遊戯王ゴーラッシュ34話の感想です。
目次
今明かされる衝撃の真実
ある惑星においてその星は吹雪に見舞われ人々が次々と氷漬けになっていきました。
恐らくはこれもザ☆ルーグの仕業なのでしょう。
幼い猫型宇宙人の女の子、その母親と思われる人物も目の前で氷漬けになります。
そんな中で現在、ザ☆ルーグの正体が宇宙さんの作者だと知ったムツバ町メンバーですが
皆してザ☆ルーグの書いた本を読んでいます。
ユウディアスなんかは大いに涙を流して感動しており彼の作家としての実力は本物のようです。
悪い人物ではないのでは?と考えるユウディアスですが
実際に彼の仕業によって次々と人が氷漬けになっているのは事実であり
悪気なくやっているとすればそれはそれでかなりやばいです。
特にロヴィアンを氷漬けにされているユウナは怒り心頭であり
絶対にラッシュデュエルでぶっ飛ばしてやるとやる気満々です。
いずれにせよこのまま放置しておくと地球どころか宇宙を氷漬けにしかねないとして
ザ☆ルーグを止めようと皆して決意します。
妥当ザ☆ルーグを決意するのはいいのですがユウナの発注したカードはまだ届きません。
ユウナはスタッフに連絡を入れますがそのスタッフのシルエットは明らかに遊我のもの、
やはりユウナは遊我と繋がりがある様子ですね。
そんな遊我・・・いや確定してないけどここは遊我って言っちゃっていいよね?からは
既に注文されたカードは発注済みでありアサカもニャンデスターに渡したと言っています。
しかしそのニャンデスターが行方知れずでMIKからも連絡はありません。
またテルが氷漬けの仕組みを解明しており
どうやら大きなネガティブエネルギーの波動を受けて氷漬けになったとの事。
要するにザ☆ルーグが見せたものからはとてつもないネガティブオーラが発生しているのでしょう。
その為に氷漬けを治すにはアースダマーのような潤い的なエネルギーで相殺すればいいようですが
アースダマーは強烈すぎて下手に使うと宇宙が滅んでしまうかもしれないとの事です。
いやそれを持ってた遊飛ってマジで何者ですか?
なおニャンデスターですがロンドンが彼女を静止しようとしています。
それでもニャンデスターは何かを決意しているようです。
なお案の定というかネツゾーは氷漬けになっていました。
まだ1回もデュエル描写がないのにこの仕打ちです、合唱。
結局新カードが届かずろくに作戦も練れないまま第3戦が始まる事となりました。
第3戦の対戦カードはムツバ町側は蒼月マナブ、
そして恐怖の大王側は・・・ザ☆ニャンデスター。
ニャンデスターも対戦相手がマナブになるとは予想していなかったようですが
あなたは私の事は何もしらないと、人形の・・・本当の姿に変身します。
思ったよりかなりナイスバディなお姉さんです。
こんなお姉さんが今までマナブとずっと一緒にいたというのはちょっとイケナイ雰囲気を感じますね。
相棒同士が戦う事になったこの対戦カード、中止を要請するものの
対戦カードが決定した後での試合放棄は敗北と見なされてしまう用です。
マナブは動揺しながらも覚悟を決めて相棒と戦う決意をします。
こうしてマナブVSニャンデスターのラッシュデュエルが開始される事となりました。
手を知り尽くしている相手
先攻はニャンデスター、ドロー。
赤眼の黒猫(レッドアイズ・ブラック・キャット)と青眼の白猫(ブルーアイズ・ホワイト・キャット)、
そしてさらに金目の星猫(ゴールデンアイズ・スター・キャット)を召喚しターンエンドです。
彼女は言います、ずっと大王様に会いたかったとルーグ様に合いたい気持ちで胸がいっぱいだったと
そして騙される方が悪いのだと。
冒頭の回想からして彼女が氷漬けにされた星の住民である事は予測でき
そうであるならばルーグに対して良い感情を抱いているとはとても思えません。
そうなると大王に会いたかったというのは何か復讐する意図があるのだと思われます。
「騙される方が悪い」もこの場合はルーグに対して言っているのかもしれませんね。
マナブのターン、ドロー。
彼の心にはいまだに動揺がありました。
いっそこのまま負けてしまった方がいいとおもえてしまうくらいには。
しかし彼が大王に加担し地球を害する手助けをする方が辛いと考え彼女を倒す決意をします。
火葬犬ニトロとダイナモ・キャットを召喚しそれぞれでバーンダメージを与え
2体リリースでファイナライズ・フェニックスをアドバンス召喚します。
そして魔法カード「レベル・フォース」を発動、
これはお互いの場にモンスターが4体以上いる場合にデッキトップからカード4枚を墓地へ送り
お互いの場にいるモンスター2体のレベルを4上げるというものです。
マナブがレベルを上げたのは相手モンスター2体、
そしてここでフェニックスの効果を発動します。
