今回紹介するのは4月22日発売の
DUELIST NEXUS(デュエリスト・ネクサス)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星2/水属性/海竜族/攻 300/守2100
このカードは融合・S・X召喚の素材にできない。
このカード名の②の効果は1ターンに2度まで使用できる。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、このカードはリリースできない。
②:このカードがL素材として墓地へ送られた場合に発動する。
そのL召喚したプレイヤーから見て相手のフィールドに、このカードを守備表示で特殊召喚する。
③:このカードの②の効果で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は手札を公開し続ける。
水属性海竜族のレベル2モンスターです。
イマイルカによく似た2匹のイルカの片方が隅烏賊に向かって超音波を発射して
もう片方がそれを見て笑っています。
隅烏賊の表情を見る限りイルカの行動に迷惑している感じですね。
イルカは知能が高い故にこのように獲物を弄ぶような性格の悪い習性も見られるようです。
カード名はイルカが超音波を発して反響によって対象物の位置などを知る為の音である
「クリック音」と反響を意味する「エコー」から来ているのでしょう。
リンク素材となる事で相手に送られて手札を公開する
まず融合、シンクロ、エクシーズ召喚の素材に出来ない効果外テキストが存在します。
このカードは②の効果で相手に送り付けるのが基本となり③の効果へ繋げられます。
①の効果はモンスターゾーンに存在している間、リリースができないというものです。
効果外テキストと合わせてアドバンス召喚や儀式召喚の素材にする事も封じられるので
リンク以外の素材にする事が困難となっています。
②:このカードがL素材として墓地へ送られた場合に発動する。
そのL召喚したプレイヤーから見て相手のフィールドに、このカードを守備表示で特殊召喚する。
②の効果は1ターンに2度、リンク素材として墓地へ送られた場合に
相手側に守備表示で特殊召喚するというものです。
この効果で相手に送り付けるのがこのカードの主目的となります。
自分は手札を公開し続ける。
③の効果は②の効果で特殊召喚したカードがモンスターゾーンに存在している間、
このカードが場にいるプレイヤーは手札を公開し続けるというものです。
直接的なアドバンテージに繋がらないものの最近評価されている効果であり
手札から特定の属性を見せて効果を発動する各種ヴァンキッシュ・ソウルは
この効果で手札が公開されている間は効果の発動条件を満たせなくなってしまいます。
総じて夢幻崩界イヴリースの亜種みたいなカードです。
あちらと違い特殊召喚を封じる事は出来ないので単体でのロック性能は低いですが
リリースもできないので処理の難しさではこのカードの方が厄介になっており
御前試合や群雄割拠でロックを仕掛ける場合にはこちらの方がより効果的です。
闇属性サイバース族のあちらと違い水属性海竜族なので
相手が同属性、同種族のカードを握っている確率もより低いものとなるでしょう。
深海のディーヴァでデッキから直接特殊召喚できるのもポイントです。
また送り付けたこのカードを転晶のコーディネラル等でまた自分の場に戻す事で
自分のカードを公開させる使い方もあります。
この使い方で生きるのは天獄の王であり先行1ターン目から公開できる形になるので
そのまま魔法カードをセットして発動する事で特殊召喚条件を満たせ
デッキから好きな魔法罠をセットする事が可能となります。
ヴァンキッシュ・ソウルのメタになりそうで
何かしらこのカードをリンク素材すればOKと対策が簡単なので
あんまりメタにならなそうですね。