今回紹介するのはPHOTON HYPERNOVA(フォトン・ハイパーノヴァ)よりこのカードです。
目次
カード説明
儀式魔法
「リチュア」儀式モンスターの降臨に必要。
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体をリリース、
またはレベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「リチュア」儀式モンスター1体を儀式召喚し、自分はその元々の攻撃力分のLPを失う。
②:このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地の「リチュア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番上に戻し、このカードをデッキの一番下に戻す。
【リチュア】用の新たな儀式魔法です。
リチュアの儀水鏡に似ていますが全体的な色合いが黒紫になっており
また円型だった鏡が六角形になっています。
「氷魔鏡」という名称からも氷結界の要素を色濃く受け継いだ儀式魔法だと思われます。
相手モンスターを生け贄に儀式召喚
①:相手フィールドの表側表示モンスター1体をリリース、
またはレベルの合計が儀式召喚するモンスターと同じになるように
自分の手札・フィールドのモンスターをリリースし、
手札から「リチュア」儀式モンスター1体を儀式召喚し、自分はその元々の攻撃力分のLPを失う。
①の効果は儀式召喚用の効果であり
通常通りに自分の手札やフィールドからリリースする代わりに
相手モンスター1体をリリースして儀式召喚する事が可能です。
実質的に除去を兼ねた儀式召喚である故に相手モンスターをリリースする場合はレベル制限が何もなく
レベルを持たないリンクモンスターだろうがエクシーズモンスターだろうが生け贄にできるという
勝鬨くんもびっくりな性能をしています。
儀式召喚できるモンスターのレベル制限とかも特になく
レベル10のイビリチュア・ネーレイマナスやイビリチュア・ジールギガスも
相手モンスターを生け贄にしつつ儀式召喚できます。
その一方で儀式召喚したモンスターの攻撃力分ライフを失うデメリットがあります。
リチュア儀式モンスターはレベルが上がると順当に攻撃力が上がっていき
特にイビリチュア・ジールギガスを出した場合3200ものライフを失っています。
低レベルのリチュア儀式でも2000は失うのでライフコストは無視できないものとなるでしょう。
自分の墓地の「リチュア」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番上に戻し、このカードをデッキの一番下に戻す。
②の効果は墓地のこのカードをデッキボトムに戻し
墓地のリチュアモンスター1体をデッキトップに戻すというものです。
墓地アドバンテージこそ失うもののデッキトップを意図的に捜査する事が可能であり
イビリチュア・ジールギガスの効果を意図的に発動する事も可能です。
文句なしに強力な儀式魔法ですが同時にライフコストも強烈であり
そのままだと2,3回発動するだけでライフが残り僅かとなってしまいます。
このライフコストとどう折り合いをつけるかがこのカードを使う上での鍵となるでしょう。
このカードを積極的に活用していくのであれば
三位一択などのライフ回復手段の確保も選択肢に入ってくるでしょう。
とりあえず1回だけ発動できればいいやと割り切って
デッキに1枚だけ採用するのもありだと思います。