今回紹介するのはDARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
リバース・チューナー・効果モンスター
星3/炎属性/機械族/攻 500/守1500
このカード名の①②の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
①:このカードがリバースした場合、1~9までの任意のレべルを宣言して発動できる。
このカードのレベルはターン終了時まで宣言したレベルになる。
②:リバースしたこのカードが表側表示で存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに、
このカード以外の自分・相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。
炎属性機械族のレベル3リバースチューナーです。
ビフォー
↓
アフター
あのTUNED CAR……Shining Star GTベース!?
SpecialTuned…?見たことないAeroだ……
……俺を誘ってるのか………………ついてくしかねえ
「…………赤碕よう……」
「…………おれは………わかった…………」
「10年前…………兄貴が………………なにを………………」
「……………走ってたか………」
「……赤碕………おまえも……おれたちと……同じ………」
「……逃れられない……………」
「…………声から…………」
「……声から………………逃れられない……」
「どこまでも………………つきまとう……」
「…………この忌々しい声…………」
F.A.シャイニングスターGTが漆黒のボディに赤く輝く禍々しい姿に魔改造されています。
赤黒い稲妻のようなオーラを発しながら走行しているのもまた禍々しいですね。冗談じゃねえ……
まさに闇堕ちといった感じの魔改造であり
ライバル機であるF.A.ダークネスマスターよりもさらに悪役感出ています。
これはDriverにもやばい精神異常を与えてそうな奴ですね。
リバースした状態であれば相手モンスターを巻き込んでシンクロ召喚
①:このカードがリバースした場合、1~9までの任意のレべルを宣言して発動できる。
このカードのレベルはターン終了時まで宣言したレベルになる。
①の効果は1ターンに1度、リバースした場合に
1から9までの任意のレベルを宣言する事でそのターンの間宣言したレベルになるというものです。
このカードはチューナーなのでレベル調整をしつつ柔軟なシンクロに繋げる事が可能です。
とはいえその為にはこのカードをリバースする必要があり
ステータス的にも場持ちが期待できない事から
ADチェンジャーなど別途このカードを表側にする手段が求められてきます。
レベルを変更できるチューナーとしては宣告者の神巫が墓地肥やしも兼ねて使いやすいですが
こちらは機械族なので超重武者シンクロのシンクロ素材などに利用できます。
②:リバースしたこのカードが表側表示で存在する場合、
自分・相手のメインフェイズに、
このカード以外の自分・相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードのみを素材としてS召喚する。
②の効果は1ターンに1度、このカードがリバースしている状態のお互いのメインフェイズ時に
自身以外の自分、相手のカード1体をこのカードと共にシンクロ素材にして
シンクロ召喚を行えるというものです。
フリーチェーンでシンクロ召喚を行える効果であり
相手モンスターをシンクロ素材として奪えるのでシンクロ召喚のレベルさえ合うのであれば
フリーチェーンの除去手段としても機能します。
各レベルのシンクロを用意しておこう
①の効果でレベル調整ができれば
②の効果で相手モンスターをシンクロ素材にするのがよりしやすいのですが
残念ながら①と②の効果は1ターンにどちらか片方しか発動できず
しかも①の効果は発動したターンしかレベルが変更されません。
レベル調整できるチューナーとして用いるなら他にも使いやすいカードがあるので
基本的には②の効果をメインに活用していく事になるでしょう。
リバースモンスター故に冥占術姫タロットレイスでデッキから直接特殊召喚が可能であり
そのままリバースする事で相手モンスターを巻き込んでのシンクロ召喚が可能です。
前述の通り、①の効果でレベル調整しながらのシンクロ召喚はできないので
様々なレベルの相手モンスターを素材にできるように
エクストラデッキに各レベルのシンクロモンスターを用意しておきたい所です。
そういう意味でもエクストラデッキの枠が圧迫しても影響が少ないような
【占術姫】のようなデッキ向けのカードと言えるでしょう。
最悪、リリース・エスケープの形で自分モンスターと共にシンクロ召喚もできるので
リバースさえできれば色々と使い道のあるカードです。
「……おれともう一度だけ………走ってくれ……」
「……おれは…………まだ…………」
「おまえの……知ってる…………おれだよな…………」
「だけど………………」
「……この声…………」
「こいつ……が…………おれに…………」