今回紹介するのは4月22日発売の
DUELIST NEXUS(デュエリスト・ネクサス)よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
闇属性/魔法使い族/攻3000/LINK-4
【リンクマーカー:上/左/右/下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
「オルターガイスト」モンスター2体以上
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがL召喚した場合に発動できる。
デッキから「オルターガイスト」罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
②:このカードが表側表示で存在する限り1度だけ、
自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドのカード1枚を墓地へ送り、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その効果モンスターのコントロールを得る。
そのモンスターは「オルターガイスト」モンスターとしても扱う。
【オルターガイスト】の新規となる闇属性魔法使い族のLINK-4リンクモンスターです。
いくつもの足で台座に座る白を基調とするオルターガイストです。
これまた複数ある手から縄鏢のようなものを操っているのが印象的です。
カード名はPC用語で管理者権限を意味する「アドミニストレータ」+
ギリシア神話における女神「アドラステイア」からでしょうか。
ギリシア神話において同名の女神が2人存在しており
1人がゼウスとアナンケーの娘、もう1人がメリッセウスの娘となっています。
フリーチェーンで相手モンスターをオルターガイスト扱いで自分のものに
「オルターガイスト」モンスター2体以上
リンク素材にはオルターガイスト2体以上を指定しています。
LINK数も含めてオルターガイスト・メモリーガントと同じ素材指定であり
概ね出し方はあちらに準拠する形となります。
オルターガイスト・マルウィスプやオルターガイスト・プークエリを活用する事で
リンク召喚を狙いやすくなるでしょう。
リンクマーカーは上下左右に存在するファイヤウォール系の配置です。
EX、メインどちらのモンスターゾーンに出してもマーカーが無駄になりません。
①:このカードがL召喚した場合に発動できる。
デッキから「オルターガイスト」罠カード1枚を自分フィールドにセットする。
②の効果は1ターンに1度、リンク召喚した場合に
デッキからオルターガイスト罠を自分の場にセットするというものです。
オルターガイスト・マリオネッターと似たような効果であり
デッキから好きなオルターガイスト罠を引っ張ってくることが可能です。
このカードの蘇生に繋がるオルターガイスト・リバイタリゼーションや
オルターガイスト・マテリアリゼーションをセットしておけば
このカードが破壊された時のフォローとしても機能してくれます。
②:このカードが表側表示で存在する限り1度だけ、
自分・相手のメインフェイズに、自分フィールドのカード1枚を墓地へ送り、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その効果モンスターのコントロールを得る。
そのモンスターは「オルターガイスト」モンスターとしても扱う。
②の効果はこのカードが場に出ている間に1度だけ、お互いのメインフェイズ時に
自分のカード1枚を墓地へ送る事で相手モンスターのコントロールを奪いつつ
そのモンスターをオルターガイスト扱いにするというものです。
コストが必要ながらもフリーチェーンで発動出来るコントロール奪取であり
妨害手段としてとても優秀です。
コストにするカードは先に魔法罠を発動しておいて
それにチェーンしてその発動した魔法罠を墓地へ送る事でディスアドバンテージなく発動できます。
リビングデッドの呼び声のようなカードが場に残っていればそれをコストにする手もあります。
奪ったモンスターはオルターガイスト扱いになるので
そのまま各種オルターガイストのリンク素材として活用しやすいです。
オルターガイスト・メモリーガントに続く、大型のオルターガイストリンクです。
このカードはどちらの効果も1度きりなので大型のリンクモンスターではあるものの
場に出して効果を発動した後はそのまま各種素材しちゃってもいいでしょう。
リンク数が大きい関係で逆にリンク素材にするのが難しいものの
ジ・アライバル・サイバース@イグニスターあたりのリンク素材には活用できます。
①の効果でこのカードを蘇生できるカードをデッキから引っ張っておけば
実質的に②のフリーチェーンコントロール奪取を2回発動できるようになるので
相手としてもかなりいやらしい存在となってくれるでしょう。
オルターガイストでLINK-4を狙うのは大変でしたが
一緒に収録されたマルウィスプのおかげで大分出しやすくなったのはありがたいですね。