今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
シンクロ・効果モンスター
星7/風属性/植物族/攻2200/守2500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに昆虫族・植物族モンスター1体を召喚できる。
②:自分の昆虫族・植物族モンスターの戦闘でモンスターが破壊され墓地へ送られた時、
その破壊されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
その後、与えたダメージの数値分だけ自分のLPを回復する。
風属性植物族のレベル7シンクロモンスターです。
円喚師フェアリと一緒に発表されておりあちらの進化形と思われます。
ビフォー
↓
アフター
頭部がなく、代わりに輪のついた木製のゴーレムが森の中を歩いており
円喚師フェアリがその上に乗っています。
左手には数匹の狐を乗せており搭乗者のフェアリともども穏やかさを感じさせます。
背景の木々や狐の大きさから考えるとフェアリ、かなり小さいみたいですね。
カード名の由来は妖精の輪とも称される現象である「菌輪(きんりん)」からだと思われます。
芝生が輪のように繁茂、あるいは逆に枯れそこに同じようにキノコが輪を形成するように生える現象で
しばしば妖精や魔女の仕業として言い伝えられてきました。
原因は現在も完全には解明されておらず研究中のようですが
芝に付着したキノコの胞子が芝の増殖に伴い丁度輪の形になるという説があります。
植物族や昆虫族の召喚権追加
シンクロ素材には特に指定はなく
チューナーとチューナー以外を合計レベル7になるように揃えればシンクロ召喚が可能です。
とはいえ効果を考えると昆虫族ないし植物族メインのデッキで活用する事になるでしょう。
自分は通常召喚に加えて1度だけ、
自分メインフェイズに昆虫族・植物族モンスター1体を召喚できる。
①の効果はこのカードが場に出ている間、
昆虫族か植物族を追加でもう1体召喚出来る召喚権追加です。
単純に展開力を補強してくれる効果でありチューナーを追加で召喚する事で
連続シンクロに繋げていく事も狙いやすいです。
②:自分の昆虫族・植物族モンスターの戦闘でモンスターが破壊され墓地へ送られた時、
その破壊されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力の半分のダメージを相手に与える。
その後、与えたダメージの数値分だけ自分のLPを回復する。
②の効果は1ターンに1度、自分の昆虫族か植物族が行った戦闘で
どちらかのモンスターが戦闘破壊されて墓地へ送られた時に
その破壊されたモンスターの攻撃力半分のダメージを相手に与えて
同じ数値だけ自身のライフを回復するというものです。
バーンと回復を同時に兼ねた効果であり【アロマ】などでは
ライフ回復をトリガーとする効果の条件を満たすのにも活用できます。
自身も植物族なので条件を満たし、攻撃力が2200あるので
下級モンスター程度の戦闘破壊は狙えます
基本的には①の効果によって召喚権を増やせる事を利用した
昆虫族、植物族デッキにおける展開力を助ける存在として活用していくといいでしょう。
特にB・F-早撃ちのアルバレストやランカの蟲惑魔といった
通常召喚成功時に効果を発動出来るタイプのカードはより使いやすくなります。
再度召喚が必要なギガプラントや炎妖蝶ウィルプスあたりのサポートとしても優秀です。
円喚師フェアリが昆虫族でこちらは植物族なので
【ビー・フォース】などで活用する場合には注意です。