今回紹介するのは4月22日発売の
DUELIST NEXUS(デュエリスト・ネクサス)よりこのカードです。
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
汎用の通常魔法です。
まさに蛇の目のように縦に瞳孔が長い赤く充血した瞳のようなものが
木の枝のようなものに囲まれて鎮座しています。
「反逆の罪宝」なんて物騒な名前を冠していますし
なんらかの禍々しい力を秘めたマジックアイテムなのでしょうね。
モンスターを永続魔法に
①:フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを永続魔法カード扱いで元々の持ち主の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
その効果は1ターンに1度、
場の表側モンスター1体を永続魔法扱いで持ち主の魔法罠ゾーンに表側で置くというものです。
ヴァリアンツが行うような相手モンスターを永続魔法にするという一風変わった除去手段であり
ヴァリアンツが持つ効果と違って好きな縦列に永続魔法に置けるようになっています。
「モンスターを永続魔法にする」という除去手段には他の除去にはない独特のメリットがあります。
例えば相手が何か魔法罠ゾーンに表側のカードがあると発動できないカードを使っていた場合、
それを腐らせる事が可能です。
代表的なので言えばライトニング・ストームや黄泉ガエルあたりですね。
また相手がペンデュラム召喚を扱うデッキの場合、
相手モンスターを両端の魔法罠ゾーンに置いてしまう事でスケールのセットを妨害する事もできます。
他にも相手モンスターをフィールドに残したままの状態で除去するので
フィールドから離れた場合や墓地へ送られた場合の効果の発動も妨害できます。
特にフィールドから離れた場合に発動する効果も防げるのは
除外やバウンスにはない利点です。
「相手の魔法罠ゾーンにカードがある方が都合がいい」カードと組み合わせるのも手でしょう。
例えば【ジャックナイツ】では相手モンスターを除去しつつ
共通効果で特殊召喚できるチャンスを増やす事ができます。
他にも相手フィールドの枚数を水増しできるので
怒れる嵐の神碑はデッキ破壊の枚数を増やす事ができ
一撃必殺!居合いドローは逆に墓地肥やしの枚数を増やす事が可能です。
仕込み爆弾やトリックスター・フォクシーウィッチのバーンダメージを増やす使い方もできます。
このように他の除去にはない独特な性質を兼ね備えた面白いカードです。
シンプルな除去手段として使えるのでメインデッキから採用してもいいですし
相手がペンデュラムデッキやライトニング・ストームを採用しているデッキであれば
メタの一種としてサイドデッキから引っ張り出すのもいいでしょう。
何か「永続魔法にする」という文面で特殊な性癖を開拓してる人を見かけました。
人の業は深いですね。