遊戯王ゴーラッシュ第20話の感想です。
前回のあらすじ:顔芸に定評のあるランランさん
目次
特に理由のない暴力がフィッシャー須海を襲う!
突然現れたローブを纏った少女、
彼女にゴーハ・ユウナを救助する為にロヴィアン盗賊団を探っている事を説明すると
それを身の程知らずだと切って捨てます。
そしてその手には捕えられ袋詰めにされてたフィッシャー須海の姿がありました。
以前掃除機でゴーストバスターズした犯人はこの少女だという事ですね。
少女は気をつけた方がいいと忠告するフィッシャー須海を殴りつけ黙らせます。
そうこうしてる所に野次馬が集まってきましたが
ガニ子がここはラッシュデュエルをする所だとそんな野次馬たちを制します。
ユウディアスはユウナに勝負を申し込み、もし自分が勝てば
ロディアン盗賊団やゴーハ・ユウナについて知ってる事を全てはなしてもらうと要求します。
ユウナは最初、受ける理由がないと突っぱねようとしますが
ユウディアスのデュエルディスクを見て態度を急変させます。
ユウディアスのデュエルディスクは前作遊戯王セブンスと同じ形のものであり
同時に遊飛や遊歩など今作の人達は初めて見るものだと言っています。
ユウナは何か知っているようでデュエルディスクをどこで手に入れたのかを聞くと、
ユウディアスは地球でカードと共に手に入れた大切なものだと答えます。
それを聞いたユウナはムカつく、超ムカつくとまるで癇癪をおこすかのように叫び
フィッシャー須海に暴力を振り続けます。
そして自分が勝てばユウディアスのデュエルディスクと
UTS3人のデュエルパワーを全ていただくとラッシュデュエルの条件をつきつけます。
自分はともかく他2人のデュエルパワーはさすがにとユウディアスはその条件を渋りますが
遊歩社長から問題ない、やれとのお達しが入りその条件を引き受けます。
重大な情報が手に入るこの場面は賭けに出る場面だと遊歩は考えたようです。
こうしてユウディアスVS謎の少女のラッシュデュエルが開始されました。
ゆく手を阻む壁も 山も 惑星も
先行はユウディアス、ドロー。
トランザム・ライナック、シャドウ・センチネル、ブライト・センチネルを召喚、
ターンエンドです。
少女のターン、ドロー。
エアロ・ソーサラー、アース・ソーサラーを召喚、
そして2体をリリースして出したのは・・・
前作「遊戯王SEVENS」における王道遊我のエース、セブンスロード・マジシャンです。
BGMもきっちりと前作を意識したものとなっています。
この時点で少女がただものではない事が伺えますね。
その効果はお馴染み、墓地の属性種類に応じた攻撃力アップ。
今回は3属性が墓地にあるので攻撃力900アップです。
さらに魔法「セブンスロード・センチネル」を発動、
セブンスロード・マジシャンがいる時には相手モンスター2体を手札に戻す事が可能であり
これによりトランザム・ライナックとシャドウ・センチネルを手札に戻します。
そして残ったブライト・センチネルを戦闘破壊して1500ダメージを与えます。
ユウナはこれでターンエンドです。
自分の愚かさをラッシュデュエルで思い知らせてあげると宣言する少女、
それに対しユウディアスは人を救いたい気持ちのどこが愚かなものかと、
困っているものがいるならば助けるのが全宇宙の法則だと反論します。
地球人はそんなお人好しばかりではないと言う少女に対して
それでも遊飛や遊歩は自分を助けてくれたと、
そしてデュエルディスクとカードをくれた人も同じように助けてくれたと言います。
というわけでここでユウディアスの回想が入ります。
ユウディアスは最初ラッシュデュエルを見つける指名の為に1人で地球に降り立ちました。
しかしラッシュデュエルについて何もわからないユウディアスは途方にくれます。
そんな中でラッシュデュエルについての店を見つけたユウディアスは
その店から出てきた子供に対してラッシュデュエルを供給してくれと迫ります。
はい、事案ですね。
まあそんな事をしていれば警察に不審者扱いされ職務質問されるのも当然です。
それに対してユウディアスはこう答えます。
「ソレガシはユウディアス・ベルギャー。
ベルギャー星団・第1突撃部隊所属。見ての通り戦士だ」
それを聞いた警察はユウディアスを留置所に拘束しました。
・・・・・・うんまあ自分が同じ立場でもそうします。
なおユウディアスは壁を破壊して速攻で脱獄しました。
姿も目立つという事で地球人ぽく変装したユウディアスですが
それでもラッシュデュエルについての手掛かりを見つける事が出来ず
しまいには空腹で倒れてしまいます。
そんな中でユウディアスはある人物に出会います。
顔こそ隠れていますがその姿は明らかに前作遊戯王SEVENSの主人公である王道遊我・・・
いや、この姿形ならば「ザ☆ユーガメン」ですね。
