遊戯王ゴーラッシュ38話の感想です。
目次
恐怖の大王だから分裂ぐらいする
ザ☆ルーグのマイナスエネルギーの影響はカード製造工場の方にも出ているようで
装置が上手く動きません。
それでもユウナは気合を入れて装置を動かそうとします。
アサカが言うにはユウナは老舗玩具メーカーのお嬢様で今まで苦労せずに生きて来たみたいですが
そんなお嬢様が根性を見せる姿に社員一同で彼女を手伝おうとします。
その結果見事にフュージョンを新しく製造させることができました。
カードが完成して一息つくユウナにアサカがパンを手渡します。
どうやら「アイツ」が食べていけと言っていたようです。
そしてルーグの原稿を見て氷漬けになろうとしていたユウディアス、遊我、遊歩の3人ですが
突如としてその氷が解けて自由の身となります。
どうやらズウィージョウが氷漬けにならない何かを知っている様子ですね。
そして駆け付けて来たアサカもユウガも原稿を見ても特に影響が起きていません。
・・・なおその際に「一ミリも心が動かされない」と辛辣な評価を言っており
なおさらルーグのショックが増大しています。
ロヴィアンが氷漬けになったのもこの原稿が原因と知ってルーグに怒りの矛先を向けるユウナ、
一応ユウディアスが本当に悪いのはズウィージョウだとフォローを入れていますが
ルーグはズウィージョウに唆されてラッシュデュエルで障害を排除しようとします。
とてつもなくショックの大きいルーグですが
本人からすれば漫画家生命に関わる状況なので相当に切羽詰まっているのかもしれません。
そんなルーグに立ち向かうようにデュエルディスクを構えるユウナですが
どうもカードを作った影響でふらついてる感じです。
代わりにデュエルを行おうとするユウディアスとそれでも自分が戦おうとするユウナですが
ルーグは2人まとめて相手をしてやると特に理由もなく2体に分裂します。
この分裂、マジで説明が何もありません。
「恐怖の大王ならこれぐらい普通にできる」と言わんばかりのぶんなげです。
まあともかくルーグが2人になったのでユウディアス&ユウナVSルーグ×2の
タッグデュエルがはじまりました。
大嵐っすよ!ユウディアスさん!
先攻はザ☆ルーグ、ドロー。
ゼロ・ドレイク2体を召喚してそれぞれリリース、
氷山の一角竜2体をアドバンス召喚してたーエンドです。
ユウディアスのターン、ドロー。
まず魔法「大嵐」を発動してルーグの伏せカード「竜の二呪葬」を破壊します。
これは同名モンスターが2体いる状態で相手が攻撃宣言してきた時に相手モンスターを破壊できるカードで
これを事前に破壊できたのは大きいです。
そしてギャラクティアラ・イブを召喚してその効果で手札と自身を墓地へ送り2枚ドロー、
コスモ・プレデクターを召喚してその効果で墓地のギャラクシー族を手札に回収しつつ
自身は2体分のアドバンス召喚の為のリリースコストとなります。
そんなコスモ・プレデクターをリリースしてグレイストーム・レヴェリーをアドバンス召喚、
見事にゲーム版の付録カードを販促している構図ですね。
ユウディアスが大嵐を使うのは
何気にズウィージョウのブラック・ホールの対を意識していそうですね。
レヴェリーの効果は自分セットカードを墓地へおくって攻撃力500アップ、
さらに魔法罠がなければ2回攻撃も可能になるというものです。
改めて魔法罠をセットした上で氷山の一角竜2体を攻撃して戦闘破壊します。
ユウディアスはこれでターンエンドです。
ザ☆ルーグのターン、ドロー。
まず強欲な壺で2枚ドロー、ルークも使っていたレジェンドカードですね。
そしてレイ・ドラゴンと二呪葬の竜を召喚して
その効果でライフを200回復しつつ墓地の竜の二呪葬をセットしなおします。
そして2体リリースでザ☆ドラギアスをアドバンス召喚。
さらにザ☆コピーでもう1体のザ☆ドラギアスを出し
装備魔法「バイスラッシャー」で片方のザ☆ドラギアスの攻撃力を倍にします。
ロヴィアン戦でも使っていた戦術ですね。
攻撃力5000のドラギアスでレヴェリーを戦闘破壊して2500の大ダメージを与えつつ
