今回紹介するのはデッキビルドパック アメイジング・ディフェンダーズ よりこのカードです。
目次
カード説明
儀式・効果モンスター
星6/光属性/天使族/攻 0/守 0
「御巫神楽」により降臨。
このカード名の①③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「オオヒメの御巫」以外の「御巫」カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
②:このカードは戦闘では破壊されず、
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
③:自分・相手ターンに、自分の墓地の装備魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを装備可能なフィールドのモンスター1体に装備する。
【御巫】に属する光属性天使族のレベル6儀式モンスターです。
剣の巫女ハレと鏡の巫女ニニが合体して1つになった姿であり
すらりとした長身の黒髪の美女になっています。
全体的に金色の装飾となっており右手に、剣を、左手に鏡をそれぞれ浮かせています。
この2つがそれぞれ三種の神器である草薙の剣、八咫の鏡がモチーフだとすると
ここにもう1つ、八尺瓊の勾玉をモチーフとする御巫が合体する事で
完全体となりそうな雰囲気があります。
「オオヒメ」とは日本神話の主神となる太陽神、天照大神の別名です。
漢字で書くと「大日女」となります。
フリーチェーンで墓地から装備魔法を装備
対応する儀式魔法は御巫神楽です。
リリース要員は手札かフィールドからと普通の儀式魔法と変わらず儀式の下準備にも対応しませんが
除去効果とバーン効果を兼ね備えた特徴を持つ儀式魔法であり
儀式召喚を行う事そのものに意義があります。
それとは別に伝承の大御巫で召喚条件むしで特殊召喚が可能であり
いずれもこのカードの①の効果でサーチが可能です。
①:手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
デッキから「オオヒメの御巫」以外の「御巫」カード1枚を手札に加える。
その後、自分の手札を1枚選んで捨てる。
①の効果は1ターンに1度、手札からこのカードを見せる事で
同名カード以外の御巫カードを手札に加えて1枚手札から捨てる手札交換効果です。
実質的に御巫全般のサーチカードとして機能し儀式召喚に繋がる御巫神楽もそうですが、
特に展開の要となる御巫の水舞踏がサーチできるのが大きいです。
また効果発動後に手札を捨てる処理が発生する為に
灰流うららで無効にされたとしても手札に残り続けます。
このカードの戦闘で発生する自分への戦闘ダメージは代わりに相手が受ける。
②の効果は戦闘破壊耐性と
戦闘ダメージを相手に押し付けるというものです。
剣の御巫ハレや鏡の御巫ニニも持っていた効果であり
攻撃力0から戦闘ダメージを押し付ける【御巫】のメインとなる効果です。
このカードの場合、他の2枚と違い装備魔法がなくともこの効果が付与されており
魔法罠除去を恐れる事なく儀式召喚した直後からそのまま殴りかかれます。
③:自分・相手ターンに、自分の墓地の装備魔法カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを装備可能なフィールドのモンスター1体に装備する。
③の効果はお互いのターンに1度、
墓地の装備魔法をフィールドのモンスターに装備させるというものです。
①の効果であらかじめ装備魔法を墓地へ送っておく事でこの効果に繋げやすくなるでしょう。
特に有力なのは脆刃の剣で攻撃力2000以上の相手モンスターに装備させて殴りかかれば
それで1ターンキルが成立します。
相手ターンにも発動出来るというのもポイントで
御巫の誘い輪舞を相手モンスターに装備させる事でフリーチェーン妨害としても機能します。
相手がこのカードを破壊しようとしてきたら御巫の祓舞や御巫の水舞踏を装備して
効果破壊耐性を付与してもいいでしょう。
特殊召喚しやすいレベル6として出張する手も
装備魔法を自前で墓地から用意できる事から
他の御巫以上に脆刃の剣を絡めた1ターンキルを狙いやすいカードとなっています。
しかしそれ以上に①の効果がとても便利な代物であり
あえて儀式召喚せずに①の効果を毎ターン使い続けるというのも強力です。
この場合、相手ターンに伝承の大御巫で一時的に特殊召喚して
壁と装備魔法の再利用を行う役割として活用できればより無駄がないでしょう。
自身を特殊召喚できる伝承の大御巫を①の効果でサーチできる事から
実質的に「手札1枚をコストに特殊召喚できるレベル6モンスター」として使う事も可能です。
③の効果で墓地から装備魔法を再利用しつつランク6のエクシーズ召喚に繋げられますし
何よりも儀式モンスター故に様々な儀式サポートによるサーチに対応している為に
特殊召喚しやすいレベル6モンスターの中でも独自の地位と役割を担う事ができます。
御巫神楽をサーチしての儀式召喚を行う事も可能であり
リリースする事にメリットのあるデッキや装備魔法を積極的に扱うデッキでは
こちらの手段で場に展開するのもいいでしょう。
この手の合体形態としては珍しく
元の2人と色合いなどがあまり似ていません。
設定的には元々存在していた偉大な御巫を
2人が力を合わせて実体化させてる感じなのかもしれませんね。