《絶望と希望の逆転》遊戯王ＯＣＧカード考察　好きな罠をデッキから直接引っ張ってきて即発動！

本日５がつ２１日、いよいよデュエリストパック－輝石のデュエリスト編－の発売です。

今回紹介するのはその輝石のデュエリスト編よりこのカードです。

カード説明

wiki

現世と冥界の逆転用のサポートとなる通常罠です。

カード名からして現世と冥界の逆転を強く意識していますね。

現世と冥界の逆転と同じ構図で

オベリスクの巨神兵とアギト、ケルベク、ゾルガが逆転しています。

これは海馬瀬人ＶＳイシズのデュエルにおいて

クロス・ソウルによってアギト、ケルベク、ゾルガを生け贄にして

オベリスクの巨神兵を召喚したのを意識しているのでしょう。

地属性天使族３体と共に相手モンスターを道連れにしつつお互いに蘇生

その効果は１ターンに１度、

自分の場に地属性天使族が３体以上いる場合にフィールドのモンスターを全て墓地へ送り

お互いにこの効果で墓地へ送られた相手モンスターの数まで

相手の墓地から自分の場に特殊召喚するというものです。

発動の為には３体ものモンスターを墓地へ送る必要がありますが

相手の場に複数のモンスターがいる状態で発動できれば

妨害に繋がると同時に相手のモンスターを複数奪う事が可能です。

除去自体は対象に取らない墓地送りという様々な耐性を突破できる強力なものであり

相手のエース級のモンスターを奪う事も十分狙えます。

相手にも３体の自分モンスターを利用されてしまいますが

汎用性の低いモンスターのみを墓地に用意しておく事で悪用されにくくなります。

ただリンク素材にされてしまう点は避けづらいのと

現世と冥界の逆転絡みのモンスターはいずれもレベル４であり

ランク４エクシーズの素材として利用されやすい問題をかかえています。

墓地に現世と冥界の逆転が存在していれば

デッキから好きな罠カードをセットする事が可能であり

さらにセットしたターンで発動も可能です。

例えば洗脳解除あたりをセットしてすぐさま発動する事で

相手が蘇生した自分のモンスターをそっくり奪い戻すなんて芸当も可能です。

強力なロック効果を持つ虚無空間やスキルドレインなどをセットして

そのまま発動してしまうのもいいでしょう。

発動にあらかじめ３体の地属性天使族を用意しておく必要があるものの

好きな罠カードをデッキから直接引っ張ってきてすぐに発動出来るというのはとても優秀です。

地属性天使族を３体並べるのは春化精あたりで展開力をサポート出来れば

そこまで条件を満たすのも難しくないでしょう。

また墓守の罠との相性は抜群であり

フィールドのモンスターを根こそぎ墓地へ送ってしまった後に

相手の蘇生は許さずに自分だけ一方的に蘇生する事が可能です。

ちなみに発動した後は地属性天使族が３体いなくともいいので

チェーンして自分のモンスターを墓地に送るなり手札に戻す手段があれば

相手の場に蘇生されるモンスターの数を減らす事もできます。