今回紹介するのはPOWER OF THE ELEMENTS(パワー・オブ・ジ・エレメンツ)よりこのカードです。
目次
カード説明
永続魔法
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分が魔法カードの効果で儀式モンスター1体のみを特殊召喚した場合に発動できる。
自分または相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで墓地へ送る。
②:自分が魔法カードの効果で融合モンスター1体のみを特殊召喚した場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が自身の元々の攻撃力分アップし、
相手フィールドの攻撃表示モンスターにしか攻撃できない。
烙印の新規にしてドラグマの新規となる永続魔法です。
力なく倒れるフルルドリスとそれを支えるように崩れ落ちているエクレシアに
凶導の白聖骸がドラグマの魔の手と共に迫ります。
背後にはアイアンメイデンめいた装置があり
恐らくはデスピアン・プロスケニオンだと思われます。
いかにもフルルドリスとアクレシアが悪墜ちする一歩手前といった感じのイラストで
そのうちデスピア化した2人が出て来そうです。
というかフルルドリスの方は死亡しているとも判断できる倒れ方しています。
カード名は「セントラルドグマ」からだと思われます。
分子生物学の基本原則の1つで
DNA→伝令RNA→タンパク質へと遺伝情報が伝達していく概念です。
儀式モンスターと融合モンスターを特殊召喚した場合に発動するそれぞれの効果
①:自分が魔法カードの効果で儀式モンスター1体のみを特殊召喚した場合に発動できる。
自分または相手のEXデッキを確認し、その内のモンスター1体を選んで墓地へ送る。
①の効果は1ターンに1度、魔法カードの効果で儀式モンスター1体を特殊召喚した場合に
自分か相手、どちらかのエクストラデッキを確認して
そのうちの1体を墓地へ送るというものです。
とりあえず何かしらの儀式魔法を使うデッキであれば自然と発動条件を満たせるでしょう。
虹光の宣告者や旧神ヌトスなどを自分のEXデッキから墓地へ落とす手段になりますし
相手のEXデッキに使えばピンポイントなEXデッキメタとして機能します。
②:自分が魔法カードの効果で融合モンスター1体のみを特殊召喚した場合、
そのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が自身の元々の攻撃力分アップし、
相手フィールドの攻撃表示モンスターにしか攻撃できない。
②の効果は1ターンに1度、
魔法カードの効果で融合モンスター1体を特殊召喚した場合に
その融合モンスター1体の攻撃力をそのターンの間、元々の攻撃力分アップさせます。
攻撃力を変動させないモンスターであれば単純にそのターン攻撃力が倍になり
戦闘によるごり押しが狙いやすいです。
制約として直接攻撃や守備表示のモンスターへの攻撃は不可能となります。
やはり大型のモンスターを攻撃力で強引に突破するのが主な使い方となるでしょう。
【月光】や【サイバー・ドラゴン】などの攻撃能力に優れたデッキであれば
攻撃力を倍にする事によって1ターンキルも十分狙えるようになるでしょう。
どちらの効果も魔法カードの効果で儀式モンスターや融合モンスターを出さないといけませんが
その一方で儀式召喚や融合召喚をする必要はありません、
例えば墓地の儀式モンスターや融合モンスターを死者蘇生で蘇生させた場合にも有効です。
また「ドラグマ」と「烙印」どちらの名称ももつカードであり
どちらのサーチ効果にも対応しているのもポイントです。
効果自体は汎用性の高い代物であり
儀式召喚か融合召喚、どちらかを活用するデッキであれば問題なく活用可能です。
【ドラグマ】はこのカードに頼らずともお互いのEXデッキから墓地へ送る手段は充実しているので
むしろ他のデッキの方がEXデッキメタやEXデッキ肥やしの手段として重宝するかもしれません。
それにしても展開がどんどん不穏になってきますね。
はたしてこのぽインチにアルバスの落胤はどう動くのでしょうか。