今回紹介するのは1月14日に発売される
CYBERSTORM ACCESS(サイバーストーム・アクセス)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻 0/守 0
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが装備カードを装備していない場合、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
装備している場合、このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
②:自分フィールドに装備カードが存在する限り、
自分フィールドの「御巫」カードは相手の効果の対象にならない。
③:このカードに装備カードが装備された場合に発動できる。
デッキから「御巫」罠カード1枚を手札に加える。
【御巫】の新規となる風属性サイキック族のレベル3モンスターです。
緑色の扇を両手に持って風を起こしながら舞う黄緑の髪をした御巫です。
ハレが鼠、ミミが猫なのに対してこのカードは九尾の狐を憑依させているものと思われます。
カード名の由来はハレとミミが神武天皇に関連する名前からとられている事を考えると
恐らく神武天皇の祖父である「火遠理命(ホオリノミコト)」からだと思われます。
また三種の神器の1つ「八尺瓊勾玉(やさかにのまがたま)」もモチーフになっているでしょう。
草薙の剣がモチーフのハレ、八咫の鏡がモチーフのニニと合わせて
三種の神器が勢ぞろいした事になります。
御巫カードに対象耐性付与
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
装備している場合、このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
①の効果は装備カードを装備していない状態では戦闘ダメージを0にし
装備魔法を装備していれば戦闘破壊耐性と
戦闘ダメージの相手への押し付けが付与されるというものです。
メインデッキの御巫が共通で持つ効果であり
装備魔法を装備して自爆特攻を仕掛けて反射ダメージを与えるというのが
【御巫】における基本戦術となります。
自分フィールドの「御巫」カードは相手の効果の対象にならない。
②の効果は自分の場に装備魔法が存在している間、
御巫カードに相手の効果に対する対象耐性が付与されるというものです。
御巫全体の場持ち性能が飛躍的に向上する効果であり
特に実質的な高い妨害効果を持つニニの御巫やオオヒメの御巫が除去されにくくなる点は
相手にとってより厄介な存在となり
御巫の祓舞を装備すればさらに効果破壊耐性も付与されるのでより強固になります。
③:このカードに装備カードが装備された場合に発動できる。
デッキから「御巫」罠カード1枚を手札に加える。
③の効果は1ターンに1度、装備カードが装備された場合に
デッキから御巫罠1枚を手札に加えるサーチ効果です。
装備魔法を主軸とする【御巫】であれば条件は自然と満たせるでしょう。
現在サーチできるのは御巫の契りと御巫かみくらべの2枚です。
特に御巫の契りはリクルートと妨害を兼ね備えた強力なカードであり
これをサーチできる意義は大きいです。
御巫かみくらべもこのカード自体が発動条件を満たし
間接的な装備魔法のサーチ手段として機能します。
緊急テレポートと合わせて出張とかも
総じて御巫全体の場持ち性能の向上と
罠カードのサーチを兼ね備えている優秀なカードです。
御巫が得意とする装備魔法を絡めた妨害と反射ダメージの押し付けを
より安定して行うのに貢献してくれるでしょう。
またレベル3のサイキック族という事で
緊急テレポートに対応しているのもポイントです。
御巫全体の展開力の向上に一役買ってくれるでしょう。
ただ緊急テレポートで出すとエンドフェイズには除外されてしまうので
その前に儀式素材にでもしてしまうといいでしょう。
緊急テレポートを共有できるような他のサイキック族を活用するデッキに
このカードを御巫の水舞踏、御巫かみくらべと共に出張させるのも大いにありです。
やはりというべきか勾玉担当の3人目が来ましたね。
炎、水に続いて風というのはどうしても魔法騎士レイアースを連想させます。
色合い的にも完璧ですね。