今回紹介するのはDARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星7/水属性/サイキック族/攻2800/守1000
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分フィールドにモンスターが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「クシャトリラ」罠カード1枚を手札に加える。
③:このカードの攻撃宣言時、または相手がモンスターの効果を発動した場合に発動できる。
相手のデッキの上からカードを5枚までめくり、その中から1枚を選んで裏側表示で除外する。
残りのカードを元の順番でデッキの上に戻す。
【クシャトリラ】に属する水属性サイキック族のレベル7モンスターです。
巨大な機械仕掛けのマサカリを担いだ赤鬼を思わせるようなクシャトリラです。
左腕で何かポッドのようなものを地面に設置しております。
このポッド本当に何なんでしょうね、ライフォビアの環境を作り変える装置とかでしょうか。
オーガとは様々な伝承や神話に登場する怪物です。
元々は様々な伝承に登場する名前のない人喰いの巨人にオーガという名称がつけられ
それが定着したと言われています。ファンタジー作品でもよく登場する魔物ですね。
七大罪の「憤怒」を象徴する魔物の一体としても扱われます。
概ね日本の物語における「鬼」と同じようなものであり
実際このモンスターも日本の鬼がモチーフになっていると思われます。
相手のデッキトップ5枚から好きなカードを除外
①の効果は自分の場にモンスターがいない場合に
手札から特殊召喚できる自己展開効果です。
各種クシャトリラが共通で持つ自己展開効果であり
「1体目を出すのが簡単だけど2体目以降を出すには別の手段が必要」と
エクシーズ召喚を狙うにはひと手間いる仕様となっています。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「クシャトリラ」罠カード1枚を手札に加える。
②の効果は1ターンに1度、
デッキからクシャトリラ罠1枚を手札に加えるサーチ効果です。
モンスターをサーチできるクシャトリラ・ユニコーン、魔法をサーチできるクシャトリラ・フェンリルと
それぞれサーチ先が分担しています。
クシャトリラの名を冠する罠は現在クシャトリラ・プリペア1枚のみであり
実質専用サーチとなっています。
そのクシャトリラ・プリペアはフリーチェーンで除外ゾーンのクシャトリラを特殊召喚可能であり
これをサーチできる意味は大きいです。
③:このカードの攻撃宣言時、または相手がモンスターの効果を発動した場合に発動できる。
相手のデッキの上からカードを5枚までめくり、その中から1枚を選んで裏側表示で除外する。
残りのカードを元の順番でデッキの上に戻す。
③の効果は1ターンに1度、
自身が攻撃宣言するか相手がモンスター効果を発動した時に
相手のデッキトップからカード5枚を確認して
その中から1枚選んで裏側表示で除外、残りをデッキトップに戻すというものです。
直接的なアドバンテージに繋がる効果ではありませんが
キーカードを除外できれば相手のサーチやリクルートを狂わせる事が可能です。
特に流離のグリフォンライダーのように
1枚しか入っていない事が多いカードや制限カードを除外できれば美味しいです。
特に少数のカードを出張セットとして活用しているデッキに対して効果的なカードであり
例えば【勇者トークン】であれば大抵は1枚しか入っていない流離のグリフォンライダーや
制限カードのアラメシアの儀のどちらかをデッキから除外する事が出来れば
出張パーツ全般の機能を大幅に低下させる事が可能となっています。
そうでなくとも簡単に特殊召喚できてクシャトリラ・プリペアをサーチできるだけでも有用であり
刺さる相手は刺さり、そうでもなくとも普通に活用していけるという便利な存在です。
③の効果は他のクシャトリラと比べて限定的な効果なので
ある意味ではエクシーズ素材に使いやすいとも言えますね。