今回紹介するのは4月22日発売のDUELIST NEXUS(デュエリスト・ネクサス)よりこのカードです。
目次
カード説明
チューナー・効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻 800/守1000
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドのこのカードをS素材とする場合、
このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
②:自分メインフェイズに発動できる。
レベル4以下のモンスター1体の召喚を行う。
このターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
③:墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを4つまで下げる。
シンクロンの新規となる光属性機械族のレベル5モンスターです。
不動遊星のDホイール、「遊星号」に人型の上半身が装着されたようなロボットです。
同じく遊星号がモチーフになったと思われるカードにアクセル・シンクロンがありますが
あちらは遊星号を変形させて人型ロボットにしたようなデザインなのに対し
こちらはより遊星号そのままの面影が色濃く残っています。
チューナー以外としても扱えてレベル4以下の召喚権追加
このカードをチューナー以外のモンスターとして扱う事ができる。
①の効果はシンクロ素材とする場合に
チューナー以外のモンスターとしても扱えるというものです。
シンクロンデッキはチューナーに偏った展開になる事も多く
そういった場合にチューナー以外として扱えるのはありがたいです。
②:自分メインフェイズに発動できる。
レベル4以下のモンスター1体の召喚を行う。
このターン、自分はSモンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
③の効果は1ターンに1度、
レベル4以下のモンスター1体を召喚できる召喚権追加です。
シンクロ召喚しかエクストラデッキから特殊召喚できなくなる制約こそあるものの
単純に展開力の補強に繋がるありがたい効果でシンクロ召喚へと繋げやすいです。
特にジャンク・シンクロンやライティ・ドライバーなど
召喚成功時に発動出来る効果持ちにとってありがたいです。
③:墓地のこのカードを除外し、
自分フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターのレベルを4つまで下げる。
③の効果は1ターンに1度、墓地から除外する事で
シンクロモンスター1体のレベルを4つまで下げるレベル変動効果です。
この手のレベル変動効果としては1~4まで任意の調整が可能でありかなり融通が利きます。
特に高レベルのシンクロを他のシンクロの素材にしたい場合に重宝するでしょう。
このカードの一番のポイントは何といっても
「ジャンク・スピーダーの効果で特殊召喚できてかつチューナー以外として扱える」という点です。
ジャンク・スピーダーは最大5体のシンクロンをデッキから特殊召喚できる強力な効果を持っていますが
特殊召喚できるのが全てチューナーである為に
特殊召喚したシンクロンを全てシンクロ素材として活用するのは工夫が必要でした。
しかしこのカードはチューナー以外として扱える為に
ジャンク・スピーダーからのシンクロ召喚の自由度がぐっと増える事になります。
クイック・シンクロンに続くレベル5のシンクロンというのもポイントですね。
あちらはシンクロ召喚先に制限がありましたがこちらにはその制約がない為に
より自由なシンクロモンスターへと繋げられます。
それに加えて②の効果で手札からの展開も助けてくれるので
レベル5のシンクロンの枠としてとてもありがたいです。
個人的にジャンク・スピーダーって
いつ禁止になってもおかしくないカードだと思っていますが
このカードの登場でまた一段とやばくなりましたね。
あれチューナーしか出せないから許されてた所ありましたし。