今回紹介するのは3月18日発売の
デッキビルドパック ワイルド・サバイバーズ にて収録されるこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星4/炎属性/戦士族/攻1800/守1500
このカード名の①②の効果は、
それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族以外の「VS」モンスター1体を手札に加える。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、
その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
●炎:このターン、このカードは効果では破壊されない。
●炎・闇:このカードと同じ縦列の他のモンスターを全て破壊する。
【ヴァンキッシュ・ソウル】に属する炎属性戦士族のレベル4モンスターです。
両手にロケットブースターみたいなものをトンファーのように構えた青髪の青年です。
いかにも戦うのが大好きって感じの不敵な笑顔が印象的です。
恐らくは格闘ゲームにおける主人公キャラをイメージしていると思われます。
飛び道具、無敵昇竜、突進技といういわゆる格ゲーにおける三種の神器は揃えていそうですね。
VS 螺旋流辻風がタメ技を意識したと思われるカードである事を考えると
タメ系のコマンド入力を活用するタイプの主人公キャラなのかもしれません。
主人公がタメ系のコマンド技を持っている事は珍しくありませんし
ザ・キング・オブ・ファイターズのアッシュ・クリムゾンのように
タメ系のコマンド技が主体の主人公というのも存在していたりします。
ライバル達をサーチしつつ同じ縦列のモンスターを破壊
それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
①:このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから戦士族以外の「VS」モンスター1体を手札に加える。
①の効果は1ターンに1度、召喚か特殊召喚した場合に
デッキから戦士族以外のヴァンキッシュ・ソウルを手札に加えるサーチ効果です。
現在戦士族のVSモンスターはこのカードのみであり
同名カード以外のVSモンスターをサーチできる、という認識で構いません。
シンプルながら便利な効果でありそのまま特殊召喚できるVSも多いです。
それぞれ1ターンに1度しか使用できず、同一チェーン上では発動できない。
②:自分・相手ターンに、以下から1つ選択し、
その属性の手札のモンスターを1体ずつ相手に見せて発動できる。
①の効果はお互いのターンに1度、
炎属性1枚か炎属性と闇属性1枚ずつを相手に見せる事でそれぞれに応じた効果を発動できまます。
炎属性を見せた場合効果破壊耐性が付与されます。
ステータスが高いわけではないので戦闘破壊こそ受けやすいものの
除去がしづらい為にこのカードを起点に
VS 螺旋流辻風やVS トリニティ・バーストなどの発動が狙いやすいです。
炎属性と闇属性を見せた場合は同じ縦列のモンスターを破壊できます。
破壊したいモンスターと同じ列に召喚してそれを破壊していく事になるでしょう。
フリーチェーンながら相手ターンには機能し辛いものの対象を取らない破壊であり
対象耐性持ちにも通用するのはポイントです。
特にVS ヘヴィ・ボーガーやVS 龍帝ヴァリウスと相性がよく
①の効果でこれらをサーチする事で
このカードを手札に戻しつつこれらの特殊召喚に繋げられます。
特にヘヴィ・ボーガーは闇属性なのでサーチする事で②の効果のサポートにもなり
②の効果で相手モンスターを破壊してからバトンタッチすれば無駄がありません。
次のターンまたこのカードを召喚出来るので毎ターン同じような動きが可能となります。
②の除去効果さえ発動できればサーチと除去を兼ね備えた優秀な効果を持ち
交代したヘヴィ・ボーガーや龍帝ヴァリウスの効果も発動できれば
更なるアドバンテージを獲得できると
【ヴァンキッシュ・ソウル】における主軸といっていいカードです。
またVS コンティニューとはじめとする蘇生カードとも相性がよく
破壊したい相手モンスターと同じ縦列に蘇生する事で
フリーチェーン除去とサーチを兼ねる様になります。
VS 螺旋流辻風のカード名を見る限り
「螺旋流」という流派の使い手であるのでしょう。
このロケットブースター、流派の標準装備なのでしょうか?