今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1500/守1500
【Pスケール:青8/赤8】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、手札を1枚捨てて発動できる。
このカードを相手フィールドに特殊召喚する。
【モンスター効果】
このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがPゾーンからの特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカードの元々の持ち主は、自身のデッキから「魔界台本」魔法カード3枚を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自身のフィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。
この効果でセットしたカードはエンドフェイズに破壊される。
②:このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から「魔界台本」魔法カード1枚を選んでデッキに戻す。
【魔界劇団】の新規となる闇属性悪魔族のレベル4ペンデュラムモンスターです。
異形の右手でペンを持ち原稿を周囲に舞わせている妙齢の女性悪魔です。
カード名を直訳すると「自由な脚本家」であり
その名の通り魔界劇団においてシナリオ制作などを担当しているのでしょう。
いかにも気まぐれで色々なシナリオを書いて劇団員たちに無茶振りしてそうですね。
魔界台本をセットして相手の効果扱いで破壊する
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手のモンスターの攻撃宣言時、手札を1枚捨てて発動できる。
このカードを相手フィールドに特殊召喚する。
ペンデュラム効果は1ターンに1度、自分か相手モンスターが攻撃宣言した際に
手札を1枚捨てる事で相手の場に特殊召喚するというものです。
①のモンスター効果とセットになっている効果でありあちらの効果の発動トリガーになっています。
①:このカードがPゾーンからの特殊召喚に成功した場合に発動する。
このカードの元々の持ち主は、自身のデッキから「魔界台本」魔法カード3枚を相手に見せ、
相手はその中からランダムに1枚選ぶ。
そのカード1枚を自身のフィールドにセットし、残りのカードはデッキに戻す。
この効果でセットしたカードはエンドフェイズに破壊される。
モンスター効果の①は1ターンに1度、ペンデュラムゾーンから特殊召喚した場合に
元々の持ち主がデッキから3枚魔界台本を見せて相手にランダムに1枚選ばせ
その選ばれた魔界台本をフィールドにセットするというものです。
セットした魔界台本はエンドフェイズ時に破壊され
しかもこの破壊は「相手が破壊した」扱いになるので各種魔界台本が持つ
相手によって破壊された場合の発動条件を満たします。
②:このカードが破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から「魔界台本」魔法カード1枚を選んでデッキに戻す。
モンスター効果の②は1ターンに1度、破壊された場合に
墓地から魔界台本1枚をデッキに戻せるというものです。
墓地アドバンテージの損失に繋がる効果ですがこのカードの①のモンスター効果や
魔界劇団-ビッグ・スターのモンスター効果など
デッキから引っ張りたい魔界台本が無いもうないという場合にそれをデッキに戻す手段となります。
ペンデュラム効果で相手の場に特殊召喚されるのが攻撃宣言したタイミングなので
そのまま特殊召喚されたこのカードを戦闘破壊する事で条件を満たせます。
とにかく魔界台本の破壊された効果を発動するのに特化しているカードです。
同じく自作自演で魔界台本を破壊できるカードに魔界劇団-コミック・リリーフがありましたが
こちらはデッキから直接破壊したい魔界台本を引っ張ってこれるのでより直接的です。
ペンデュラム効果からの発動には手札1枚のコストと攻撃宣言が必要となりますが
デッキから好きなだけ魔界劇団を特殊召喚できる魔界台本「魔界の宴咜女」、
5枚になるまでドローできる魔界台本「オープニング・セレモニー」といった強烈な効果を
デッキに3枚残っていれば確実に引っ張ってこれるのはすさまじいです。
3枚残っていない場合でも基本はこの2種類から選んでいくといいでしょう。
ちなみに魔界劇団-ハイパー・ディレクターなどで別の手段で
ペンデュラムゾーンから特殊召喚する事でも①のモンスター効果は発動できます。
この場合は相手によって破壊された場合の効果は発動できないので
素直に自壊する前にセットした魔界台本を発動してしまうのがいいでしょう。