今回紹介するのはANIMATION CHRONICLE(アニメーションクロニクル)2022よりこのカードです。
目次
カード説明
融合・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻 ?/守2100
機械族モンスター+恐竜族モンスター
このカード名の②③の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードの攻撃力は、
このカードの融合素材とした恐竜族モンスターの元々の攻撃力分アップする。
②:フィールドのこのカード1枚のみを対象とする効果が発動した時、
このカード以外のフィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その対象を正しい対象となるそのカードに移し替える。
③:このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
地属性機械族のレベル7融合モンスターです。
遊戯王GXにおいてティラノ剣山が斎王琢磨戦で使用し
その効果でアルカナフォースⅧ-STRENGTHの効果を相手に移し
アルカナフォースⅧ-STRENGTHのコントロールを奪いました。
いかにも特撮にありそうなカラフルな戦車の上に究極恐竜が乗っているという
なんともシュールなデザインとなっています。誰だドラゴンカーセックスとか言ったの
モチーフはずばりウルトラセブンの怪獣「恐竜戦車」だと思われます。
恐竜をサイボーグにした怪獣であり戦車の上に恐竜が乗っただけという凄まじいデザインが
コアな人気を博しました。
融合素材にした恐竜族の数値分だけ攻撃力確保
融合素材には機械族モンスター1体と恐竜族モンスター1体です。
一緒に収録されるダイナ・ベースは融合を内蔵した効果を持つ機械族であり
恐竜族デッキにダイナ・ベースを混ぜるのが最もお手軽な出し方だと思われます。
このカードの融合素材とした恐竜族モンスターの元々の攻撃力分アップする。
①の効果は融合素材とした恐竜族の元々の攻撃力分だけ
自身の攻撃力を上昇させる自己強化効果です。
この為にできるだけ融合素材には攻撃力の高い恐竜族を用意したい所です。
最も攻撃力が高くなるのがダイノルフィア・ケントレギナを融合素材にした場合であり
この場合攻撃力4000を確保する事が可能です。
時点で攻撃力3500の究極伝導恐獣でありダイナ・ベースを活用する事で
手札から簡単に融合素材にできるので攻撃力確保は難しくありません。
②:フィールドのこのカード1枚のみを対象とする効果が発動した時、
このカード以外のフィールドのカード1枚を対象として発動できる。
その対象を正しい対象となるそのカードに移し替える。
②の効果は1ターンに1度、このカード1枚を対象とする効果が発動した時に
その効果の対象を別のカードに移し替えるというものです。
実質的に1ターンに1度限りの対象耐性のような感覚で運用できるでしょう。
ただし移し替える対象が必要なので状況によっては
そのまま対象に取られてしまう可能性もあります。
③:このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
自分の墓地から恐竜族モンスター1体を選んで特殊召喚する。
③の効果は1ターンに1度、相手によって破壊された場合に
墓地から恐竜族1体を選んで特殊召喚する蘇生効果です。
相手依存の効果であり破壊にしか対応していないものの
②の効果で疑似的な対象耐性があるので破壊を伴わずにこのカードを破壊するのは結構難しく
結果として効果の発動も比較的狙いやすくなっています。
恐竜族全般を蘇生できる為に優秀な効果であり
恐竜族デッキであれば有力な後続にも繋げやすいでしょう。
③の効果を考えるとやはり恐竜族デッキにダイナ・ベースあたりを混ぜる形で
融合召喚を狙うのが最も無駄がないでしょう。
前述の通りダイノルフィア・ケントレギナを融合素材にする事で攻撃力4000を確保可能であり
ダイナ・ベース含め【ダイノルフィア】ではその性能を活かしやすいでしょう。
疑似的な対象耐性と破壊されても後続へ繋げられるアタッカーとして運用できます。
そうでなくても究極伝導恐獣のような攻撃力の高い恐竜族を活用するのであれば
ダイナ・ベース共々デッキに混ぜる価値は十分にあるでしょう。
その他の融合素材としてはオーバーテクス・ゴアトルスあたりも有力で
攻撃力2700を確保しつつ融合素材となった時にサーチ効果も発動できます。