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【深淵の獣(ビーステッド)】遊戯王OCGテーマ考察 デスピアに続く新たなる脅威! 光や闇属性には滅法強い!

光を嘲り、闇をも欺く。

混沌を支配する竜の軍勢「深淵の獣」!!

 

そう公式の謳い文句で登場した

DARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)におけるアルバスの落胤関連の新たなるテーマ、

デスピアに続くアルバス達の脅威となるであろう【深淵の獣(ビーステッド)】について

今回は紹介したいと思います。

 

 

テーマ特徴

テーマの特徴を挙げると以下の通りです。

・アルベルと関係があると思われる鎖に繋がれた竜達のテーマである

・闇属性と光属性のドラゴン族テーマでありレベル6が中心

・お互いの墓地の光属性か闇属性を除外する事で展開していく事ができる

・相手が闇属性か光属性だと墓地メタも兼ねられる為に滅法強い

・さあストーリーがどんどん暗くなってまいりました

 

レベル6のモンスターはいずれも鎖に繋がれたドラゴンといった姿をしています。

鎖の一部がちぎれており普段は封印されていたのが解き放たれたのかもしれません。

 

一方でレベル8の深淵の獣ルベリオンや深淵の獣アルバ・ロスは

縛られているようなものが見当たりません。

彼らが封印を解き放って他のビーステッドを率いているのかもしれませんね。

深淵の獣ルベリオンは神炎竜ルベリオンの別形態だと思われ

また公式の謳い文句「光を嘲り、闇をも欺く。」も

凶導者アルベルのフレーバーテキストと一致しています。

この事からアルベルが深く関わっているテーマなのは間違いないでしょう。

「闇をも欺く」と書かれている事からもしかしたらデスピアとも対立している

第3の勢力になるかもしれませんね。

 

カード名の由来ですがレベル6のビーステッドはいずも

・マグナムート:マグナス+バハムート

・サロニール:サロン+ファフニール

・ドルイドヴルム:ドルイス+リンドブルム

といった感じで古代史学者アンニウスが歴史家ベロッソスの史書だと偽って書いた偽書である

「偽ベロッソス書」に登場する人物にドラゴンの名称の足したものだと思われます。

 

 

 

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光や闇属性をコスト特殊召喚、相手の墓地もコストにできる

レベル6のビーステッド達はいずれも

墓地から光属性か闇属性1体を除外する事で特殊召喚が可能となっています。

特筆すべきなのはこの除外コストは相手の墓地からでもOKな点であり

もし相手が光属性か闇属性メインのテーマであれば

相手の墓地を削りつつ展開するという厄介極まりない動きが可能です。

これに加えて相手の場にモンスターがいればフリーチェーンで展開していく事も可能です。

こうなるとさらに相手の墓地利用を妨害する事が可能となり

相手は墓地を絡めた展開をしていく事が難しくなってくるでしょう。

効果の方も深淵の獣マグナムートはエンドフェイズ時にドラゴン族全般のサーチ、

深淵の獣ドルイドヴルムは墓地に送られた場合に相手の特殊召喚されたモンスターを墓地送りと

優秀なものが揃っています。

 

レベル6のビーステッド達は攻撃力2500とそこそこのステータスがあるので

そのまま戦う事も可能ですが深淵の獣サロニールと深淵の獣ドルイドヴルムは

墓地へ送られた時に発動する効果を持っている為に

深淵の獣ルベリオンや深淵の獣アルバ・ロスを特殊召喚する為の

リリース要員として運用するのがメインとなるでしょう。

 

 

このテーマのエースとなる深淵の獣アルバ・ロスは

場のビーステッド2体をリリースする事で特殊召喚が可能です。

3500という高い攻撃力に加えて

場に出ている間は儀式、融合、シンクロ、エクシーズ、リンクモンスターの

効果を無効にするという強力な効果を持っており

これらの召喚法に強く依存しているデッキは

このカードが場にいるだけで機能停止しかねません。

耐性の類こそありませんが相手によって除去されたら除去されたで

今度はお互いのEXデッキのカードを相手エンドフェイズまで除外してしまうので

EXデッキに依存している相手は結局のところ1ターンは妨害されてしまいます。

リリース要員さえいれば墓地から自己蘇生する事もできるので

相手に依存する部分はあるものの

それでも多くの相手にとって厄介極まりない存在だと言えるでしょう。

 

1体のビーステッドリリースで出せる深淵の獣ルベリオンも

烙印永続魔法、永続罠をサーチできる効果を持っているのでとても優秀です。

烙印の獣をセットしておけば疑似的なフリーチェーン除去としても機能します。

 

 

墓地へ送りやすい光属性や闇属性と組み合わせて

前述の通り相手の墓地に闇属性か光属性がいれば

相手の墓地利用を妨害しつつ展開していけるととても強力な動きが可能ですが

相手が他の属性を活用している場合は自分で墓地コストを用意する必要が出てきます。

幸い深淵の獣ルベリオンが自身を手札から捨てて発動する効果を持っているので

こちらを墓地コストとして利用する事ができますし

ドラゴン族のテーマなので優秀な墓地肥やし手段である竜の霊廟も採用できます。

もちろん別途墓地肥やしに長けた闇属性や光属性を活用するのもいいでしょう。

特に深淵の獣マグナムートはドラゴン族全般のサーチが可能ですし

光属性と闇属性がメインで積極的に墓地肥やしを活用する【カオスドラゴン】とは組ませやすいです。

深淵の獣アルバ・ロスを出すタイミングにさえ気をつければ

EXデッキを活用するテーマにも混ぜられるので烙印を組み焦るのも全然ありです。

 

