今回紹介するのはPOWER OF THE ELEMENTS(パワー・オブ・ジ・エレメンツ)よりこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星2/光属性/岩石族/攻 500/守 500
このカード名はルール上「ジェムナイト」カードとしても扱う。
このカード名の①の効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:手札から「ジェムナイト」カードまたは「幻奏」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
②:1ターンに1度、EXデッキから「ジェムナイト」モンスター
または「幻奏」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードのカード名・種族・属性はエンドフェイズまで、
この効果を発動するために墓地へ送ったモンスターの元々のカード名・種族・属性と同じになる。
【ジェムナイト】及び【幻奏】のサポートとなる光属性岩石族のレベル2モンスターです。
全体的にクリスタル・ローズを強く意識したカードであり
あちらが宝石で出来た赤いバラに対してこちらは青白いバラを象った宝石となっています。
ちなみにブリリアントもローズも宝石のカット方法の名称となっています。
EXデッキから墓地へ送って名前と種族と属性をコピー
まずルール上ジェムナイトと名の付くカードとして扱う効果外テキストがあります。
これによりジェムナイト・ファントムルーツでサーチできたり
ジェムナイト・フュージョンの墓地コストにできたりします。
①:手札から「ジェムナイト」カードまたは「幻奏」カード1枚を捨てて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、
手札からジェムナイトか幻奏1枚を捨てる事で手札から特殊召喚する自己展開効果です。
手札コストが必要なものの【ジェムナイト】においては
ジュムナイト・フュージョンは墓地から手札に回収しやすいので手札コストとして使いやすいです。
墓地へ送られる事で効果を発動するジェムナイト・オブシディアを手札コストにする手もあります。
または「幻奏」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードのカード名・種族・属性はエンドフェイズまで、
この効果を発動するために墓地へ送ったモンスターの元々のカード名・種族・属性と同じになる
②の効果は1ターンに1度、
エクストラデッキからジェムナイトか幻奏1体を墓地へ送る事で
そのターンの間、墓地へ送ったモンスターと同じカード名と種族と属性になるというものです。
ジェムナイトは特定の種族や属性を融合素材に指定する融合モンスターが多く、
対応するジェムナイトをEXデッキから墓地へ送る事で
墓地肥やしを行いつつそれらの融合素材として活用する事が可能です。
幻奏で使う場合は
基本的にはクリスタル・ローズのEXデッキ版といった感じで
あちらと違いカード名だけでなく種族と属性もコピーします。
メインデッキのモンスターを墓地へ送りたい場合やコピーしたい場合はあちら、
EXデッキのモンスターを墓地へ送りたい場合はこちらといった感じで差別化されていますが
コピーせずともジェムナイトのサポートに対応する点や
手札コストが必要ながらも自己展開効果を持つ点など
【ジェムナイト】においてはよりこちらの方が取り回しが良くなっています。
幻奏で使う場合は幻奏の音姫マイスタリン・シューベルトをEXデッキから墓地へ送る事で
このカードを幻奏の華歌聖ブルーム・プリマや幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァの
融合素材として用いる事が可能です。
自己展開効果を持つ関係で特に幻奏の歌姫ソプラノと一緒に並べて
融合召喚に繋げるのが狙いやすくなっています。
種族や属性をコピーできる点は
リンク素材としても使えそうな感じでしょうか。
割といろんな種族や属性になれるので
特定の種族や属性を指定するリンク素材としてはかなり使いやすいです。