今回紹介するのはデッキビルドパック タクティカル・マスターズよりこのカードです。
目次
カード説明
ペンデュラム・効果モンスター
星2/水属性/魔法使い族/攻 500/守 500
【Pスケール:青1/赤1】
このカード名のP効果は1ターンに1度しか使用できない。
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカードを正面の自分のメインモンスターゾーンに特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は
「ヴァリアンツ」モンスターしか特殊召喚できない(EXデッキからの特殊召喚は除く)。
【モンスター効果】
このカード名の①②のモンスター効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:このカードが特殊召喚されている場合、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ヴァリアンツ」魔法カード1枚を手札に加える。
②:モンスターゾーンのこのカードが他のモンスターゾーンに移動した場合に発動できる。
デッキから「ヴァリアンツの巫女-東雲」以外の「ヴァリアンツ」モンスター1体を手札に加える。
【ヴァリアンツ】に属する水属性魔法使い族のレベル2モンスターです。
青を基調とする巫女装束を纏った黒髪ロングの巫女です。
どことなく幼さの残る顔立ちをしていますね。
一見純和風ながら手に持った箒からは紋章が浮かび上がると同時に
何かが発射されようとしておりちょっとサイバー感漂う箒となっています。
他が武士だったり忍者だったりする真羅万象勢力の中で一番魔法使い族してる見た目してます。
「東雲(しののめ)」とは夜明けの空が東側から徐々に明るく状態を表す言葉です。
また森羅万象勢力は方角に関連した名称がされており彼女は「東」を担当します。
特殊召喚しているとサーチ、移動してもサーチ
①:自分メインフェイズに発動できる。
このカードを正面の自分のメインモンスターゾーンに特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は
「ヴァリアンツ」モンスターしか特殊召喚できない(EXデッキからの特殊召喚は除く)。
ペンデュラム効果は1ターンに1度、
正面のメインモンスターゾーンに特殊召喚できるというものです。
下級のヴァリアンツが共通で持つ効果であり
そのままの状態であれば両端のモンスターゾーンに1体ずつ特殊召喚が可能です。
制約として特殊召喚したターンは
EXデッキ以外からはヴァリアンツしか特殊召喚出来なくなります。
逆に言えばEXデッキからの特殊召喚は問題なく
ヘビーメタルフォーゼ・エレクトラムや軌跡の魔術師のリンク召喚には繋げられます。
①:このカードが特殊召喚されている場合、自分メインフェイズに発動できる。
デッキから「ヴァリアンツ」魔法カード1枚を手札に加える。
モンスター効果の①は特殊召喚されている場合に1ターンに1度、
デッキからヴァリアンツ魔法カードを手札に加えるサーチ効果です。
現状判明している魔法カードはVV-真羅万象とVV-百識公国の
フィールド魔法2種類でありこのどちらかをサーチする事になります。
フィールド魔法は上級、最上級のヴァリアンツを特殊召喚する条件の1つであり
それらの展開の補助としても機能します。
②:モンスターゾーンのこのカードが他のモンスターゾーンに移動した場合に発動できる。
デッキから「ヴァリアンツの巫女-東雲」以外の「ヴァリアンツ」モンスター1体を手札に加える。
②のモンスター効果は1ターンに1度、
モンスターゾーンから他のモンスターゾーンに移動した場合に
同名カード以外のヴァリアンツ1体を手札に加えるサーチ効果です。
シンプルに便利なサーチであり各種ヴァリアンツの共通効果で
そのまま特殊召喚に繋げられます。
2つのモンスター効果がどちらもシンプルに便利なサーチであり
【ヴァリアンツ】におけるアドバンテージ源としてお世話になる存在です。
特に②のモンスター効果の発動はそのまま他のヴァリアンツの特殊召喚に繋がりやすいので
ヴァリアンツの忍者-南月やヴァリアンツB-バロンの効果で移動させる
有力な候補となってくるでしょう。
実際このカードのサーチ効果を活用しようとする場合、
「モンスターを移動させる手段」が足りないと感じるケースは多いと思います。
そういう場合はポジション・チェンジあたりも採用するといいと思います。