2023年1月よりラッシュデュエルにてレジェンドルールが改定されます。
詳細はこちらの方になります。
今まではどれか1枚までしか採用する事が出来なかったのが
モンスター、魔法、罠でそれぞれ1枚ずつ、合計で最大3枚まで採用が可能となりました。
日を増すごとにレジェンドカードが増えていながらも1枚しか採用出来ないが為に
日の目を見ないレジェンドカードが次々と増えていく事を考慮した改定と言えるでしょう。
このルール改定で特に影響が大きいのは
ブラック・マジシャンやサイバティック・ワイバーンなど
レジェンドカードを主軸に据えるタイプのデッキでしょう。
今までは他のレジェンドカードを断念せざるを得ませんでしたが
改定される事で魔法カードや罠カードのレジェンドカードも採用出来るようになるので
よりこれらのレジェンドカードを軸にするデッキが使いやすくなります。
1枚しかないこれらのレジェンドカードを死者蘇生で墓地から蘇生したり
闇の量産工場の量産工場で手札に回収したりができるようになるので
場に出せる機会が飛躍的に増す事でしょう。
逆に普段レジェンドカードのモンスターを使っていないデッキは
モンスターのレジェンドカード枠をどうするかで悩む場合も多いでしょう。
特に種族デッキを使っている場合が問題で対応する種族のレジェンドカードがいれば問題ないのですが
例えばサイキック族や植物族などは現在該当する種族のレジェンドカードがいません。
この場合はリボルバー・ドラゴンや創世神のように汎用性の高い効果を持ったカードを採用するか
もしくは青眼の白龍のように単純に打点の高いカードを採用する事になるでしょうか。
ブラッド・ヴォルスやエーリアン・ソルジャーのような下級モンスターのレジェンドカードは
今までは他のレジェンドカードに比べて優先度が低くなりがちでしたが
ルール改正によって「とりあえず対応する種族デッキに混ぜておく」という人も増えるでしょうし
今後は日の目を見る機会も多くなりそうですね。
また全てのデッキで警戒を高める必要があるのは罠のレジェンドカードです。
罠のレジェンドカードはまだ種類が少なく、
しかも激流葬やハノイの崇高なる力聖なるバリア-ミラーフォース-など
今度出る魔法の筒以外はどれもモンスターを破壊する効果になっています。
この為に「罠カードによってモンスターが破壊される」という事態は
今までより頻繁に見かける事になってくるでしょう。
相対的にマキシマムモンスターのように罠に対する効果破壊耐性を持ったカードや
魔法罠を破壊できる効果を持つカードの価値は高まってくると思われます。
レジェンドカードは強力な性能持つカードばかりであり
今までデッキに1枚だけだったのが3枚見かけるようになるのは
環境に与える変化も大きなものとなるでしょう。
今後もレジェンドカードは増えてくると思いますし
今まで以上に「どのレジェンドカードを採用するか」というのは個性が出てきそうですね。