今回紹介するのは4月22日発売の
DUELIST NEXUS(デュエリスト・ネクサス)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常罠
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを自分フィールドの「御巫」モンスター1体に装備魔法カード扱いで装備する。
フィールドに儀式モンスターカードが存在する場合、
さらに自分フィールドの装備魔法カードの数×500ダメージを相手に与える事ができる。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・除外状態の「御巫」モンスター1体を特殊召喚する。
【御巫】用の通常罠です。
珠の御巫フゥリがその身にオオヒメの御巫を卸そうとしています。
御巫の設定では数十年に1度、最も優れた舞を踊った御巫を依り代として
オオヒメの御巫が降臨するというものであり
その依り代として選ばれたのがフゥリという事なのでしょう。
依り代になるというというのは大変に名誉ある事なのですが
とうのフゥリには喜びの表情はなくとても険しい顔をしています。
元々フゥリは極めて厳格な一族のエリートとして大きな期待をされており
その事に重荷を感じており御巫としてではなく素の自分を見てもらいたい人物であるようです。
そんな彼女が「最も優れた御巫」として選ばれるのはまさに皮肉と言えます。
フリーチェーンで相手モンスターを装備カードに、儀式が場にあればさらにバーン
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターを自分フィールドの「御巫」モンスター1体に装備魔法カード扱いで装備する。
フィールドに儀式モンスターカードが存在する場合、
さらに自分フィールドの装備魔法カードの数×500ダメージを相手に与える事ができる。
①の効果は1ターンに1度、相手の表側モンスター1体を
自分の御巫1体の装備カードにしてしまうというものです。
場にあらかじめ御巫を用意しておく必要がありますが
フリーチェーンの除去手段として機能し、同時に各種御巫が持つ
カードを装備した場合の効果を発動する事が可能となります。
また場に儀式モンスターカードが存在していれば
自分の場の装備魔法の数×500のバーンダメージを与えられます。
この儀式モンスターカードというのは装備カード状態になっていてもよく
アラヒメの御巫を墓地や手札から装備カードにしていればそれで条件を満たせ
同時にこの方法であれば最低でも1000のダメージは与えられます。
他にも装備カードを用意していればさらにダメージを加速させることもできるでしょう。
②:墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分の手札・除外状態の「御巫」モンスター1体を特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
手札や除外ゾーンの御巫を特殊召喚できるというものです。
御巫舞踊-迷わし鳥で蘇生した御巫はフィールドから離れると除外されてしまいますが
そうやって除外された御巫をこの効果で再び特殊召喚する事が可能となります。
フリーチェーンでの特殊召喚が可能であり特にオオヒメの御巫を特殊召喚できるのであれば
強力な壁として機能しますし御巫の誘い輪舞を利用したフリーチェーン除去も可能です。
①の効果でフリーチェーン除去、②の効果でフリーチェーンの除外からの特殊召喚と
優秀な効果を1つのカードにまとめあげられたハイスペックなカードです。
この時点で2枚分のアドバンテージを確保できる性能をしていますが
実際はこれに相手ターンに各種御巫に装備カードをつけられる事も加わるので
相手ターンにハレやフゥリが持つサーチ効果も発動しやすくなります。
①の追加効果であるバーン効果も結構大事であり
各種御巫が持つ戦闘ダメージの押し付け効果と一緒に組み合わせる事で
より迅速に相手のライフを削る事にも貢献してくれます。
御巫は2つも3つも装備カードを装備できる事も少なくなく
この効果を繰り返し発動するだけでもシャレにならないダメージを出してくれます。
フゥリが険しい顔をしている理由について色々考察できそうなカードですね。
ヴァリアルブックで設定を知っていればより考察が捗ると思います。