今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
①:自分または相手のフィールドゾーンの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。その後、この効果で除外したカードを
除外されたプレイヤーから見て相手のフィールドゾーンに表側表示で置く。
その後、置いたカードとは元々のカード名が異なるフィールド魔法カード1枚を
置かれたプレイヤーの墓地から選んでこの効果でカードを
除外されたプレイヤーのフィールドゾーンに表側表示で置く事ができる。
汎用の通常魔法です。
成金ゴブリンが不動産屋と思われるサラリーマンゴブリンから物件を買おうとしています。
営業スマイルの裏でとっても邪悪な思考をしている事から
なんらかの事故物件を売りつけようとしているものだと思われます。
恐らくこのイラストの後に隣の芝刈りへと繋がる事を考えると
猛獣が住み着いて買い手がいなかった土地なのでしょう。
「土地ころがし」とは安い土地の地価を吊り上げてから高額で売却する手法です。
土地の価値が高かったバブル時代に大変流行った手法であり
現在でもヤクザの商売としてイメージする人も多いと思われます。
このサラリーマンゴブリンも安い土地の値段を吊り上げて売っているのでしょうね。
片方の場のフィールド魔法ともう片方の墓地のフィールド魔法を交換
①:自分または相手のフィールドゾーンの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。その後、この効果で除外したカードを
除外されたプレイヤーから見て相手のフィールドゾーンに表側表示で置く。
その後、置いたカードとは元々のカード名が異なるフィールド魔法カード1枚を
置かれたプレイヤーの墓地から選んでこの効果でカードを
除外されたプレイヤーのフィールドゾーンに表側表示で置く事ができる。
その効果は1ターンに1度、表側で出ているフィールド魔法を除外し、
それを相手のフィールドゾーンに表側表示で置き、
さらにその後、置かれたプレイヤーの墓地から別のフィールド魔法を
除外されたプレイヤーの方のフィールドゾーンに表側で置けるというものです。
テキストだけ見ると何のこっちゃってなる人も多いかもしれませんが
とりあえず最初にフィールド魔法を除外された方のプレイヤーをA、もう片方のプレイヤーをBとして
「Aのフィールド魔法を除外してそれをBのフィールドゾーンに置く」
「その後Bの墓地にあるフィールド魔法をAのフィールドゾーンに置く(こちらは任意効果)」
と説明すると分かりやすいでしょうか。
「相手のフィールド魔法を奪った後に自身の墓地のフィールド魔法を相手に送り付ける」
もしくは逆に
「自身のフィールド魔法を相手に送り付けた後に相手の墓地のフィールド魔法を奪う」
といった感じの使い方になってきます。
相手がフィールド魔法を使ってくれるとは限らないので
基本的には確実に発動できる部分である
「自分のフィールド魔法を相手に押し付ける」という使い方になってくるでしょうか。
オレイカルコスの結界や魔法族の里といった
デメリット効果のあるフィールド魔法を相手に押し付ける事で相手の動きを制限させられます。
同じく自分のフィールド魔法を押し付ける事のできる盆回しと違いデッキから送り付けるわけではないので
事前に自分の場に発動しておかないといけませんがあとらと違い制限カードではない点、
1種類のフィールド魔法だけ採用すれば問題ない点がポイントです。
その他、チキンレースとは相性がよくまず自分の場に発動してドローした後に
この効果で相手に送り付ける事で再度ドロー効果を発動する事が可能です。
勿論相手がフィールド魔法を使っていればそれを奪い取る使い方も可能になってきます。
この場合実質的なフィールド魔法の除去に繋がると同時に
墓地のフィールド魔法を相手に送り付ける事が出来るのでより使い勝手が増してきます。
サイドデッキに忍ばせておいて相手がフィールド魔法を使うデッキであれば
送り付ける用のカードと一緒にメインデッキに投入するという使い方をするのも面白いでしょう。
ところでこのサラリーマンゴブリンが持ってる紙の家、
明らかに隣の芝刈りで描かれていた家とは違いますよね。
このあたりでも相当に詐欺ってそうです。