3月20日にVジャンプ5月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属として収録されるこのカードです。
目次
カード説明
永続罠
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに1000LPを払って発動できる。
このターン、自分は通常召喚を3回まで行う事ができる。
②:相手バトルフェイズに500LPを払って発動できる。
モンスター1体の召喚を行う。
汎用の永続罠です。
効果や名前からして禁止カードである血の代償のリメイクカードですね。
ビフォー
↓
アフター
血だけを捧げていた元の絵に対しこちらはまさに血肉を捧げた結果か
捧げている手が骨だけになっています。
というかこの手、衣装がワイトのそれに似てるんですけど
そもそも捧げる前から骨だけだったりしませんかね?
また血の表現が黒いものになっています。
もしかしたら海外を見越して血の表現を変えていたりするのかもしれませんね。
自分メインフェイズと相手バトルフェイズに召喚をする
①:自分メインフェイズに1000LPを払って発動できる。
このターン、自分は通常召喚を3回まで行う事ができる。
①の効果は自分メインフェイズに1度、ライフを1000払う事で
そのターンの間通常召喚を3回行えるというものです。
永続罠でありつつ自分メインフェイズ限定の効果というのは中々に珍しいですね。
1000のライフコストの代わりに2回分召喚権が追加されるというもので
丁度血の代償を2回使った分の効果となっています。
元々の血の代償もそうですがあくまで発動出来るのは自分メインフェイズ限定で
バトルフェイズ中にモンスターを追加で召喚して畳みかけるように攻撃、という事はできません。
②:相手バトルフェイズに500LPを払って発動できる。
モンスター1体の召喚を行う。
②の効果は相手バトルフェイズに1度、
ライフを500払う事でモンスター1体の召喚を行うというものです。
こちらも血の代償の相手ターン中の効果を1度だけ発動する感じの効果であり
相手ターンに各種召喚成功時の効果を発動可能です。
総じて「血の代償に回数制限をつけたもの」という解釈で間違いないカードです。
回数制限なしで何度も使えたから血の代償は禁止カードになったわけで
それを上手い事回数制限をつける形でリメイクしたわけですね。
回数制限がついたとは召喚権が増えるというのはとてもありがたいもので
特にアドバンス召喚主体のデッキは展開力が大きく上がりますし
相手ターンに各種帝などをアドバンス召喚する事で相手の攻撃を大きく抑制できます。
特に賢瑞官カルダーンとは相性がよく墓地からこのカードを回収して
すぐに発動可能なのでそのまま更なる展開に繋げられます。
ただ何度も使っていると結構ライフコストが馬鹿にならないのと
相手ターンに召喚できるのはバトルフェイズ中限定なのがネックだったりはします。
永続罠故に除去されるケースも多いと思うので
除去されたらその時はその時と割り切る事が大事になってくるでしょう。
いずれにせよとても汎用性が高く優秀なカードである事は確かです。
通常召喚を積極的に行いたいデッキであれば3枚確保する価値は十分にあるでしょう。
禁止カードがターン1制限ついて復帰する事はよくありますが
わざわざ新規カードになってリメイクするというのは珍しいですね。
自分ターンの召喚が2回追加されているあたり
単純にターン1制限つけているわけじゃないのがちょっとニクいです。