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遊戯王ゴーラッシュ!!第52話『帰って来たユウディアス!』感想 親戚の空気読めないおじさんユウディアス!

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遊戯王ゴーラッシュ52話の感想です。

今回から新章突入という事でOPとEDが一心ですね。

前回の感想はこちらです。

 

 

オカエリナサト

冒頭、いきなり遊我が謎の男と戦っている描写がありました。

遊我の表情はかなり険しいものとなっており不穏な雰囲気が感じ取れます。

 

一方でユウディアスは順調に敵対異星人とラッシュデュエルで通じ合っていました。

ユウディアスがデュエルで敗北しつつも和解している所から

勝ち負け関係なく通じ合っている感が出ていますね。

結果として分かり合えた率100%を達成、

なんと敵対していた異星人全てとラッシュデュエルでの和解に成功したようです。

というわけでユウディアスの目標は無事達成、

ズウィージョウはユウディアスの任務が完了した事を告げ、地球へ戻るように言います。

役目をはたしてとうとう地球へ帰る事になったわけです。

 

そして当たり前のように大気圏に突入し、地球へ戻って来たユウディアスを待っていたのは

「おかえりユウディアス」という光と共に待ち構えるUTS一同の姿でした。

しかしこのUTS一同、何やら様子がおかしいです。

何かしゃべり方がぎこちないですし変な語尾もつけています。ギャリとかマキとか言ってます。

ユウディアスも戦士の勘が何かおかしいと感じ取ったようで彼らが偽物であると見抜きます。

バレては仕方ないと正体を現したニセモノはMIKのメンバー。

何やら対カルトゥマータ光線なるものを発射して888万人の同胞を攻撃しています。

ユウディアスも同じ光線を受けるもののユウディアスはそれをはじき返して

逆にMIK達を吹き飛ばしています。

 

ユウディアスに対カルトゥマータ光線が効かない事に話が違うと言いながらも

特に慌てた様子がないMIKを指揮していた存在、

MIK総帥直属のMIK執行官である竜宮トレモロ。

うん、何かこの時点でちょっとアホの子っぽい気配がするぞ。

何故捕まえようとするのかを問うユウディアスに

答えを知りたければラッシュデュエルで勝てというトレモロ。

 

その挑戦を受けようとするユウディアスでしたが挑戦を受けては駄目と声がかかります。

顔をマスクで隠しているもののその声は明らかに馴染みのある王道遊歩のものでした。

遊歩は煙幕を使って目くらましをするとユウディアスに暗号を告げてそのまま離脱、

ユウディアスも遊歩の意図を察して離脱します。

まんまとしてやられたトレモロですがその表情はどこか嬉しそうであり

やっぱり欲しいなあの子とつぶやいていました。遊歩に気があるのかもしれません。

 

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だが奴は・・・弾けた

さて遊歩が告げた暗号の場所は六葉重工の工場があるポイントでした。

そこに行くと無事遊歩と合流、前回から2年が経過していたようで

中学生になって成長した遊歩の姿が見られます。

 

ユウディアスと分かれてから2年経った事で地球は大分様変わりしてしまいました。

宇宙船を元あった場所へ戻してUTS本社へ帰還すると

そこに突如MIKが突入しメンバーを捕獲したのです。

MIKの総帥は言います。地球は美しい、この星に地球人以外が住むべきではないと。

どうやらMIKの総帥は地球人至上主義者といった感じのようですね。

そしてオペレーションMIK、「迷惑異星人完全排除」を宣言し

異星人に協力する者も同罪として拘束、地下宇宙人居住区へ強制連行してしまいます。

マニャやユウナといった他の仲間達も同じように拘束されてしまいました。

先ほどの竜宮トレモノの兄、竜宮フェイザーがMIKの総帥であり

協同組合を作って六葉街を掌握、一般人は普段通りの生活は出来ているものの

異星人ならびにその関係者は全て地下においやられてしまうという

一見平和に見えるもののその実MIKに支配された状態になっていました。

地下宇宙人居住区に済む異星人たちも全体的に覇気がなく暗い様子です。

 

結果として現在UTS事務所は地下宇宙人居住区に構えていました。

やはり急ごしらえの事務所ではまともな設備をするのは難しかったようであり

割れかけのトタン屋根と薄い壁で夏は涼しそうで冬も涼しそうという

逆に傷つく奴なフォローをユウディアスがします。冬は涼しくちゃ駄目なんだよ。

 

