3月18日にザ・ヴァリアブル・ブックEX2が発売されます。
今回紹介するのはその付属としてついてくるこのカードです。
目次
カード説明
効果モンスター
星1/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが手札・墓地に存在し、
自分フィールドにレベル8以上のドラゴン族Sモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
②:このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「スターダスト・ヴルム」以外の
ドラゴン族・光属性・レベル1モンスターを2体まで選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果を発動できない。
光属性ドラゴン族のレベル1モンスターです。
胸の紫色の結晶が輝くとってもつぶらな瞳のワイバーン型のドラゴンです。
デブリ・ドラゴンやスターダスト・シンクロンとはまた別の形で
小型版スターダスト・ドラゴンといった感じのデザインです。
カード名はドイツの伝承に伝わるドラゴン「リントヴルム」からでしょう。
ちなみに「ヴルム」だけだと「蟲」を意味する言葉になりますが
遊戯王においては幻竜族の英語表記も「Wyrm」だったりします。
自信をリリースしてレベル1光属性ドラゴン族2体を蘇生
①:このカードが手札・墓地に存在し、
自分フィールドにレベル8以上のドラゴン族Sモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
①の効果は1ターンに1度、自分の場にレベル8以上のドラゴン族がいる場合に
自信を手札か墓地から特殊召喚する自己展開or自己蘇生効果です。
そのまま②の効果へ繋げる事が可能です。
デメリットとしてこの効果で特殊召喚していると
フィールドから離れた際に除外されてしまいます。
②の効果に繋げる場合は基本的には1回限りの活用となるでしょう。
他のレベル1のモンスターを用意する事が出来れば
ランク1のエクシーズ素材として除外デメリットを回避する事も可能です。
②:このカードをリリースして発動できる。
自分の手札・墓地から「スターダスト・ヴルム」以外の
ドラゴン族・光属性・レベル1モンスターを2体まで選んで特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは効果を発動できない。
②の効果は1ターンに1度、自身をリリースする事で
手札か墓地から同名カード以外で
レベル1の光属性ドラゴン族を2体まで特殊召喚できるというものです。
レベル8のシンクロモンスターを用意した状態でチューナー2体を特殊召喚する事が出来れば
レッド・デーモンズ・ドラゴン・タイラントのシンクロ召喚へと繋げたり
レベル9シンクロを経由してサテライト・ウォリアーのシンクロ召喚へ繋げたりできます。
レベル9シンクロを用意した状態であればチューナーと非チューナーをそれぞれ特殊召喚する事で
氷結界の還零龍 トリシューラのシンクロ召喚に繋げる事もできます。
基本的には①の効果で蘇生した後に
②の効果でチューナーを蘇生して更なるシンクロ召喚へ繋げる使い方になるでしょう。
②の効果で蘇生できるモンスターとしては想い集いし竜や
太古の白石と伝説の白石、それから破壊剣士の伴竜あたりが該当します。
その為にシューティング・セイヴァー・スター・ドラゴンのシンクロ召喚を狙うようなデッキや
【ブルーアイズ】あたりでの採用が基本となるでしょうか。
セイヴァー系のサポートを意識してデザインされたカードだと思いますが
前述の通り他のシンクロ召喚にも繋げていけるカードとなっています。
ちなみに②の効果はこの手の効果では珍しく同名カード2枚を蘇生する事も可能です。
効果に対応するレベル1の光属性ドラゴン族はかなり少ないので
対応するカードの対応が1種類でも墓地肥やしさえできればなんとかなるのはありがたい所ですね。
ただし想い集いし竜は1ターンに1度しか特殊召喚出来ない制約がある点に注意です。
どちらの効果も効果的に活かそうとするのであれば
あらかじめ墓地に対応するカードを用意しておく必要があります。
竜の霊廟などの墓地肥やし手段も用意しておきたい所です。