遊戯王ゴーラッシュ31話の感想です。
目次
場所が離れている?ならばリモートデュエルだ
恐怖の大王の元へ向かう六葉町バリバリベルギャー。
恐怖の大王とは何者なのか、という当然の疑問がみんなの前に出てきます。
現状恐怖の大王に関するまともなソースはロヴィアンのポエムと
帽子のカモスの予言くらいですからね。
そんな中で難しい顔をするニャンデスター、彼女は大王について何か知っている様子ですね。
なおカモスが言うには恐怖の大王はラッシュデュエルをするようです。
さて盗んだ宇宙船で走り出しているロンドンとネツゾー、
昔からロヴィアンは真面目でまっすぐだけどどこかおかしかったとロンドンが回想を語ります。
小さい頃のロンドンは悪戯好きだったみたいで
いとこであるロヴィアンを仕掛けた罠に引っかけようとするものの
ロヴィアンはそれらの罠をたやすくクリアしてはロンドンを悔しがらせていました。
そしてその頃には既にロヴィアンは恐怖の大王を感じていたという話です。
さて、アサカの指揮の元に太陽に向けて飛んでいる六葉町ですが
それに異を唱える人物がいました。MIKのランランです。
そもそもマナブから報告を聞くまでに六葉町が宇宙へ飛び出している事を知らず
地球の運命を賭けたラッシュデュエルを勝手にするなと戻ってくるように命じます。
今更そんな事は聞けないとアサナは反発し
ならラッシュデュエルでどちらが主導者に相応しいか決める事になります。
とはいうもののランランは六葉町にはおらず外部から通信で話している身、
つまり宇宙へ飛び出しているアサナとは遠く離れた状態です。
そこでアサナはリモートラッシュデュエルを提案しました。
テレビ電話などの通信環境を整えて離れた場所同士で行うデュエルであり
ランランもこれを承諾、お互い準備を整えたリモートラッシュデュエルが開始されます。
ちなみに2人のデュエルは皆が観戦しており多くがアサカを応援するなかで
マナブは上司だからとランランを応援しています。
効果確認よろしいですか?
先攻なアサカ、サイコロをお互いに振ってどちらが先行か決めています。ドロー。
モンスター2体召喚からの1体リリースで幻刃虚兵ビッグローランをアドバンス召喚、
フィールド魔法「天守楼の幻壊」を発動してターンエンドです。
この際ちゃんと効果確認よろしいですかとランランが聞いて
アサカがそれを受けて効果の説明をするという
現実のリモートデュエルでよく行われる動きをしています。
お互いにディスクを使わずデュエルフィールドを敷いてデュエルしている事もあり
普段行っているソリッドビジョンを使ったデュエルとはまた違った展開になっています。
ランランのターン、ドロー。
萌花牙のダリアを召喚してリリース、雪花牙ブランドブランをアドバンス召喚しつつ
さらに魔法「花牙縫い」で墓地肥やしを行いつつ
魔法「花牙分身」によってブランドブランを2体墓地から蘇生させます。
そして3体でのブランドブランで総攻撃をしかけようとしますが
その途中でテレビの画面がフリーズしてしまいます。
どうやら通信エラーが発生したようですね。リモートデュエルではよくある事です。
宇宙へ飛び出している六葉町とは遠く離れていますし仕方ありませんね。
こうなったら気長に待つしかないと皆して暇つぶしをする事になりました。
まずは皆で打倒ランランの為の作戦会議をしようとしますが
アサカはそれはフェアじゃないとしてヘッドフォンを被って音声を流し聞こえないようにします。
結構律儀な性格をしていますアサカ。
それに何かを聞くというのは待っている間の暇つぶしとしては理に適っていますね。
ちなみにランランの方はアサカの顔が可愛いのが腹立つといって
テレビに落書きをしはじめています。大丈夫?それ後でちゃんと消える?
