今回紹介するのは5月13日発売の閃光のオブリビオンよりこのカードです。
目次
カード説明
フュージョン・効果モンスター
星9/闇属性/ギャラクシー族/攻3400/守2500
「ヴォイドヴェルグ・レクイエム」+「ヴォイドヴェルグ・クリュサオル」
【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】自分または相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
さらにこのターン、このカードの攻撃力は500アップし、2回攻撃できる。
ワレ・コクウノ・ソコヨリ・ヨビオコシタルワ
ナンピト・マヌカレヌ・カミガミノ・イクサ!
フュージョン召喚!ヴォイドヴェルグ・ギガントマキア!!
闇属性ギャラクシー族のレベル9フュージョンモンスターです。
遊戯王ゴーラッシュ!!においてズウィージョウ・ズィル・ベルギャーが使用し
その効果でギャラクティカ・サイフォスを破壊しつつ2回攻撃を行いました。
ビフォー
↓
アフター
ヴォイドヴェルグ・レクイエムをベースに各パーツがより巨大かつ豪華になっています。
右手に持ったツインブレードも大型のものになっており正統進化って感じですね。
「ギガントマキア」とはギリシア神話において
巨人族ギガースとオリュンポスが宇宙の支配権をめぐる為に戦った大戦です。
ズウィージョウはギリシア神話における巨人にちなんだモンスターを数多く使用しており
このカードはそんなギリシア神話の巨人の集大成ともいえる存在なのでしょう。
魔法罠破壊しつつ攻撃力アップして2回攻撃
フュージョン素材にはヴォイドヴェルグ・レクイエムと
ヴォイドヴェルグ・クリュサオルの2体を指定しています。
どちらも最上級モンスターであり2体を揃えつつフュージョンも確保するのはかなり大変です。
死者蘇生などを活用するのも手ですが闇属性ギャラクシー族は
魔法のレジェンド枠としてはできるだけブラック・ホールを採用したいので難しい所です。
闇属性ギャラクシー族には墓地からフュージョンを回収できるダーク・プロフェットや
2体分のリリース要員になれるヴォイドヴェルグ・グロビュールがいるので
これらを上手く使って手札消費を抑えていきましょう。
【効果】自分または相手フィールドの魔法・罠カード1枚を選んで破壊する。
さらにこのターン、このカードの攻撃力は500アップし、2回攻撃できる。
その効果は1ターンに1度、手札1枚を墓地へ送る事で
場の魔法罠1枚を破壊しつつ自身の攻撃力を500アップ
さらに2回攻撃ができるようになるというものです。
相手の伏せカードをケアしつつ3900打点の2回攻撃が可能であり
攻撃性能のとても高い効果となっています。
他の強化手段と組み合わせる事ができれば
マキシマムモンスター相手でも十分に戦闘破壊が狙えるでしょう。
ただ発動には手札コストが必要です。
そもそもこのカードのフュージョン召喚に手札を大きく消費するはずなので
フュージョン召喚をしたはいいものの手札コストを用意できないという事態もありえます。
また魔法罠を破壊できなければ攻撃力の増加と2回攻撃ができません。
相手の場に魔法罠がない場合は自分の魔法罠を破壊して発動する事もできますが
やはりその分カードの消費が増えてしまう事になるので手札の管理が問題となります。
総じて素材の重さをはじめとする手札管理の何度が高いカードですが
フュージョンモンスターの中でもトップクラスの攻撃性能を持っています。
素の状態でも3400の攻撃力を有しているので
そう簡単には戦闘破壊されないのもポイントです。
マキシマムモンスター相手にも引けを取らない性能を持っている
まさに切り札と呼べる感じのカードですね。
アニメではズウィージョウとの因縁にひとまずの決着がつきましたが
今後もズウィージョウの活躍があるのか気になる所です。