そしてUTSからちょっと飛ばしてくるといって遊飛が姿を現します。

全体的に言葉や態度がとげとげしくて何やらやさぐれている様子です。

そんな遊飛の態度はいざしらず、久しぶりの再会を喜ぶユウディアス。

ベルギャー星からのお土産としてベルギャー饅頭にベルギャーかりんとう、

それからベルギャーペナントにベルギャー木刀を持ってきます。

前から思うんですがペナントってそんな需要あるんですかね。

やさぐれた様子もクールで超絶にいかしてるとベタ褒め状態でぐいぐいせまります。

そしてラッシュデュエルをしようと言うものの遊飛はしねえよと拒否、

ラッシュデュエルなんて子供の遊びだといってどこかへいってしまいます。

さすがに拒絶された事を理解してショックを受けるユウディアス、

なおそんなユウディアスの様子を他のUTS一同は

「久しぶりに会った親戚のおじさんみたいなうっとおしさ」

という実に言い得て妙な例えをします。

まあユウディアスがうっとおしいのは確かですが遊飛もやさぐれは結構なもののようです。

 

新入社員ダマムー

遊飛もUTSも何もかも変わってしまった事を嘆き

ユウディアスは日常を壊したMIKに対して怒りを覚えます。

ラッシュデュエルしかないと意気込むものの今やMIKは六葉町の全権を掌握している上に

総帥の竜宮フェイザーがどこにいるかもわかりません。

遊歩は今はじっくりとチャンスを待つ時だとユウディアスを説得します。

実際にUTSは何もしていないわけではなく

新社員となったダマムーがエネルギー体になれる事を利用して地上を偵察、

情報や有力そうなアイテムを地下へと持ち帰っている様子です。

今回ダマムーが持ち帰って来たのは饅頭やかりんとうの箱、

そしてペナントと木刀というユウディアスと同じセンスの代物でしたが

その中に何やら気になるビデオテームが存在していました。

早速このビデオテープを再生してみますとそこにはアイツくんこと王道遊我の姿があり

ムツバタワーの屋上で何者かとデュエルを行っていました。

相手が使用したモンスターは何やらとても巨大であり

恐らくはマキシマムモンスターである事が伺えます。

とうとうゴーラッシュにもマキシマム召喚が出てくるのでしょうか。

そしてテープを進めているうちに遊我が戦っている相手が

MIK総帥、竜宮フェイザーであると判明しました。

ですがビデオデッキにガタが来ていた為にここにきてテープが噛んでしまい再生が中止されてしまいます。

「テープが噛む」って何を意味するのか今の人達何人わかるんでしょうか。

 

 

 

 

というわけで新章突入した瞬間かなり不穏な空気を醸し出していました。

今までは異星人が騒動の中心になっていましたが

今度は異星人を排除しようとする地球人が騒動の中心になっている感じですね。

 

ところでゴーラッシュ!!が前作SEVENSより過去の話である事が判明していますが

前作SEVENSでは宇宙人なんてものは影も形も存在していませんでした。

ここから導き出される事として遊我が干渉する以前の歴史において

オペレーションMIKは完遂され宇宙人は完全に排除されていたのかもしれません。

本来あった歴史をどう覆すか、という話にもなってくるかもしれませんね。

 

もう1つ、今回MIKが対カルトゥマータ光線なるものを使っていましたが

ユウディアスの部下である888万人の同胞には通用したものの

ユウディアス本人には通用していませんでした。

というよりユウディアスだけは苦しんでいる様子すらありません。

つまりそもそもユウディアスはカルトゥマータではない、

ベルギャー人とはまた別のナニカの存在であるという伏線なのかもしれません。

次回予告 第53話『遊飛やさぐれ列伝』

公式予告

 

どうも現在の遊飛はやさぐれた結果悪とつるんでいる様子です。

なんでしょう、遊飛の事だから悪といってもそこまで大したことしてないんじゃないかという

安心感がどこかにあります。

そしてビデオに残されていた遊我VSフェイザーのデュエルの続きを写すみたいですね。

遊歩と同じように中学生の制服を着たユウナとアサカの姿もあります。

 

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