ユーガメンはユウディアスに食事を振る舞い、さらにラッシュデュエルとカードを与えてくれました。
こうして親切にしてもらった記憶があるからこそ
ユウディアスは誰に対しても誠実で心優しいのでしょうね。
新たなる魔法
ユウディアスのターン、ドロー。
手札に戻されたライナックとシャドウ・センチネルを再び召喚、
そして2体をリリースしてギャラクティカ・オブリビオンをアドバンス召喚します。
さらにフィールド魔法「グレイテスト・ギャラクティカ」を発動し
ギャラクシー族通常モンスターの攻撃力を500アップさせます。
そして攻撃力3000になったオブリビオンでセブンスロード・マジシャンを攻撃しますが
少女は罠「緊急帰還」によってセブンスロード・マジシャンを手札に戻し攻撃を無効にします。
しかしそれに対してユウディアスは罠「フラックス・キャパシター」を発動、
ギャラクティカ・オブリビオンを手札に戻し再び手札から特殊召喚します。
一旦手札に戻して特殊召喚した事で再度攻撃ができるようになり
ダイレクトアタックで3000ものダメージを少女に与えました。
ユウナを救う手掛かりがある以上負けるわけにはいかないと言い
ユウディアスはこれでターン終了です。
少女のターン、ドロー。
少女は言います。何もわかっていないのは幸せだと。
モンスターを2体召喚し再びセブンスロード・マジシャンをアドバンス召喚、
今度は墓地に6属性ある為に攻撃力が3900になっています。
それでもユウディアスは諦めません。このターンを凌げれば逆転のチャンスはあると。
見知らぬデュエルディスクや出回っていなかったギャラクシー族を持っていた事から
最初にユウディアスを救ってくれた人物こそが
かのゴーハ堂社長、ゴーハ・ユウナではないかと推測するユウディアス達ですが
少女は言います。ほかならぬ本人がお前みたいな宇宙人を助けたりしないと。
そう、少女の正体こそがユウディアス達が探し求めていた、
そしてユウディアスが救おうとしていたゴーハ堂社長、ゴーハ・ユウナです。
ユウナは改めてユウディアスに言います、自らの愚かさを思い知ることになると。
そして彼女はある魔法カードを発動します。
闇より出ずる魔術師よ!
今、ゴーハ・ユウナの名のもとに!
新たな力を授けて差し上げましょう!
装備魔法!ロードアームズ-セブンス・ランス!!
その魔法「ロードアームズーセブンス・ランス」は
セブンスロード・マジシャンに装備させる事で
攻撃力を墓地の属性の種類×400アップさせさらに罠カードに対する破壊耐性も付与します。
そう、装備魔法です。ラッシュデュエルには今まで存在していませんでした。
これによりセブンスロード・マジシャンの攻撃力はさらに2400アップ、
合計6300にまで到達します。
そして罠耐性により伏せていた罠「ヴァキュア・アナイアレイション」も封じた上で
ギャラクティカ・オブリビオンに攻撃、3300もの戦闘ダメージを与え
ユウディアスのライフは0となりました。ユウナの勝利です。
勝負に勝ち、宣言した通りにデュエルディスクと3人のデュエルパワーを奪うユウナ。
ユウディアスは追いかけようとするもその場に力なく崩れ落ちます。
それは遊飛や遊歩も同様でした。
ランランが言うにはデュエルパワーをすべて失うと
強力な重力によって自由な動きができなくなってしまうとの事です。
そうして崩れ落ちる3人を見て微笑みながらユウナは立ち去っていきました。
というわけでユウディアスに初の黒星をつけた女、ゴーハ・ユウナでした。
前作の主人公のエースであるセブンスロード・マジシャンを使い
さらにラッシュデュエル初の装備魔法を使ってくるなど第2部ボスの風格は充分です。
これでユウオウと同じで実はボスじゃなかった!
とかになってしまう可能性もありますが。ロディアン様について謎に包まれたままですしね。
こうしてみるとロンドンの絵は下手ながらも割と特徴捕えてますね。
なんかみんなが想像したラ・クガーキ星人のせいで紫髪だって先入観ありましたが
よく考えたら元の絵は色なんて縫ってませんでした。
フィッシャー須海やユウディアスに対してかなり強く当たっているあたり
そもそも宇宙人に対して何か思うところがあるのかもしれませんね。
そしてとうとうラッシュデュエルに装備魔法が登場です。
OCGではお馴染みのカード種類ですがラッシュデュエルで登場するのはまた違った新鮮さがありますね。
前作との繋がりが一気に出てきた事もありとにかく情報満載な回となっています。
次回予告 第21話『侵入者ルール破ってルルルルル』
改めてゴーハ・ユウナに関して調べようとした所でユウディアスが行方不明になるようです。
もしかしたら責任を感じて1人で調査をしにいったのかもしれません。
何かジョウジ・ジャージが赤いジャージ使ってマタドールしてます。
この牛は何なんでしょうね。