表:このカードが戦闘を行う攻撃宣言時、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊し、そのコントローラーに500ダメージを与える。
●裏:このカードが戦闘を行う攻撃宣言時に発動する。
フィールドのモンスターを全て破壊する。
【アルカナフォース】の新規となる光属性天使族のレベル7モンスターです。
遊戯王GXにおいて斎王琢磨が使用し
まず正位置で場に出されてその効果でD-HERO デビルガイを破壊し
次に逆位置で蘇生されて相手のモンスターを巻き込んで破壊されました。
アニメでは正位置の効果は自身の攻撃でないと発動しませんでしたが
OCG化に伴い相手の攻撃にも反応するようになりまた手札から捨てる効果が別途追加されています。
胴体に3つの目がついてそこからかぎ爪つきの触手が何本も伸びた異形の姿をしています。
タロットにおける大アルカナ「悪魔」がモチーフになっているモンスターであり
正位置は「裏切り」「堕落」「拘束」「悪循環」を暗示し
逆位置は「回復」「新たな出会い」「反省」「覚醒」を暗示します。
正位置よりも逆位置の方が良い意味合いのメッセージがあるアルカナの1つです。
なお悪魔の名を冠していますが他のアルカナと同じように光属性天使族です。
手札から捨てて光の結界を手札に
自分のデッキ・墓地から「光の結界」1枚を手札に加える。
①の効果は自身を手札から捨てる事で
デッキや墓地から光の結界を手札に加えるサーチor墓地回収効果です。
光の結界は【アルカナフォース】における必須カードといっていい存在であり
それを手札に加えられるこの効果の価値はとても高いです。
コイントスを1回行い、その裏表によってこのカードは以下の効果を得る。
②の効果は召喚、反転召喚、特殊召喚した場合にコイントスを行い
その裏表によってそれぞれ対応した効果を得るというものです。
アルカナフォースおなじみの正位置と逆位置の効果となっています。
そのモンスターを破壊し、そのコントローラーに500ダメージを与える。
当然正位置の場合、このカードが戦闘する攻撃宣言時に
場のモンスター1体を破壊しそのコントローラーに500ダメージを与えます。
戦闘を介する必要こそあるものの除去とバーンを兼ね備えた効果であり
相手の攻撃時にも発動するので攻撃の抑制としても機能します。
フィールドのモンスターを全て破壊する。
逆位置の場合、自身が戦闘する攻撃宣言時に場のモンスターを全て破壊してしまいます。
自分のモンスターも巻き込んでしまうものの場のモンスターを一掃する事が可能であり
まさにタロットの逆位置の暗示の通りに場をリセットできます。
自分から攻撃して場を一掃してもいいですし
相手のバトルフェイズ中に蘇生できれば攻撃を大いに抑制できるでしょう。
強制効果である点には注意してください、攻撃されてしまったら問答無用で場を一掃します。
①の効果で光の結界を手札に持ってこれるだけでも必須カード級の存在といっていいでしょう。
レベルが7で自己展開効果の類も持っていないので
場に出す場合でもまず①の効果で墓地へ送った後に何かしらの効果で蘇生をするのがオススメです。
正位置と逆位置、どちらの場合でも相手モンスターの除去手段とて機能しますが
どちらか選べる場合は相手モンスターだけを破壊したい場合は正位置、
自分をまきこんででも相手モンスターを全滅させたい場合は逆位置を選ぶといいでしょう。
アルカナフォースには埋まっていないタロットナンバーがまだたくさんあります。
ここまで来たらオリジナルのアルカナフォースにも期待したい所ですね。