場面は変わって盗んだ宇宙船で飛び出しているロンドンとネツゾー、
ネツゾーは今度こそ自分の捏造スクープで世界をあっと言わせると宣言しており
恐らくはこれがロンドンに協力している理由なんでしょうね。
どうやら宇宙人居住区でロヴィアンの計画を突き止めたのも
宇宙船が地下にある事を突き止めたのもネツゾーのようで
ロンドンはネツゾーの真実を追い求める調査能力を高く評価している一方で
どうしてそこま捏造に拘るのかを聞いてみます。
ネツゾーは真実は自分にとっての半分でしかなく、
そこに捏造を混ぜる事こそが自分の名に相応しい行動だからと言います。
うん、確かに親はどういう意図でこの名前つけたんでしょうね。
熱い気持ちを持ってほしいという想いを込めて
「熱蔵」とかそういう意味合いだったのでしょうか。
それはともかくとして捏造記事を書こうと思っても
ただ真実だけを突き止めてしまう自分の能力を嘆いており呪いとまで評していました。
そうこうしている間に2人はユウディアス達より一足早く恐怖の大王のいる宇宙船へとたどり着きます。
どうやって中に入るべきかを思案していた所、宇宙船の一室が開きました。
どうやら歓迎しているようでそのまま中に入ります。
2人を待ち構えていたのはザ☆セツリと名乗る
オプティックブラストできそうなバイザーをつけた少年です。
ザ☆セツリは大王の参謀を名乗っており、
ロンドンは大王に取り入るお近づきの印にとラッシュデュエルとデッキを献上しています。
よくよく考えれば恐怖の大王といっても別にまだ何も悪事を働いているわけではありません。
まずは友好的に接するというこのロンドンの行動はとても理性的なものかもしれません。
こうして大王の元に案内された2人ですが
大王は2人のラッシュデュエルが見たいと望みまして。
疑問を呈するなとザ☆セツリに言われ、
そのままロンドンとネツゾーはラッシュデュエルをはじめます。
大王「つまらないものですがこれどうぞ」
そうこうしているうちにようやくフリーズから復旧、
リモートラッシュデュエルが再開できるようになりました。
待っているのが相当に暇だったのかギャラリーたちは
既に自分勝手にデュエルをはじめています。
ちなみにその中にはバッドラブも混じっています。やっぱりデュエルできるんですねこのハト。
遊歩が指摘してアサカの方を見ると既にデュエルの続きを行っていました。
アサカは魔法「災採掘」によってランランの墓地のモンスターを自分の場に蘇生します。
「リモートデュエルで相手にカードを渡す時はどうするのか?」みたいな疑問を
デュエルフィールドの端に置いてコインなどを置いて目印をつけると
ちゃんとわかりやすい解決方法を伝えてくれています。
まあすぐにリリースするんですけどね。
アサカは奪った2体のモンスターをさっそくリリースして
幻壊竜バクハムートをアドバンス召喚、
その効果でランランのモンスターを全滅させます。
そして幻壊兵サカン・ヤサンと共に攻撃を仕掛けてランランのライフを0にしました。
アサカの勝利です。こうして主導権はアサカとなり宇宙進出は続行される事となりました。
ランランは負けたのが相当悔しかったらしく
「今度はもっと可愛くなくしてやる」と言っています。また落書きするんでしょうね。
同時にロンドンとネツゾーのデュエルも決着がついたようでロンドンが勝利しています。
負けたネツゾーの元に大王が歩みよって元気になって欲しいとあるケースを渡します。
その中身にロンドンとネツゾー、
そしてこっそり宇宙船に侵入していたへそ君を通じたフィッシャー須海が戦慄していました。
というわけでリモートデュエルを大々的に取り上げた回でした。
全体的にリモートデュエルにおいて細かい説明がされており
視聴者がリモートデュエルをする為のチュートリアル的な側面が感じられます。
アタックディフェンスカウンターの仕様やデュエル中の画面フリーズなど
リモートデュエルあるあるをネタとして仕込んでいるのがニクいですね。
次回予告 第32話『襲来!恐怖の大王』
ついに恐怖の大王の元にたどり着いた六葉町御一行。
そして恐怖の大王は・・・友好ラッシュデュエル大会を申し込んできました。
というわけでロヴィアンVS大王のデュエルが始まる様子です。
今の所大王かなりフレンドリーですね。