今回紹介するのはDARKWING BLAST(ダークウィング・ブラスト)よりこのカードです。
目次
カード説明
ペンデュラム・スピリット・効果モンスター
星5/風属性/戦士族/攻2400/守1000
【Pスケール:青9/赤9】
①:フィールドにモンスターがP召喚された場合に発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
【モンスター効果】
①:このカードが召喚に成功した時に発動できる。
自分のPゾーンのカードと同じ縦列の自分のカードを全て持ち主の手札に戻す。
その後、デッキから「キュウドウ魂 HAN-SHI」以外の
攻撃力2400/守備力1000のモンスター1体を手札に加える事ができる。
②:このカードが召喚・リバースしたターンのエンドフェイズに発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
風属性戦士族のレベル5ペンデュラムスピリットモンスターです。
スモウ魂 YOKO-ZUNA、カラテ魂 KURO-OBI、ケンドウ魂 KAI-DENに続く、
4枚目のペンデュラムスピリットであり同じように風属性戦士族となっています。
旧動議を身に着けた赤い頭部パーツのアンドロイドが弓を構えています。
他の同系統のスピリットペンデュラムに比べるといくらか人間に近いデザインですが
やはり目元や腕などにロボットらしさが垣間見えますね。
右目がいかにも照準スコープでも搭載されてそうなモノクルになっており
一度ロックオンした獲物は外さないといった雰囲気が伺えます。
カード名は武道における最高位の称号である「範士(はんし)」からだと思われます。
Pゾーンの自分カードを手札に戻して帝ステータスをサーチ
①:フィールドにモンスターがP召喚された場合に発動する。
このカードを持ち主の手札に戻す。
ペンデュラム効果はペンデュラム召喚された場合に自身を手札に戻すというものです。
スピリットペンデュラムが共通で持つペンデュラム効果であり
ペンデュラム召喚を行った後に手札に戻したこのカードをアドバンス召喚するといった動きが可能です。
また単純にP召喚後に手札に戻る点から除去がされ辛く
違うペンデュラムを張り替えるのも容易になっています。
自分のPゾーンのカードと同じ縦列の自分のカードを全て持ち主の手札に戻す。
その後、デッキから「キュウドウ魂 HAN-SHI」以外の
攻撃力2400/守備力1000のモンスター1体を手札に加える事ができる。
モンスター効果の①は召喚した時に
自身のPゾーンのカードと同じ縦列の自分カードを全て手札に戻した後に
デッキから同名カード以外で攻撃力2400、守備力1000のモンスターを
手札に加える事ができるサーチ効果です。
他のペンデュラムスピリットとは違い相手に干渉はできませんが
その代わりにサーチ効果がついており、またPゾーンのカードを手札に戻せるので
Pゾーンの張替えなどに利用できます。
攻撃力2400、守備力1000はいわゆる帝ステータスであり
アドバンス召喚向きの様々なカードをサーチできます。
このカードを持ち主の手札に戻す。
②の効果は召喚かリバースしたターンのエンドフェイズに
手札に戻すというものです。
スピリットモンスターが共通で持つ手札に戻る仕様ですね。
他のペンデュラムスピリット同様に特殊召喚出来ない制約はなく
特殊召喚した場合には手札に戻りません。
全体的に帝サポートの傾向が強いカードであり
①のモンスター効果はレベル6の帝全般をサーチ可能であり
かつPゾーンの上にモンスターを置いていればそれを手札に戻せるので
各種帝のアドバンス召喚時の効果を再利用する事ができます。
ただこのセルフバウンス効果はPゾーンが存在している事、
つまりPゾーンにペンデュラムカードをセッティングしている事が条件であり
このバウンスが無ければサーチ効果も発動できません。
帝メインのアドバンス召喚で運用する場合には
いかにペンデュラム召喚の要素も取り入れるかがカギとなるでしょう。
ペンデュラム召喚でリリース要員を確保しつつアドバンス召喚に繋げられれば理想的です。
ペンデュラムスピリットはいずれもこのカードサーチできる帝ステータスなので
素直にそちらのサーチに特化したペンデュラム召喚メインのデッキで活用してもいいでしょう。
実質的なデメリットのないスケール9としてはこれで3体目です。
レベル8のペンデュラム召喚を狙うデッキも
かなり組みやすくなったのではないでしょうか。
どのカードも荒魂でサーチできますしね。