今回紹介するのはANIMATION CHRONICLE(アニメーションクロニクル)2022よりこのカードです。
目次
カード説明
特殊召喚・効果モンスター
星6/光属性/戦士族/攻2400/守1350
このカードは通常召喚できず、「ロイヤル・ストレート」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分の墓地に「クィーンズ・ナイト」「ジャックス・ナイト」「キングス・ナイト」が
全て存在する場合に発動できる。
レベル1~5のモンスターをそれぞれ1体ずつ手札・デッキから墓地へ送り、
相手フィールドのカードを全て破壊する。
②:このカードが戦闘で破壊された時、
自分の墓地の戦士族・光属性モンスターを3体まで対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
絵札の三銃士関連の新規となる光属性戦士族のレベル6特殊召喚モンスターです。
遊戯王デュエルモンスターズにおいて闇遊戯がレオン・ウィルソン戦で使用し
その効果でセルフデッキ破壊をしてシュトロームベルクの金の城の自壊へ繋げました。
エメラルドグリーンの鎧をまとった仮面の騎士です。
胸にあるハートマークがチャームポイントですね。
特徴的なのはステータスでレベル「6」、攻撃力「2」「4」00、守備力「1」「3」「5」0と
0、1、2、3、4、5、6、と7つの数字が連なるようになっています。
名前からもポーカーの役であるストレートを強く意識したカードと言えるでしょう。
ちなみに本来の名前の由来であろうロイヤルストレートフラッシュは
10、J、Q、K、Aの並びですがさすがにステータスには反映されていません。
レベル1からレベル5まで墓地へ送って相手の場を焼け野原に
特殊召喚モンスターであり速攻魔法「ロイヤル・ストレート」によって特殊召喚可能です。
ロイヤル・ストレートは手札やフィールドから絵札の三銃士3体を墓地に送って発動するので
合計4枚のカードが必要となります。
中々大変な条件ですが絵札の三銃士そのものはジョーカーズ・ストレートやインペリアル・バウアーなど
場や手札に複数確保する手段があるので意外となんとかなります。
①:自分の墓地に「クィーンズ・ナイト」「ジャックス・ナイト」「キングス・ナイト」が
全て存在する場合に発動できる。
レベル1~5のモンスターをそれぞれ1体ずつ手札・デッキから墓地へ送り、
相手フィールドのカードを全て破壊する。
①の効果は1ターンに1度、墓地に絵札の三銃士が全て揃っている場合に
レベル1、2、3、4、5のモンスターを1体ずつ手札かデッキから墓地へ送る事で
相手のカード全てを破壊するというものです。
ポーカーのストレートにちなんだ効果ですね。
発動条件の方はロイヤル・ストレートで特殊召喚していれば自然と満たせているでしょう。
相手のフィールドを焼け野原にする豪快な効果ですが
その為にはデッキにレベル1からレベル5までのモンスターを全て採用している必要があります。
絵札の三銃士関連のモンスターはレベル4とレベル5のモンスターが中心なので
それとは別にレベル1、レベル2、レベル3のモンスターをデッキに入れる必要があります。
②:このカードが戦闘で破壊された時、
自分の墓地の戦士族・光属性モンスターを3体まで対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
②の効果は1ターンに1度、戦闘破壊された時に
墓地から光属性戦士族3体を特殊召喚するというものです。
絵札の三銃士は全て光属性戦士族なので3体並べる事ができますし
アルカナ トライアンフジョーカーあたりが墓地にあればそちらを蘇生してもいいでしょう。
自爆特攻で発動条件を満たすのが手っ取り早いですが
①の効果で相手フィールドを焼け野原にできるので意外と自爆特攻を仕掛ける場面も限られてきます。
むしろ墓地肥やしの方が本命
破壊効果は豪快ですがそれを踏まえてもロイヤル・ストレートから発動を狙うには
少々重いカードと言えます。
むしろ真価は「レベル1からレベル5まで一気に墓地肥やしできる」という点でしょう。
それを考えると「発動条件の為にレベル1からレベル5まで無理矢理デッキに揃える」のではなく
「最初から墓地に落としたい各種レベルのモンスターをデッキに採用する」
という心構えでデッキを組んだ方がいいでしょう。
レベル1ならば黄泉ガエル、レベル2ならば幻獣機オライオン、
レベル3ならば聖殿の水遣いといった感じですね。
勿論一部のレベルだけ墓地に落とせればいいという場合には
レベル1はエフェクト・ヴェーラー、レベル3は灰流うららといった感じで
汎用性の高いカードで代用する手はあるでしょう。
任意のカードを5枚一気に墓地へ送る事が出来るのは破格といってよく
ある程度手札消費をしてでも出す価値は十分にあると思います。