今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
永続罠
①:「赤酢の踏切」は自分フィールドに1枚しか表側表示で存在できない。
②:セットされたこのカードと同じ縦列に
相手のカードが存在する場合にこのカードを発動できる。
このカードと同じ縦列の、このカード以外のカードを全て持ち主の手札に戻す。
③:このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
このカードと同じ縦列の使用していないゾーンは使用できない。
汎用の永続罠です。
大量の強大な赤須を乗せた貨物列車が踏切を渡っています。
しゃりの軍貫のフレーバーテキストに
「円みと芳醇な香りを備えたEDO-FRONT製の赤酢も近日入港予定」
というのがありましたが恐らくこれがこのEDO-FRONT製の赤酢なのでしょう。
実際に背景には軍貫処『海せん』のような施設が見れる事から
まさに入港している場面を表していると思われます。
大きさはともかくなんかこうすごく割れたり転がったりしやすそうなんですがこれ
カード名の由来は「開かずの踏切」からでしょう。
遮断機が降りた状態が長時間続き中々開かない踏切がそう呼ばれます。
なお正式な定義が存在しており
ピーク時において60分中40分以上踏切が遮断されている事が条件となっています。
1つの縦列にあるカードを退避させて通行不可に
①の効果は自分の場に1枚しか表側で存在出来ない制約です。
複数枚並べてゾーンの制限を加速させない為の措置でしょうね。
素直にセットするのは1枚だけにしておいた方がいいでしょう。
相手のカードが存在する場合にこのカードを発動できる。
このカードと同じ縦列の、このカード以外のカードを全て持ち主の手札に戻す。
②の効果はセットしている縦列に相手のカードがある場合に
このカード以外の同じ縦列のカードを全て手札に戻すバウンス効果です。
遮断機によって踏切から退避させてるイメージだと思われます。
上手く相手と同じ縦列に合わせる事が出来れば
対象に取らないバウンスとして機能します。
また同時に自分のモンスターもバウンスする事が可能であり
召喚成功時に発動出来るモンスター効果などの再利用ができます。
このカードと同じ縦列の使用していないゾーンは使用できない。
③の効果は同じ縦列のゾーンを使用不可にするというものです。
まさに遮断機によって踏切を通れないようにしているイメージですね。
リンク召喚デッキ相手に対しては特に2列目、4列目のゾーンを使用不可にするのが効果的で
もう片方のEXモンスターゾーンを埋めてしまえば相手はリンク召喚ができなくなります。
またペンデュラム召喚がメインのデッキ相手に対しては
両端のどちらかを使用不可能にする事でペンデュラム召喚を封じる事が可能です。
全体的な性能としては
対リンク、対ペンデュラムの側面も持ったバウンスカードといった感じでしょうか。
相手モンスターの除去を狙う場合、ややタイミングが遅くはなるものの
相手が出したモンスターと同じ縦列にセットする事で
次の相手ターンにバウンスを狙う事が可能です。
できるだけ自分のモンスターの再利用も兼ねる形で活用する事で
無駄なく活用してく事ができるでしょう。
またこの手のバウンス系の常として壊獣など送り付けるタイプのカードとは相性がよく
任意のモンスターゾーンに送り付けた壊獣を自分の手札に戻して再利用ができるので
よりリンク召喚封じ、ペンデュラム召喚封じと併用しやすくなります。
怪獣の再利用手段としてはドカンポリンあたりがライバルでしょうか。
前述の通りにリンク召喚やペンデュラム召喚を妨害できる点、
自分モンスターのバウンスも出来る点で差別化していきましょう。