 

相手の墓地を利用して展開ができる事、

相手の場にモンスターがいる事でフリーチェーンで展開ができる事から

かなり後攻を意識したテーマとなっています。

癖はありますがとても強力なテーマである事は間違いないでしょう。

前回登場した【ティアラメンツ】や【スプライト】に続き、

今回一緒に登場した【クシャトリラ】ともども強力な新テーマが続いています。

今までとは一線を画す性能を持ったテーマが続々と登場しているあたり

そもそも意図的にインフレするようにバランス調整をしている節が見受けられます。

9期になった頃、テラナイトやシャドールが登場した時も同じ印象を感じたので

11期の今になって環境が一歩上の段階に入った気がします。

 

個人的に相性がいいと思うカード

エフェクト・ヴェーラー
チューナー・効果モンスター
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
①:相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

手札から相手のモンスター効果を無効にできる手札誘発の代名詞の1つです。

単純に手札誘発として優秀なのもそうですが光属性なので

墓地へ送った後にそのまま各種ビーステッド特殊召喚の為の墓地コストとして利用できます。

同じ理由で幽鬼うさぎやD.D.クロウも墓地コストを兼ねた手札誘発として便利です。

 

 

混沌領域
通常魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から光属性または闇属性のモンスター1体を墓地へ送って発動できる。
そのモンスターとは属性が異なり、
レベル4~8の通常召喚できない光・闇属性モンスター1体をデッキから手札に加える。
②:墓地のこのカードを除外し、
除外されている自分の通常召喚できない光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキの一番下に戻す。
その後、自分はデッキから1枚ドローする。

手札から光属性か闇属性1体を墓地へ送る事でそれとは別の属性の

通常召喚出来ないレベル4~8の光、闇属性モンスターをサーチできるカードです。

このテーマでは優秀なサーチ効果を持つ深淵の獣ルベリオンが該当し

安定して手札に引っ張る手段として活用しつつ、墓地コストも確保できます。

除外を多用するテーマなので②の効果も積極的に活用していけます。

 

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カードリスト

深淵の獣マグナムート(ビーステッド マグナムート)
効果モンスター
星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
このターンのエンドフェイズに、自分のデッキ・墓地から
「深淵の獣マグナムート」以外のドラゴン族モンスター1体を選んで手札に加える。
wiki
深淵の獣サロニール(ビーステッド サロニール)
効果モンスター
星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
「深淵の獣サロニール」以外の「ビーステッド」モンスター1体または
「烙印」魔法・罠カード1枚をデッキから墓地へ送る。
wiki
深淵の獣ドルイドヴルム(ビーステッド ドルイドヴルム)
効果モンスター
星6/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分または相手の墓地の光・闇属性モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、このカードを手札から特殊召喚する。
相手フィールドにモンスターが存在する場合、この効果は相手ターンでも発動できる。
②:このカードがフィールドから墓地へ送られた場合、
相手フィールドの特殊召喚されたモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
wiki
深淵の獣ルベリオン(ザ・ビーステッド ルベリオン)
特殊召喚・効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻2500/守3000
このカードは通常召喚できない。
「深淵の獣ルベリオン」は1ターンに1度、
自分フィールドのレベル6以上のドラゴン族・闇属性モンスター1体を
リリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
デッキから「深淵の獣ルベリオン」以外の「ビーステッド」モンスター1体を手札に加える。
②:自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を選んで自分フィールドに表側表示で置く。
wiki
深淵の獣アルバ・ロス(ザ・ビーステッド アルバ・ロス)
特殊召喚・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻3500/守3500
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの「ビーステッド」モンスター2体を
リリースした場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。
①:この方法で特殊召喚したこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
フィールドの表側表示の儀式・融合・S・X・リンクモンスターの効果は無効化される。
②:表側表示のこのカードが相手の効果でフィールドから離れた場合に発動できる。
相手エンドフェイズまで、お互いのEXデッキの裏側表示のカードを全て表側表示で除外する。
wiki
復烙印(ふくらくいん)
永続魔法
このカード名の、①の効果は1ターンに1度しか使用できず、
②の効果は同一チェーン上で1度しか使用できない。
①:光・闇属性モンスターが除外された場合、そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主のデッキの一番下に戻し、自分はデッキから1枚ドローする。
②:1ターンに1度、相手がモンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合、
自分の墓地の「ビーステッド」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
wiki
烙印の獣(らくいんのけもの)
永続罠
このカード名の②の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:1ターンに1度、自分フィールドに「ビーステッド」モンスターが存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに、
自分フィールドのドラゴン族モンスター1体をリリースし、
相手フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
②:自分・相手のエンドフェイズに、
自分の墓地の「烙印」永続魔法・永続罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドに表側表示で置く。

wiki

 

 

 

 

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