今回紹介するのは5月27日発売の
デュエリストパック-爆炎のデュエリスト編-よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
①:以下の効果から1つを選択して発動できる
(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
●デッキから「ヴォルカニック」モンスター1体を選び、
手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに手札に戻る。
●フィールドの炎族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
自分フィールドのモンスターを対象として発動した場合、
この効果で与えるダメージは半分になる。
【ヴォルカニック】用の通常罠です。
ヴォルカニック・デビルとヴォルカニック・クイーンが
並んでマグマのブレスを吐き出しています。
合体攻撃的な必殺技カードなのでしょうね。
「エミッション」とは熱や光などの放射や放出を意味する言葉です。
まさに炎のブレスって感じの単語ですね。
デッキからヴォルカニックを出すor場の炎族の攻撃力分だけバーン
(このカード名の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度しか選択できない)。
その効果は2つある効果から1つを選択して発動するというものです。
それぞれの効果は1ターンに1つずつ使用可能であり
合計で1ターン2回、このカードの発動が可能になっています。
手札に加えるか召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに手札に戻る。
1つ目の効果はデッキからヴォルカニック1体を選んで
手札に加えるか召喚条件無視で特殊召喚できるというものです。
特にヴォルカニック・デビルをデッキから直接出せるのがポイントで
相手バトルフェイズ中に特殊召喚する事で攻撃を強制させる事ができ
攻撃力3000未満のモンスターを返り討ちにしつつ相手モンスターを全滅させられます。
発動タイミング的には攻撃力3000未満のモンスターの攻撃宣言時がベストであり
攻撃の巻き戻しが発生した後にこのカードに攻撃を強制させられます。
特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに手札に戻ります。
改めて特殊召喚してもいいですしなんらかの手札コストにしてしまうのもいいでしょう。
ヴォルカニック・トルーパーなどは手札に戻る事で2回効果を発動する事も狙えます。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
自分フィールドのモンスターを対象として発動した場合、
この効果で与えるダメージは半分になる。
2つ目の効果は場の炎族1体を選択して
その元々の攻撃力分のダメージを相手に与える事ができます。
こちらはヴォルカニック・クイーンと抜群の相性を誇る効果で
相手に送り付けてからこの効果を発動する事でそのまま2500のバーンが狙えます。
自分の場のモンスターを選択した場合はダメージが半分になってしまいますが
ヴォルカニック・エンペラーを選択していればそれでも1550と
充分高いダメージを叩き出す事が可能です。
前述の通り1つ目の効果がヴォルカニック・デビルと、
2つ目の効果がヴォルカニック・クイーンと強烈なシナジーがあるようにデザインされており
この2枚の救済カードとしての側面もあるカードです。
【ヴォルカニック】においてこれらを採用する価値を大きく高めてくれるでしょう。
1つ目の効果は相手の攻撃宣言時に出すのが理想的ですが
勿論その前にこのカードが除去されてしまう事も多いでしょう。
ただその場合はチェーンして発動して別のカードを特殊召喚する事もできるので
相手が除去を撃ってくるならそれはそれで仕事ができるというのが融通が利いてありがたいです。
変わった所としてはDNA改造手術などの種族変更カードと組み合わせる手があります。
相手の種族を強制的に炎族にしてしまう事で
相手が下手に高攻撃力のモンスターを場に出してきた時に
強烈なバーンダメージを叩きこむことが可能です。