《賢瑞官カルダーン》遊戯王ＯＣＧカード考察　虚無空間やスキルドレインを何度でも再利用！

５月２０日にＶジャンプ７月号が発売されます。

今回紹介するのはその付属としてついてくるこのカードです。

 

 

カード説明

wiki

 

地属性天使族のレベル４モンスターです。

 

鳥の仮面をつけたエジプト風の神官です。

左手にコブラを象った金色の豪華な杖を持っており右手は青白い炎を纏っています。

 

カード名はアラビア語でトキを意味する「アブー・カルダーン」からだと思われます。

トキはエジプト神話において知恵を司る神トート神の聖獣であり

このモンスターがトート神を崇める神官である事が伺えます。

 

 

墓地や手札から永続罠をセットしてすぐに発動

①の効果は召喚した時に

手札か墓地から永続罠を自分の場にセット、

さらにそのターンにセットした永続罠を発動出来るようにするというものです。

永続罠ならなんでも墓地から引っ張る事が可能であり

虚無空間やマクロコスモスのようなロック系のカードを再利用するのは勿論の事、

セットしてすぐに発動できるのでリビングデッドの呼び声あたりと組み合わせると

実質的に墓地から好きなモンスターを蘇生できる効果としても機能します。

シェイプシフターあたりをセットしてすぐに発動しシンクロ召喚へ繋げる手もあります。

 

②の効果は自身が墓地へ送られた場合に次のターン終了時まで

自分の場の表側の罠カードに相手の効果による効果破壊耐性を付与するというものです。

①の効果で引っ張って来た永続罠や罠モンスターなどの場持ち性能を飛躍的に高められます。

どこから墓地へ送られてもよく①の効果を発動した後に

各種素材として墓地へ送るのが最も効率的でしょう。

いっその事この効果だけを目的にデッキから直接墓地へ送ってしまう手もあります。

墓地へ送られてから発動できるのでスキルドレインとも問題なく併用可能です。

 

 

とりあえず召喚さえすれば永続罠の再利用が可能であり

しかもセットしてすぐに発動可能と実に悪用しやすそうなカードですね。

墓地から引っ張った方が無駄が少ないですが

序盤では手札から永続罠をセットしてすぐに発動するという動きにもお世話になるでしょう。

永続罠を積極的に用いつつ召喚権に余裕があるデッキであれば

様々なデッキに投入できるポテンシャルを秘めています。

【エルドリッチ】などでは各種罠モンスターの再利用ができるのは勿論の事、

スキルドレインをより場に残しやすくなります。