その効果は墓地から炎族を4体デッキに戻す事で
相手の場のレベル合計と同じになるように墓地から炎族を蘇生するというもの。
レベル・フォースにより相手の場の合計レベルは14となっており
墓地からレベル7のケミカライズ・サラマンダーとアナライズ・フロギストンを蘇生します。
こうして最上級モンスターが一気に3体並ぶ事となりました。
そしてさらに装備魔法「ケミカライザー・レッド」をフェニックスに装備、
その攻撃力を300上げます。
準備を整えた所で総攻撃をしかけるものの、
ニャンデスターは罠「野性なるバリア -ノラーフォース-」を発動、
自分の場に守備力200の獣族が3体いる状態で攻撃された場合に
相手モンスターを全て破壊します。
これによりサラマンダーとフロギストンは破壊されるものの
フェニックスはケミカライザー・レッドの効果で耐性を付与されており破壊は免れました。
そのままスターキャットを戦闘破壊してダメージを与えます。
マナブはこれでターンエンド。
なおニャンデスターは新カードであるフェニックスも
装備魔法であるケミカライザー・レッドの性能も把握していました。
ずっと相棒を続けて来ただけあってマナブのデッキも戦術も知り尽くしているのです。
開発されていた秘密兵器
ニャンデスターのターン、ドロー。
2体リリースでキャットクロー・ガールをアドバンス召喚、
その効果で手札1枚をコストに墓地の金目の星猫を蘇生します。
そして素敵なプレゼントをありがとうといって彼女が次に発動したのは・・・
魔法カード「フュージョン」
そう、これこそがユウナが発注して作らせておいた対恐怖の大王用の秘密兵器。
それを敵に回ったニャンデスターが使用するというのは皮肉としか言いようがありません。
彼女は金目の星猫とキャットクロー・ガールを素材に
スターキャット・デストロイニャーをフュージョン召喚します。
その効果によって墓地から赤眼の黒猫と青眼の白猫を蘇生しさらにその攻撃力を2200アップさせます。
一気に最上級モンスタークラスの攻撃力を手に入れた2体と共に
マナブに向かって総攻撃をしかけるニャンデスター、
マナブはなすすべもなくライフが0になってしまいやられてしまいました。
ニャンデスターの勝利です。
そして敗者であるマナブに対し氷漬けにしてきた例の箱を持ってザ☆ルーグが歩み寄ってきます。
しかしニャンデスターは氷漬けにされる直前に見た父と母の顔と
かつて全ての人を笑顔にしたいと語ったマナブの顔が重なってしまいます。
今までの言動や行動からしてもマナブって筋金入りのお人好しなんですよね。
今動いてしまったらルーグの信頼を得る事はできない、
それを理解しながらもニャンデスターはとっさに動き出しルーグから箱を奪い取ります。
そしてせめて箱の中身をマナブに伝えようとニャンデスターアイで透視をしますが
箱を隔てた透視であってもニャンデスターの体は凍って行ってしまいます。
つまりこの箱の中身は「ただ見ただけ」で影響を及ぼしてしまうものだという事です。
氷漬けになる直前、マナブに対して何かを訴えかけるような目をするニャンデスター。
それを見てマナブはただ叫ぶ事しかできませんでした。
はたしてニャンデスターは箱の中身を伝える事には成功したのでしょうか。
なお当のザ☆ルーグは「勝ったのはどっちだ?」と事態をあまり把握していませんでした。
とりあえず意図は「敗者に箱を見せて励ます」で一貫している様子ですが
ニャンデスターが氷漬けになって混乱しているのだとすれば
「箱を見せたら氷漬けになるもの」だと認識している上で見せている事になりますね。
これを善意でやっているなら相当やばいですね。
というわけでマナブを裏切りつつも
結果的に彼を庇うような形で氷漬けになってしまったニャンデスター。
生まれ故郷ニャカヨシ星がザ☆ルーグによって氷漬けにされているという凄まじい境遇であり
今までにないシリアスな展開となっていましたが
これで箱の中身がギャグだったらそれはそれでニャカヨシ星浮かばれなくありません?
彼女のデッキは獣族メインと思わせておいてキャットクロー・ガールは戦士族、
そしてフュージョンモンスターのスターキャット・デストロイニャーは獣戦士族と
実は複数の種族の混合デッキです。
ちなみにEDの一枚絵もシルエットが消えて彼女の本来の姿が出ています。
もうこれ明らかにあれですね、おねショタですね。
次回予告 第35話『ロンドンと嘘とカセットテープ』
捕まえられたロンドンが逃亡するもののどうやらカセットテープを残すようです。
その内容からして恐らくはロンドンVSザ☆ルーグなのでしょう。
現在までトリックスター的なポジションを務めているロンドンですが
その真意が気になる所ですね。
そして今の時代にカセットテープ知ってる子供はどれくらいいるのでしょう。