6月25日にストラクチャーデッキ-宝玉の伝説-が発売されます。
今回紹介するのはその宝玉の伝説よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星12/光属性/ドラゴン族/攻4000/守 0
「究極宝玉神」モンスター+「宝玉獣」モンスター×7
自分が「究極宝玉神」モンスターの特殊召喚に成功しているデュエル中に、
自分のフィールド・墓地の上記カードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
①:除外されている自分の「宝玉獣」モンスターが7種類以上の場合、
このカードの攻撃力は7000アップする。
②:自分・相手ターンに、このターン戦闘を行っていないこのカードをリリースして発動できる。
フィールドのカードを全て持ち主のデッキに戻し、
除外されている自分の「宝玉獣」モンスターを任意の数だけ選んで特殊召喚する。
究極宝玉神 レインボー・ドラゴンの進化形となる光属性ドラゴン族のレベル12融合モンスターです。
ビフォー
↓
アフター
基本的な姿形はそのままに、全身が煌き迫力が大幅に増しています。
各所に存在する宝玉も一層輝いていますね。
レインボー・ドラゴンの効果名が「レインボー・オーバー・ドライブ」であり
カード名はそこから来ているものと思われます。
自分が「究極宝玉神」モンスターの特殊召喚に成功しているデュエル中に、
自分のフィールド・墓地の上記カードを除外した場合のみ特殊召喚できる。
融合モンスターですが融合カードは必要とせず
究極宝玉神と名の付くモンスターを特殊召喚している状態で
墓地から究極宝玉神1体と宝玉獣7体を除外する事で特殊召喚が可能です。
かなり大掛かりかつ重い召喚条件となっていますが究極宝玉陣が発動できれば
召喚条件を一発で満たす事が可能となっています。
ほぼ究極宝玉陣を発動出来るかどうかがそのままこのカードを出せるかどうかに直結するでしょう。
究極宝玉陣に頼らない場合いかに迅速に墓地に宝玉獣7体を揃えるかが鍵となります。
なお墓地の宝玉獣は「7種類」ではなく「7体」いればいいですが
このカードの真価を発揮するにはちゃんと7種類用意する必要があります。
このカードの攻撃力は7000アップする。
①の効果は除外宝玉獣が7種類以上であれば
自身の攻撃力を7000アップさせる自己強化効果です。
元々の4000打点と合わさりその攻撃力は11000にまで到達し
相手の攻撃力が3000以下であれば1ターンキルが成立するという
凄まじい攻撃力を確保する事が可能です。
条件は究極宝玉陣を発動できていれば自然と満たす事ができるでしょう。
フィールドのカードを全て持ち主のデッキに戻し、
除外されている自分の「宝玉獣」モンスターを任意の数だけ選んで特殊召喚する。
②の効果はお互いのターンに戦闘をしていない状態のこのカードをリリースする事で
フィールドのカードを全てデッキに戻しつつ
除外されている宝玉獣を任意の数だけ特殊召喚できるというものです。
究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴンの効果を更に強化したようなものであり
全体デッキバウンスに加えて後続の特殊召喚まで可能になっています。
フィールドを更地にした後で宝玉獣を呼び出す事が可能であり
ある程度攻撃力のある宝玉獣を5体特殊召喚できれば1ターンキルも狙えます。
①の効果が発動で来ていれば1ターンキルには十分な事も多いので
主に相手が除去を打ってきた場合のリリース・エスケープとして用いる事になるでしょう。
ちなみにアドバンスド宝玉獣も特殊召喚は可能ですが
フィールドにアドバンスド・ダークがなくなるのでそのまま自壊する点には注意です。
レインボー・オーバー・ドラゴンからそのまま1ターンキル
このカードの一番のポイントは
究極宝玉神 レインボー・オーバー・ドラゴンを特殊召喚していれば
③の効果でフィールドのカードを全てバウンスした状態でこのカードを特殊召喚できる点です。
その場合フィールドが更地になった状態で11000打点で直接攻撃ができるので
相手に防御系の手札誘発カードが無ければそのまま1ターンキルが狙えます。
レインボー・オーバー・ドラゴンの効果自体がフリーチェーンでリリースして発動できるので
直接レインボー・オーバー・ドラゴンの効果を無効にでもしない限り防ぐ事の難しい
強力な1ターンキルとなっています。
そして実際にレインボー・オーバー・ドラゴンの効果が無効になったとしても
今度はこのカードをなんとかしない限り11000打点が遅いかかってきます。
しかもこいつもこいつでフリーチェーンでリリースして全体バウンス&後続の特殊召喚ができるので
そちらからでも大ダメージを狙う事ができます。
【宝玉獣】にとって明確に勝ち筋を増やしてくれるまさに切り札的な存在と言えるでしょう。
1ターンキル級の攻撃を叩きこめるカードはいくつかありますが
それをフィールドをがら空きにしつつ
2段構え、3段構えで行えるというのは
このカードとレインボー・オーバー・ドラゴンのセットぐらいでしょう。