12月17日、18日にジャンプフェスタ2023が開催されます。
今回はそちらにて販売されるPREMIUM PACK 2023(プレミアムパック2023)よりこのカードです。
目次
カード説明
速攻魔法
①:自分フィールドにレベル7モンスターが特殊召喚された場合、
手札・デッキから「アディショナル・ミラー・レベル7」2枚を墓地へ送り、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
その同名モンスター2体をデッキから特殊召喚する。
その後、自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力の合計分のダメージを受ける。
このカードの発動後、
ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
レベル7用のサポートとなる速攻魔法です。
漫画版遊戯王ARC-Vにおいてアイザックが赤馬零児戦で使用し
その効果で1度ははミラーイマジン・レイ5をデッキから2体、
2度目はミラーイマジン・マグニファイアー4をデッキから2体、
3度目はミラーイマジン・プリズムコート8をデッキから2体特殊召喚しています。
上記の通りに発動にはデッキや手札から同名カード2枚を墓地へ送る必要があるにも関わらず
手札に回収して3度も発動しており彼のデッキにおける中核のような存在となっています。
花びらのように展開された太陽光パネルにブースターが取り付けられています。
アディショナルとは「追加の」や「さらなる」という意味であり
その名の通りミラーを追加する役割を担ったユニットなのでしょう。
ちなみに漫画版では「アディショナル」の部分は「A」という略称が使われていました。
OCGでは既に「アーリー」でこの略称が使われている為になくなったのでしょう。
ダメージと引き換えにデッキからレベル7を2体特殊召喚
手札・デッキから「アディショナル・ミラー・レベル7」2枚を墓地へ送り、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
その同名モンスター2体をデッキから特殊召喚する。
その後、自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力の合計分のダメージを受ける。
その効果は自分の場にレベル7が特殊召喚された場合に
手札やデッキから同名カード2枚を墓地へ送る事で
そのレベル7の同名モンスター2体をデッキから特殊召喚、
そして特殊召喚した2体の合計分のダメージを受けるというものです。
デッキから一気に2体出せる強力な効果ですがバーンダメージが大きくなりやすく
例えば攻撃力2500のオッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンを
デッキから2体特殊召喚した場合、5000のダメージを受けてしまう事になります。
発動の為には3枚このカードをデッキに採用しておく必要があり
基本的には1度限りの発動となります。
また必ず2体デッキから特殊召喚しないといけないので
手札に2枚来てしまったモンスターなどは出せないので注意です。
ターン終了時まで自分は1回しかEXデッキからモンスターを特殊召喚できない。
制約として効果を発動したターンの間は
EXデッキから1回しか特殊召喚ができなくなります。
この為に特殊召喚したモンスターで連続リンクなどは難しいです。
結局何を出すのがいいかな?
同じ様にデッキから2体のモンスターを特殊召喚できる地獄の暴走召喚と比べて
墓地からの特殊召喚ができず、ダメージを受け、制約を発生してしまう代わりに
特殊召喚できる攻撃力に制限がなく、
また相手に依存せずに発動できますし相手に特殊召喚を許す必要もありません。
ダメージを抑えて特殊召喚を狙いたいのであれば2通りの手段が考えられます。
1つは「そもそも攻撃力の低いモンスターを特殊召喚する」という方法です。
攻撃力0のノクトヴィジョン・ドラゴンやスケアクロー・クシャトリラは
そもそもダメージを受けずに特殊召喚が可能ですし
各種ベアルクティやオルフェゴール・トロイメアあたりも
受けるダメージを低く抑えられます。
もう1つは「ダメージそのものを踏み倒す」という方法です。
代表的なのはDDD反骨王レオニダスで
効果ダメージを0にして残り2体の特殊召喚に繋げられます。
逆に他のレベル7を特殊召喚した場合でも手札から特殊召喚して即座に回復できるので
何かとレオニダスは相性のいいカードだと言えます。
ダメージを許容できるのであれば霞の谷の巨神鳥を特殊召喚するのも強力です。
合計で3回分の効果無効を狙えるので
5400ダメージを受けてでも3体並べる価値は十分にあるでしょう。
手札に戻ったあと再び特殊召喚が狙えるペンデュラムデッキならなおさらです。
効果の発動を考えると出来るだけ手札に2枚来ることは避けたく、
また特殊召喚したいモンスターに関しても同様です。
意図的にデッキ枚数を多くした方が手札のダブりが抑えられるので
全体的な使い勝手は上がると思われます。