今回紹介するのはWORLD PREMIERE PACK 2022よりこのカードです。
目次
カード説明
リンク・効果モンスター
地属性/昆虫族/攻3000/LINK-4
【リンクマーカー:上/左下/下/右下】
\ ↑ /
← →
/ ↓ \
昆虫族モンスター2体以上
このカード名の③の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:リンク召喚されたこのカードの攻撃力が3000以下の場合、
このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
②:このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
③:自分フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースし、
以下の効果から1つを選んで発動できる。
●デッキから「ビートルーパー」モンスター1体を特殊召喚する。
●このカードの攻撃力はターン終了時まで2000アップする。
【ビートルーパー】に属する地属性昆虫族のLINK-4リンクモンスターです。
背中に城を乗っけた白い巨大なカブトムシです。
大地の木々がとても小さく映っておりいかに巨大なモンスターであるかが伺えます。
重騎甲虫マイティ・ネプチューンが砦ならばこちらはまさしく城ですね。
モチーフは「アトラスオオカブト」からだと思われます。
主に東南アジアに生息するカブトムシで
個体数が多く安価で大量に輸入される為にペットとして人気が高いです。
昆虫族1体リリースでリクルートor打点アップ
昆虫族モンスター2体以上
リンク素材には昆虫族2体以上を指定しています。
②の制約からも昆虫族メインのデッキでリンク召喚を狙う事になるでしょう。
【ビートルーパー】にはLINK-2の騎甲虫アームド・ホーンがおり
あちらを経由しつさらに熾天蝶を経由してリンク召喚を狙っていくと
展開力を補いつつ墓地アドバンテージを稼いでいく事が可能です。
同じく昆虫族リンクである甲虫装機 ピコファレーナや虫忍 ハガクレミノを経由するのもいいでしょ。
リンクマーカーは上と下方向に3つというトポロジック・ボマー・ドラゴンと同じ配置です。
リンマーカーの確保がしやすく他にリンクモンスターを一緒に並べやすいです。
このカードは相手の効果の対象にならず、相手の効果では破壊されない。
①の効果はリンク召喚していてかつ攻撃力が3000以下の場合には
相手の効果による対象耐性を破壊耐性が付与されるというものです。
元々の攻撃力が3000であり③の効果などで強化をしない限りは
この耐性が付与される形となります。
シンプルに優秀な耐性を持つ3000打点のアタッカーとして活用していけるでしょう。
自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
②の効果はこのカードが場に出ている間は昆虫族しか特殊召喚出来なくなる制約です。
この制約やリンク素材の為に基本的に昆虫族デッキの活用が前提となります。
③:自分フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースし、
以下の効果から1つを選んで発動できる。
③の効果は1ターンに1度、自分の場の昆虫族1体をリリースする事で
2つある効果から1つを選択して発動出来るというものです。
もう1つはそのターンの間攻撃力が2000アップします。
シンプルな打点強化であり5000打点という単純な暴力で殴りかかれます。
ただ攻撃力が5000になるという事は①の効果の耐性がなくなってしまうという事でもあり
相手の除去には注意しなければいけません。
次のターンには攻撃力が元に戻ってしまいますがその結果として①の耐性も戻ります。
昆虫族しか特殊召喚出来なくなる制約がある時に
【ビートルーパー】におけるエースの1体であり
LINK-4と重いながらも騎甲虫歩兵分隊でトークンを大量に生成しつつ
熾天蝶あたりのリンクモンスターを経由する事で結構リンク召喚を狙っていけます。
何よりこうした連続リンクでこのカードのリンク召喚に繋げる点は
間接的に墓地肥やしにも繋がるので
騎甲虫アームド・ホーンや騎甲虫隊上陸態勢の墓地コストを確保するのにも役立ちます。
また昆虫族では初のLINK-4モンスターとなっています。
これは【ビートルーパー】に限らずビー・フォースやトランシケーダといった
昆虫族しか特殊召喚出来なくなる制約を持つカードを使う場合に
リンク召喚の着地点の1つとして何かと重宝します。
これらのカードを用いる場合にリンク召喚の幅がぐっと広がるので
このカードのお世話になる昆虫族デッキは多いでしょう。
ビートルーパーは昆虫族全般で活用できるカードが多いですが
このカードは特に他の昆虫族デッキでも活躍しそうです。