もう1体のダイレクトアタックでトドメを刺そうとしますが
ユウディアスは罠「デッド・オア・ライナック」を発動、
ライフを800回復しつつ1枚ドローしてそれが通常モンスターであれば
相手の攻撃を無効にできるというものです。
引いたカードは・・・トランザム・ライナック!見事に窮地を凌ぐ事に成功しました。
ザ☆ルーグはこれでターンエンドです。
アイツ(レベル5 攻撃力100)
ユウナのターン、ドロー。
しかしいよいよ体が限界のようで立っているのもやっとって感じのふらつき具合です。
フュージョンさえ引くことができれば・・・と考えていますが
残念ながらまだ手札にフュージョンはありません。
それでも場を繋ごうとまずはマジシャンズ・ヴァルキュリアを召喚、
野次を入れるズウィージョウに「だまらっしゃい外野ベルギャー人!」と啖呵を返すものの
いよいよ倒れてしまいます。
それを支えるのは・・・すごーく馴染み深い声をしたドローンでした。
ゴーラッシュの世界ではそもそもドローンというものが存在していないようで
変なロボットだと認識しています。
なお格好よく助けたはいいものの落盤によって埋まってしまいます。
そんなドローンの代わりに参戦するのは・・・王道遊我!
徹底的に呼び方が「アイツ」となり名前が濁されているものの
ドローンがカイゾーの時点でまあ確定でいいでしょう。
何気に恰好がオーティスとそっくりになっており
遊我とオーティスとの関連性をより匂わせるものになっています。
彼こそがラッシュデュエル、そしてデュエルディスクの本当の生みの親であり
ゴーハ堂に協力しつつラッシュデュエルを世に広めた存在となっています。
そんな遊我はユウナの代わりにデッキを引き継いで参戦します。
遊我はアメイジング・ディーラーを召喚してその効果で手札3枚を墓地へ送り3枚ドロー、
そしてロードスターの剣士を召喚してディーラーとヴァルキュリアをリリース、
久しぶりに行くぞとセブンスロード・マジシャンをアドバンス召喚します。
さらに魔法「フュージョン」を発動、
ロードスターの剣士とセブンスロード・マジシャンを素材に
魔導騎士-セブンス・パラディンをフュージョン召喚します。
その効果で攻撃力5300にまで達しますがルーグは罠「ザ☆キャンセル」を発動、
レベル9以下が特殊召喚された時にそれをデッキに戻し、
代わりにレベル4以下を含む2体を相手に蘇生させるというものです。
遊我は仕方なくセブンスロード・マジシャンとスペル・アーセナルを蘇生します。
いきなり切り札を潰された遊我ですがルーグをさすがだと讃え狼狽える様子はありません。
ラッシュデュエルは楽しむもの、それが遊我なのです。
そして彼の事はユウディアスも知っていました。
そう、彼こそがユウディアスにデュエルディスクを託してくれた地球人なのだから。
というわけで正体を微塵も隠す気が感じられない「アイツ」の登場です。
今まで散々登場が示唆されていた中でついに登場ですね。
さて今回氷漬けにならなかったユウディアス、遊我、遊歩、そしてユウナとアサカ。
実はこのメンバーは全員ある共通点があります。
それは「ズウィージョウのパンを食べている」という事です。
実際にこれ見よがしに遊我がユウナとアサカにパンを食べるように進めているシーンがあり
恐らくズウィージョウがパンに氷漬けを無効化する仕組みをしていたのでしょう。
・・・これでズウィージョウ本人がパン食べてなかったら笑いますね。
次回予告 第39話『未来から来たアイツ』
どうも遊我の名前は意地でも「アイツ」で通すつもりのようです。
何気にクレジットの表記も「アイツ」になっています。
今回は予告内容が今まで以上に不明瞭で遊我がユウディアスにカードを渡すぐらいしか分かりません。
サブタイトルが「未来からきら」というあたり
ゴーラッシュはSEVENSより過去の時代なのかもしれませんね。
CDラジカセが現役だったり全体的に文明が旧世代でしたからね。
そこに未来から遊我がデュエルディスクなりを広めたという事なのでしょう。