10月21日にVジャンプ12月号が発売されます。
今回紹介するのはその付属としてついてくるこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星8/風属性/昆虫族/攻1500/守2600
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:昆虫族モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:このカードの攻撃力は、フィールドの他の昆虫族モンスターの数×300アップする。
③:自分・相手のエンドフェイズに発動する。
お互いは自身の手札・墓地から昆虫族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
風属性昆虫族のレベル8モンスターです。
クワガタ、カミキリムシ、テントウムシ、蜂、蝶と
様々な虫が合体したような姿を持つ人型ロボットです。
背景の爆発と右手に持ったグレートソードが実にヒーロー感出ていますね。
カード名はドイツ語で6を意味する「ゼクス」+
クワガタムシを意味する「スタッグビートル」からだと思われます。
6体の虫が合体してこの姿となっているのでしょう。
パーツ見る限り6体どころじゃない気もしますが。
お互いに昆虫族を特殊召喚させる
①:昆虫族モンスターが特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、昆虫族が特殊召喚された場合に
自身を手札から特殊召喚する自己展開効果です。
昆虫族メインのデッキであれば容易に条件を満たす事が可能であり
それ以外のデッキでもNo.2 蚊学忍者シャドー・モスキートのエクシーズ召喚や
グレートフライのリンク召喚を行うなどで条件を満たせます。
②の効果は場の他の昆虫族の数×300だけ自身の攻撃力をアップさせる自己強化効果です。
強化数値は悪くはありませんが元々の攻撃力が1500と低めで自身は参照しない為に
まとまった攻撃力を得るには複数体の昆虫族を展開する必要があります。
高い攻撃力を確保したい場合は種族変更などで相手モンスターの数も視野に入れたい所です。
③:自分・相手のエンドフェイズに発動する。
お互いは自身の手札・墓地から昆虫族モンスター1体を選んで特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
③の効果はお互いのエンドフェイズに1度、
お互いに手札や墓地から昆虫族1体を効果無効にして特殊召喚するというものです。
様々な昆虫族の蘇生に繋げられますが相手にも蘇生を許してしまいます。
増殖するGは多くのデッキに採用されておりそれを蘇生されてしまうケースは多いでしょう。
なお強制効果なので蘇生させたくないカードが相手にあったとしても
発動しないといけない点は注意しておきましょう。
昆虫族デッキならば簡単に特殊召喚できる上に
レベルが8と高めでさらに昆虫族全般を蘇生できる為に
チューナーを蘇生して高レベルのシンクロ、レベル8を蘇生してランク8エクシーズ、
リンクの高い昆虫族を蘇生して更なる高リンクに繋げるなど様々な使い道のあるカードです。
ただ②の効果は単純に自分ターンに発動した場合、
効果無効で蘇生した昆虫族とこのカードを場に維持しないと各種素材に利用する事は難しいです。
有効に活用する方法としてはまずワンダー・エクシーズやシンクロ・トランスミッションなど
相手ターンにエクシーズ召喚やシンクロ召喚を行える手段と併用する手があります。
もう1つの活用法としては相手ターンの終わり間際に昆虫族を特殊召喚して
このカードを特殊召喚してしまう手です。
この方法であれば蘇生した昆虫族と一緒に各種素材へと利用しやすく
また相手に蘇生効果を逆利用されたとしても対処がしやすくなります。
このカードを素材にせずに更にもう1度蘇生効果を発動するといった事も狙えるので
相手ターンに昆虫族を特殊召喚する手段と併用するのをオススメします。
ちなみに色々な意味で増殖するGが天敵です。
チェーンして発動されるとドローされてしまう上に
③の効果を発動するとドローと蘇生を同時にさせてしまいます。